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ハードディスクのエラーをチェックする方法【Windows 10/11】

アキラ
更新者:アキラ 2024/09/24
   
ishi
執筆者:ishi
   

概要:

この記事では、Windows 10/11で不良セクタや不適切なシャットダウン操作、マルウェア、クラッシュ、物理的な損害などによって引き起こされるハードディスクのエラーや外付けHDDの不具合などをチェックする方法を五つ紹介しています。

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不良セクタや不適切なシャットダウン操作、マルウェア、クラッシュ、物理的な損害などによって、時にはお使いのWindows10コンピュータでハードディスクドライブや接続した外付けHDDからエラーの報告を受けることがあります。その場合、不良セクターやエラーを修正する有効な解決法を五つご紹介します。

  1. Windows セキュリティとメンテナンス
  2. Windows プロパティ
  3. コマンドCHKDSK
  4.  

以下のハードドライブのエラーをチェックする方法はスキャン作業を実行するから、管理者としてログインする権限が必要です。

方法1.セキュリティとメンテナンスでドライブの状態を確認

ステップ1. 「コントロールパネル」>「セキュリティとメンテナンス」>「メンテナンス」>「ドライブの状態」をチェックします。

ステップ2.  以下のように、「すべてのドライブが正しく動作しています」と表示されたら特に問題なさそうです。もし何か問題が見つかった場合、PCから「ドライブをスキャンする」と請求されます。

Windows 10でディスクエラーをチェックする方法1

方法2.プロパティのドライブツールでエラーをチェック

ステップ1.  Windows 11で「スタート」を右クリックし、[ファイルエクスプローラー]を選択します。

ステップ2.「このPC」を選択します。スキャンしたいHDD/SSDを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

ステップ3.  [ツール]タブを選択し、「エラーチェック」セクションの下にある[チェック]ボタンをクリックします。

ステップ4. ニーズに応じて、「ドライブをスキャンする」、またエラーが見つかった場合は「ドライブを修復する」を選択できます。

Windows 10でディスクエラーをチェックする方法2

スキャンが完了したら、「詳細の表示」を押すと、chkdskログが表示されます。

方法3.コマンド「CHKDSK」でドライブのエラーをチェック

コマンドプロンプトで、コマンド「CHKDSK :」を入力し、Enterキーを押します。スペースキーで各スイッチを仕切ります。チェックディスクのプロセスによってディスクのエラーをチェックし、それらのエラーを修復することも可能です。

CHKDSKは、ファイルシステムまたファイルシステムのメタデータをチェックし、論理的・物理的なエラーを検出するためのコマンドです。パラメータなしでCHKDSKコマンドを実行すると、対象ボリュームの状態が表示されますが、エラーは修正できません。それに対して、/f、/r、/xなどのパラメータとともに使用すると、ディスクボリューム内のエラーを修正可能です。

強力なCHKDSKで、Windows 11/10でディスクのエラーをスキャンして修復する操作手順は、以下の通りです:

ステップ1. Windows 10の検索ボックスに「cmd」と入力し、管理者として実行することを選択します。

ステップ2. コマンドプロンプトが起動したら、コマンドchkdsk C: /f /r /xを入力します。

🔻注意:対象のディスクドライブがCドライブでない場合は、C:の代わりに他の対象ボリュームのドライブレターに置き換えてください。

📖CHKDSKパラメータについてのご説明:

  • chkdsk /f:ディスクのエラーを修正します。ディスクはロックされている必要があります。chkdskがドライブをロックできない場合、コンピュータを次回再起動するときにドライブをチェックするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
  • chkdsk /r:不良セクタを特定し、読み取り可能な情報を回復します。ディスクはロックされている必要があります。/rには、物理ディスクエラーの追加の分析を含む/fの機能が含まれています。
  • chkdsk /x:必要に応じてボリュームを最初にアンマウントします。ドライブへのすべてのオープンハンドルが無効になります。/xには/fの機能も含まれます。

chkdskコマンド[chkdsk C: /f /r /x]を使用することで、エラーをチェックし、Cドライブをスキャンし、エラーが見つかった場合はファイルシステムの破損と不良セクタを修復することができます。

方法4.PowerShellで「Repair-Volume」を利用

PowerShellを開き、利用できるコマンド「Repair-Volume」のオプションが4つあります。
ステップ1. ドライブをスキャン・修復:PowerShellで「Repair-Volume -DriveLetter」を入力し、 Enterキーを押します。

ステップ2. ドライブでOfflineScanAndFixを実行:PowerShellで「Repair-Volume -DriveLetter -OfflineScanAndFix」を入力し、 Enterキーを押します。

ステップ3. ドライブをクイックスキャン:PowerShellで「Repair-Volume -DriveLetter -Scan」を入力し、 Enterキーを押します。

ステップ4. ドライブでSpotFixを実行:PowerShellで「Repair-Volume -DriveLetter -SpotFix」を入力し、 Enterキーを押します。

方法5.無料ソフトでドライブのエラーをチェック

EaseUS Partition Masterは、Windows10/11の環境でハードディスク/パーティションの不良セクタ、ファイルシステムエラー、および他のディスクエラーを検出し修正できます。

操作手順は以下のようになります。

ステップ1. EaseUS Partition Masterを起動し、ディスク/パーティションを右クリックし「ファイルシステムを確認する」を選択します。

EaseUS Partition Masterで5.ドライブのエラーをチェックする方法

  •   ファイルシステムエラーをチェックするため、「パーティションのプロパティをチェックする」にチェックを入れます。
  • 「WindowsのChkdsk.exeを使用して検出したエラーを修正する」:検出されたエラーを修正します。
  • 「サーフェーステスト」:セクターエラーのあるディスクやパーティションの検出を行います。テストが完了した後、レポートが生成されます。

ステップ2. 「OK」を押したら、エラーチェックが実行されます。

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まとめ

今回は、Windows 11/10でディスクをチェックする5つの方法をまとめました。ディスクをチェックする必要があるときには、コマンドCHKDSKを使用することで実現できます。このWindowsのユーティリティは、ハードディスクの整合性をチェックし、さまざまなファイルシステムエラーを修復することができます。また、パソコンに詳しくない方に向けて、CHKDSKの代わりに、ハードドライブのエラーを自動的にスキャンおよび修復することができるディスクチェックツールを紹介しました。

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