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Windows 11で削除されたパーティションを復元する方法

さわこ
更新者:さわこ 2025/05/22
   

概要:

Windows 11で削除してしまったパーティションを復元するにはどうすればいいのでしょうか?この記事では、Windows 11上で削除されたパーティションを元に戻すための4つの方法をご紹介します。

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Windows 11で削除されたパーティションは復元できますか?はい、Windows 11でも削除されたパーティションを復元することは可能です。

パーティションを削除すると、その領域はエクスプローラー上で「見えなくなる」だけで、実際にはデータそのものがすぐにハードディスクから消えてしまうわけではありません。削除されたパーティション内のデータは、一時的に「上書き可能な空き領域」としてマークされます。

EaseUSでは、Windows 11で削除されたパーティション領域を復元し、データ損失を防ぐための4つの方法をご紹介しています。

Windows 11で削除されたパーティションを復元する方法

このセクションでは、Windows 11で削除されたパーティションを復元するための4つの方法について、順を追って分かりやすく解説します。以下の手順を参考にしてください。

方法1.Windows 11で削除されたパーティションを復元する

Windows 11で誤って削除してしまったハードディスクのパーティションを復元するにはどうすればよいでしょうか?最も簡単で効果的な方法のひとつが、EaseUS Partition Master を使うことです。このソフトは、削除されたパーティションをワンクリックで復元でき、かつデータを失う心配がありません。さらに、専門的な知識が不要なため、初心者でも安心して操作できます。再削除の原因がわからなくても問題なし。

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まずはEaseUS Partition Masterをダウンロードして、以下の手順に従い、Windows 11で削除されたパーティションを復元してみましょう。

ステップ1:EaseUS Partition Master を起動し、「パーティション復元」をクリックします。失われたパーティションがある対象ディスクを選択し、「新しいスキャ」をクリックします。

パーティション復元1

ステップ2:ソフトが「クイックスキャン」および「フルスキャン」を実行するまで、しばらく待ちます。スキャン後、削除されたパーティションは「状態」欄に「紛失」として表示されます。そのパーティションを選択して「復元」をクリックします。

パーティション復元2

また、探しているパーティションをダブルクリックすると、中のファイル内容をプレビュー表示できます。内容を確認して「OK」をクリックすると選択が確定します。

パーティション復元3

ステップ3:復元プロセスが完了するまで少し待ち、「完了」をクリックして作業を終了します。

パーティション復元4

EaseUS Partition Masterは、プロ仕様のディスク管理ソフトとして、次のような機能を提供しています。未割り当ての領域から新しいパーティションを作成したり、既存のパーティションを削除、結合、分割することが可能です。

方法2.新しいドライブ文字(ドライブレター)を割り当てる

削除されたパーティションをディスク管理に再表示させるためには、新しいドライブ文字を割り当てる方法があります。ここでは、その方法を試すための2つの手順をご紹介します。

ガイド1:EaseUS Partition Master を使用する

Windows 11で削除または消失したパーティションにドライブレターを割り当てすることで、パーティションを復元できる可能性があります。ただし、この方法は「ドライブ文字やパーティション名が消えてしまったこと」が原因でパーティションが見えなくなっている場合にのみ有効です。このようなケースでは、EaseUS Partition Master が復元の手助けをしてくれます。

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ドライブレターを変更

ガイド2:コマンドプロンプトを使う方法

コマンドプロンプトを使って、新しいドライブ文字(ドライブレター)を割り当てることもできます。以下の手順に従ってください:

ステップ1:Windows 11のディスクの管理で、失われたパーティションを見つけます。(削除されたパーティションは「未割り当て」と表示されます)。ディスクの管理を開き、削除されたパーティションを見つけて、そのサイズを確認して覚えておきます。

ステップ2:Windows 11の検索ボックスに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。

ステップ3:コマンドプロンプト(CMD)で、以下のコマンドを1行ずつ入力し、各行の後にEnterキーを押して実行します:

  • diskpart
  • list disk
  • select disk 0  (0 は、パーティションが失われたディスクの番号を表します)
  • list volume
  • select volume 1 (1 は、失われたパーティションの番号を表します)
  • assign letter=f (f はドライブ文字で、他のアルファベットに置き換えることもできます)

cmdを使用してドライブ文字を割り当てる

方法3.TestDiskを使う

TestDiskを使って削除されたパーティションを復元することができます。TestDiskは無料のデータ復旧ツールで、削除されたパーティションの復元に利用できます。ただし、GUI(画面上の操作画面)がなく、パソコンに詳しくない人にとっては、操作が難しく、間違えると危険を伴う作業です。

ステップ1:TestDiskをインストールして起動する

TestDiskを起動したら、まず [Create](作成)を選択します。次に、パーティションが失われているディスクを選びます。続いて、パーティションテーブルのタイプを選択し、[Analyze](解析)を選びます。次の画面では、そのまま [Quick Search](簡易検索)を選択して進めてください。

ステップ2:パーティションの検索

解析(スキャン)処理が完了するまで待ちます。途中でTestDiskがいくつかの警告を表示することがありますが、「Continue(続ける)」を選んでそのまま進めて大丈夫です。すると、スキャン結果が表示され、現在存在するパーティションと失われたパーティションの一覧が表示されます。

ステップ3:削除されたパーティションを見つける

表示されているパーティションの「開始位置」と「終了位置」を確認して、失われたパーティションかどうかを判断できます。また、パーティションを選択し、「p」キーを押すと、そのパーティション内のファイル一覧をチェックできます。この方法で、そのパーティションが復元したいものであるかを確認できます。

ステップ4:削除されたパーティションを復元する

すべてのパーティションが正しく表示され、データも問題なければ、Enterキーを押して次に進みます。次に「Write(書き込み)」を選択して、パーティション構造を保存します。これにより、失われたパーティションがすぐに復元されます。

その後、Windowsの「ディスクの管理」ツールを開き、そのパーティションにドライブ文字(例:DやEなど)を割り当ててください。

これで、復元したパーティションを通常通り使えるようになります。

方法4.システムの復元を使う

「システムの復元」は、Windows 11 / 10 に標準で搭載されている機能で、現在のコンピューターの状態(システムの構成や設定など)のスナップショットを「復元ポイント」として保存できます。

誤って削除してしまったパーティションを復元したい場合、この「システムの復元」機能を使って、以前の状態に戻すことで復元できる可能性があります。

ただし、この方法を実行するとシステム全体が以前の状態に戻るため、それ以降に行った設定やファイルの変更・保存内容が失われる可能性がある点に注意が必要です。

ステップ1:Windows 11 の検索バーに「復元ポイントの作成」と入力し、表示された「復元ポイントの作成」をクリックします。

ステップ2:「システムのプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「システムの復元」をクリックします。その後、画面の指示に従って「次へ」をクリックして進みます。

システムの復元

ステップ3:次の画面で、パーティションを削除する前の復元ポイントを選択し、「次へ」をクリックします。

ステップ4:復元対象のディスクを確認し、「次へ」をクリックします。

ステップ5:「影響を受けるプログラムの検出」というリンクをクリックすると、復元後に削除されるアプリケーションなどの詳細を確認できます。問題がなければ、「完了」をクリックして処理を終了します。

その後、「システムの復元が開始されたら中断できません」という警告ウィンドウが表示されますので、「はい」をクリックし、復元が完了するまで待ちます。

処理が終了すると、以前消えていたパーティションが再び表示され、アクセスできるようになります。

Windows 11でパーティションが消失する原因

パソコン上のパーティションが失われる原因にはさまざまなものがあります。よくある原因の一つは「誤って削除してしまうこと」です。その他にも、以下のような要因でパーティションが消えてしまうことがあります:

  • ハードディスクの破損
  • ウイルス感染
  • マルウェアの影響
  • システムの不適切なシャットダウン
  • 過度の不良セクタ
  • 電源サージ(電圧の急上昇)
  • 誤ったフォーマット操作
  • パーティションテーブルの破損
  • 間違ったパーティション設定など

このような理由から、Windows 11でパーティションが削除されたり、見えなくなったりすることがあります。

まとめ

Windows 11でパーティションを誤って削除してしまっても、心配する必要はありません。失われたパーティションを復元し、データを救出する方法はたくさん存在します。

この記事では、削除されたパーティションを復元するための4つの方法について紹介しています。その中でも特におすすめなのが「EaseUS Partition Master」という強力なパーティション管理ソフトです。このソフトは、削除されたパーティションの復元だけでなく、ディスクの健康状態をチェックする機能も備えており、不良セクタの増加やその他のハードディスクのトラブルによるパーティション消失を未然に防ぐこともできます。

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よくある質問

1. パーティションを削除してしまいました。すぐにやるべきことは何ですか?

削除されたパーティションの上に新たにデータを書き込まないでください。新たな操作をすると、削除されたパーティションのデータが上書きされ、復元できなくなる可能性があります。できるだけ早くパーティション復元用のソフト(例:EaseUS Partition Master、TestDiskなど)を使いましょう。

2. パーティションの復元にはWindows標準機能でも対応できますか?

はい、一部の場合は可能です。たとえば「システムの復元」機能を使って、パーティションが削除される前の状態に戻すことで復元できることがあります。ただし、システム全体が以前の状態に戻るため、ほかの変更内容やデータが消える可能性があります。ご注意ください。

3. 削除されたパーティションに含まれていたデータは復元できますか?

多くの場合、削除後すぐであれば、パーティションと共にデータも復元可能です。ただし、削除後に他の操作をしていると、データが破損したり、上書きされたりする可能性があります。データの復旧率を上げるためにも、削除後はすぐに復旧作業を行ってください。

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