-
Windows向けデータ復旧
- Data Recovery Wizard Free購入ダウンロード
- Data Recovery Wizard Pro 購入ダウンロード
- Data Recovery Wizard WinPE購入ダウンロード
- Partition Recovery購入ダウンロード
- Email Recovery Wizard購入ダウンロード
- おまかせデータ復旧サービス
概要:
この記事では、データの損失なしでMBRをGPTに、またはGPTをMBRに変換する4つの方法をご紹介します。EaseUS製パーティション管理ツール、Diskpartユーティリティ、およびその他の2つの方法を使用すると、MBRとGPTの相互変換を完了できます。
※:Microsoftによると、Windows 10 のサポートは 2025年10月14日 をもって終了しました。この日以降、Windows 10 はセキュリティ更新プログラム、バグ修正、技術サポートを受けることができなくなります。今後もデータとプライバシーを保護するためにアップデートやサポートを受け続けたい場合は、ディスクをMBRからGPTに変換し、PCをWindows 11へアップグレードすることをおすすめします。
MBRをGPTにデータを失わずに変換できますか?はい、可能です。MBR(マスターブートレコード)からGPT(GUIDパーティションテーブル)への変換は、Windows 10やWindows 11で、事前にバックアップを作成することで、データを失うことなく行うことができます。使用できるツールとしては、MBR2GPT.exe、DiskPart、PowerShell、ディスクの管理、そしてMBRからGPTへの変換ツールなどがあります。どのツールを使えばよいのか、お悩みではありませんか?以下のガイドを参考に、あなたに最適なツールを見つけましょう:
MBRからGPT、またはGPTからMBRにディスクをスムーズに変換したい場合は、EaseUS Partition Master のような、安全性の高いサードパーティ製の変換ソフトを使用するのが最適です。
Windowsのツールを使いたい場合は、MBR2GPT.exe、DiskPart/PowerShell、ディスクの管理を使ってMBRとGPTの変換を実行することができます。ただし、これらの方法ではいずれもパーティションの削除が必要となります。
データを失わずにMBRをGPTに変換する方法については、以下のチュートリアルをご覧ください。3〜4分ほど読むだけで、この作業を最適な方法で完了するための知識が得られます。
MBRとGPTについて詳しく知らなくても、次のような状況に遭遇したことがあるかもしれません。たとえば、容量が4TBのハードディスクを使っているのに、実際に使用できるのは2TBだけ。なぜ4TBのハードディスクが2TBしか表示されないのでしょうか?それは、MBR形式が最大で2TBまでのボリュームサイズと、最大4GBのファイルサイズにしか対応していないためです。一方で、GPTディスクにはこのような制限がありません。以下の表をご覧いただくと、MBRとGPTの違いが一目でわかります。
| 項目 | MBR | GPT |
| 最大パーティション容量 | 2TB | 9.4ZB(1ZB=1兆TB) |
| 最大パーティション数 |
|
最大128個のプライマリパーティション |
| 対応ファームウェアインターフェース | BIOS | UEFI |
| 対応オペレーティングシステム | Windows 7、Windows XP 32ビット、Windows 95/98、Windows 2000、Windows 2003 32ビット | Windows 11以降、Windows 10 64ビット、Windows 8/8.1 64ビット |
MBR(マスターブートレコード)からGPT(GUIDパーティションテーブル)への変換には、特に現代のコンピューティング環境において多くの利点があります。以下は、MBRからGPTへの変換を検討する主な理由です:
なぜGPTがMBRよりも優れているのかを理解したところで、次はデータを失わずにMBRをGPTに変換する方法を見ていきましょう。
Windows初心者の方にも最適な、使いやすいディスク変換ツール「EaseUS Partition Master」は、MBRからGPTへの変換をデータ損失なしで実行したいというニーズにぴったりです。MBRからGPTへの変換はもちろん、GPTからMBRへの変換も、ディスク上のボリュームを削除せずに行うことができます。
あなたがパソコン初心者でも上級者でも、このツールを使えばWindows 11/10/8/7でパーティションスタイルを簡単に変更することができます。
データを失わずにMBRをGPTに変更する方法
ステップ1. EaseUS Partition Master を起動し、サイドメニューから「ディスクコンバーター」を選択します。「MBR=>GPT」を選び、「次へ」をクリックします。

ステップ2. GPTに変換したいディスクを選択し、「変換」ボタンをクリックします。

ステップ3. 「変換」ボタンをクリックすると、GPTディスクからMBRへの変換が始まります。

ステップ4. 変換が正常に完了すると、「変換に成功しました」と表示されます。

ご注意:変換したいディスクがシステムディスクの場合は、パソコンのマザーボードがUEFIブートモードに対応していることを必ず確認してください。MBRはBIOS、GPTはUEFIを必要とするため、この点には注意が必要です。EaseUS Partition Masterでは、変換後に適切なブートモードへの変更方法も案内されます。
ソフトウェアを使わずにMBRをGPTに変換したい方は、MBR2GPT.exe、DiskPart、またはディスクの管理を利用する方法もあります。いずれの場合も、変換前に必ず重要なファイルをバックアップし、変換後にデータを復元できるようにしておくことを強くおすすめします。
特にディスクに大量のデータがある場合は、信頼性の高い無料のバックアップソフトを使って効率よくデータを保存しておくことを推奨します。
Windowsのコマンドプロンプトを使ってMBRからGPTにディスクを変換するには、Windows標準ツールの「MBR2GPT.exe」を使用することができます。このツールの特長は、変換中にディスク上のファイルを削除しないため、データを保持したまま変換できる点です。
⭐注目ポイント:このコマンドライン変換ツール「MBR2GPT.exe」は、Windows 10 バージョン 1703 以降でのみ利用可能です。また、コマンド操作を行う際は、誤操作を防ぐためにも十分注意して実行してください。
ステップ1:[スタート]ボタンをクリック > [電源]ボタンをクリック > Shiftキーを押しながら[再起動]をクリックして、「詳細スタートアップ」画面を開きます。
ステップ2:「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「コマンドプロンプト」の順に進みます。
ステップ3:コマンドプロンプトが起動したら、以下のコマンドを順番に入力し、それぞれの行の入力後に Enter キーを押してください。
mbr2gpt /validate
mbr2gpt /convert

MBR2GPTツールは、本来 Windows PE(Windowsプレインストール環境)でのコマンドプロンプトから実行されるように設計されていますが、/allowFullOS オプションを使うことで、Windows 10 の通常のOS環境からでも実行することが可能です。
ステップ1:Windows 10で[コマンドプロンプト(管理者)]を起動します。
ステップ2:以下のコマンドを入力し、それぞれの行のあとに Enter キーを押してください。
mbr2gpt /validate /allowFullOS
mbr2gpt /convert /allowFullOS
MBR2GPT.EXE の詳細については、Microsoftの関連ドキュメントをご確認ください。
DiskPartツールを使えば、CMD上でMBRをGPTに変換することができます。ただし、ディスクをGPTに変換する際、DiskPartはハードドライブ上のすべてのファイルとフォルダを削除します。そのため、必ず事前に重要なファイルをすべてバックアップしてください。以下の手順に従って、CMDでDiskPartを使用してMBRをGPTに変換してみましょう。
ステップ1:「検索」ボックスに「CMD」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選びます。CMDが利用できない場合は、代わりにPowerShellでも実行可能です。
ステップ2:コマンドプロンプトが開いたら、「diskpart」と入力してEnterキーを押します。
ステップ3:「list disk」と入力してEnterを押します。(GPTに変換したいディスクの番号をメモしておいてください)
ステップ4:「select disk X」と入力し、Enterを押します。(Xは該当するディスク番号に置き換えてください)
ステップ5:「clean」と入力してEnterを押します。このコマンドにより、ハードドライブ上のすべてのファイルとパーティションが削除されるため、事前に大切なデータはすべてバックアップしておいてください。
ステップ6:「convert gpt」と入力し、Enterを押します。

この方法は、パソコン初心者の方にはおすすめできません。DiskPartで誤ってパーティションを削除(clean)してしまった場合でも、「DiskPart clean」の操作を元に戻してデータを復元できる可能性があります。
CMDを使う方法と同様に、「ディスクの管理」を使ってMBRディスクをGPTに変換する場合も、すべてのパーティションを削除する必要があります。MBRからGPT、あるいはGPTからMBRに変換する前に、必ずディスク全体をバックアップしておいてください。
そのうえで、以下の手順にしたがって、元のMBRディスクをGPTに変更してください。
ステップ1:「PC」を右クリックし、「管理」を選択して「ディスクの管理」に進みます。もしくは、タスクバーのWindowsアイコンを右クリックし、「ディスクの管理」をクリックして開きます。
ステップ2:対象のMBRディスク上にあるボリュームを右クリックし、「ボリュームの削除」を選択します。
ステップ3:ステップ2を繰り返し、すべての既存パーティションを削除します。
ステップ4:ディスクが未割り当て領域として表示されるようになったら、そのディスクを右クリックし、「GPTディスクに変換」を選択します。

システム ディスク(MBR)がGPTパーティション スタイルに変換されたら、お使いのPCでUEFIモードを有効にしてOSをこのGPTディスクから起動できるようにする必要があります。
ステップ1.PCを再起動し、「F2」/「F8」/「F12」/「Del」キーを押してBIOSブート メニューに入ります。
ステップ2.「起動」オプションを見つけて、UEFIモードを有効にします。
ステップ3.GPTディスクをブート優先順位リストの先頭に配置します。
ステップ4.BIOSの設定を保存して終了し、GPTディスクからPCを再起動します。

このガイドを読めば、4つの方法の中でEaseUS Partition Masterを使うのが、データを失わずにMBRをGPTに変換する最も簡単な方法であることが分かります。このツールを使えば、パーティションを削除することなく、MBRからGPT、またはGPTからMBRへの変換を直接行うことができます。
「ディスクの管理」や「DiskPart」を使ってMBRをGPTに変換したい場合は、事前にディスクのバックアップを取ることを忘れないでください。また、MBR2GPT.exeを使用する場合は、Microsoftの要件を満たしていることを確認してください。要件を満たしていないと、変換処理が実行されず、エラーが発生します。
1. MBRとGPTの違いは何ですか?
MBR(マスターブートレコード)は古いパーティションスタイルで、2TBまでのディスク領域と最大4つのプライマリパーティションしかサポートできません。一方、GPT(GUIDパーティションテーブル)は、容量が非常に大きなディスク(最大9.4ZB)に対応し、128個以上のプライマリパーティションをサポートする最新の形式です。GPTはUEFIと連携して高速起動やセキュリティ機能の向上を提供します。
2. データを失わずにMBRをGPTに変換するにはどうすれば良いですか?
EaseUS Partition Master のようなサードパーティ製の変換ツールを使用するのが最も簡単で安全な方法です。パーティションを削除する必要がなく、初心者でも数クリックでMBR→GPT変換が可能です。
3. Windows標準ツールでデータを残したままMBRをGPTに変換できますか?
はい、Windows 10/11では、MBR2GPT.exe というコマンドラインツールを使うことで、データを削除せずにシステムディスクをGPTに変換できます。ただし、事前にディスクの構成がMicrosoftの要件を満たしている必要があります。コマンドの使用には注意が必要です。
4. MBRをGPTに変換した後、パソコンは正常に起動しますか?
システムディスクをGPTに変換した場合は、変換後にUEFIブートモードに切り替える必要があります。BIOSセットアップ画面に入り、ブートモードを「Legacy」から「UEFI」に切り替えることで、正しく起動するようになります。
高機能なディスク管理
Partition Master Professional
一番使いやすいディスク管理ソフトで、素人でもディスク/ パーティションを自由に変更できます!