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Windows 11でセキュアブートを有効化する方法【図解】

NANA
更新者:NANA 2025/03/14
   
kenji
執筆者:kenji
   

概要:

本文では、分かりやすい図解の形でWindows 11をインストールためにセキュアブートを有効にする方法をお伝えします。

ディスク変換

EaseUS Partition Master ダウンロード

 

Windows 11へのアップグレードを検討しているユーザーにとって、セキュアブートの有効化は必須のステップとなっています。Windows 11は、セキュアブート、UEFIブートモード、GPTディスクスタイル、TPM 2.0などの要件を満たしている必要があります。この記事では、Windows 11のインストールに必要なセキュアブートの有効化方法を詳しく解説します。

今回は、最後の1つであるセキュアブートに焦点を当て、Windows 11をインストールためにセキュアブートを有効にする方法をお伝えします。

セキュアブート(Secure Boot)とは

セキュアブートは、UEFI起動に基づくコンピューターのセキュリティ機能で、起動時に信頼できるソフトウェアコンポーネントのみが使用されるように設計されています。これにより、マルウェアやルートキットなどの悪意あるソフトウェアが起動プロセスに介入するのを防ぎ、システムの安全性を高めることができます。Windows 11では、セキュアブートの有効化が必須とされています。

Windows 11でセキュアブート(Secure Boot)を有効にする方法

コンピュータの専門家でなくても安心してください!初心者でも分かるステップバイステップのガイドに従って、自分一人で試してみましょう。しかし、一つ覚えておいてほしいのは、セキュアブート機能をオンにする前に、ブートモードをUEFIに変更したことを確認する必要があるということです。もし方法が分からない、またはコンピュータのブートモードを確認する方法が分からない場合は、このページを参照してください。UEFIとBIOS:確認の方法と違い完全解説

ステップ1.Windowsのスタートボタンを右クリックし、検索バーに 「advanced」 と入力します。表示された 「高度なシステム設定」 をクリックします。

スタートオプション

ステップ2.「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、 「すぐ再起動する」 をクリックします。

セキュアブートを有効にする方法-2
ステップ3.オプションの選択から「トラブルシューティング」をクリックします。

セキュアブートを有効にする方法-3
ステップ4.そして「詳細オプション」「UEFIファームウェアの設定」をクリックします。

セキュアブートを有効にする方法-4

セキュアブートを有効にする方法-5
ステップ5.「再起動」をクリックします。

セキュアブートを有効にする方法-6
ステップ6.パソコンが再起動し、BIOSまたはUEFIに入ります。もし成功していないなら、パソコンを再起動し、「F2」または「Del.」を連打して入ります。
ステップ7.例としてBIOSとASUSのパソコンの設定画面を説明します。

BIOS:「Security」を選択し、下にある画面に入り、図のとおりに選びます。

セキュアブートを有効にする方法-7
ASUS:「Advaced Mode」をクリックし、「起動」メニューで「起動/セキュアブートメニュー」から「セキュアブートの状態」「有効」にします。

セキュアブートを有効にする方法-8

セキュアブートを有効にする方法-9

ヒント:一部のパソコンのセキュアブート状態は「CMS」メニューで確認できます。

おまけ:MBRからGPTへの変換方法

Windows 11の要件の1つは、コンピュータの起動モードがUEFIであることであることはご存じだと思いが、この要件は、Windows 11はディスクスタイルをGPTにする必要があります。それは、UEFIブートモードがGPTディスクスタイルを必要とするからです。もしあなたのディスクがMBRなら、EaseUS Partition Masterを適用して、データを失うことなくディスクスタイルを変換することができます。

EaseUS Partition Masterは、ユーザーがコンピュータのパーティションをより簡単に、より便利に管理できるように設計されています。もしあなたが十分なコンピュータの知識を持っておらず、同時にディスクデータを管理したい場合は、このツールを選択してMBRからGPTに変換することが最良の選択です。

このツールをダウンロードし、以下のガイドに従って、MBRをGPTに変換することができます。

ディスク変換

EaseUS Partition Master ダウンロード

ステップ1. EaseUS Partition Master を実行します。ディスクコンバーターで「MBRをGPTに変換」を選択し、「次」をクリックします。

MBRディスクからGPTディスクに変換2

ステップ2. 変換したいディスクを選択し、「変換」をクリックします。

MBRディスクからGPTディスクに変換2

ステップ3. 「変換」ボタンをクリックすると、ディスクはMBRからGPTに変換し始まります。

MBRディスクからGPTディスクに変換3

ステップ4. 変換に成功しました!

MBRディスクからGPTディスクに変換4

もっと知りたい:セキュアブートはパフォーマンスに影響するか?

セキュアブートを有効化しても、コンピュータのパフォーマンスに影響はありません。セキュアブートは主にセキュリティ機能を強化するためのものであり、システムの動作速度を低下させるものではありません。むしろ、マルウェアやウイルスの攻撃からシステムを保護する役割を果たします。

まとめ

Windows 11へのアップグレードには、セキュアブートの有効化が必須です。この記事では、Windows 11のインストールに必要なセキュアブートの有効化方法を詳しく解説しました。ステップバイステップのガイドに従って、簡単にセキュアブートを有効化することができます。もしあなたのディスクがMBR形式の場合、EaseUS Partition Masterを使用して、データを失うことなくGPTに変換することをお勧めします。

ディスク変換

EaseUS Partition Master ダウンロード

セキュアブート(Secure Boot)を有効にする方法に関するFAQ

Q1. セキュアブートとは何ですか?

セキュアブートは、UEFI起動に基づくコンピューターのセキュリティ機能で、起動時に信頼できるソフトウェアコンポーネントのみが使用されるように設計されています。これにより、マルウェアやルートキットなどの悪意あるソフトウェアが起動プロセスに介入するのを防ぎます。

Q2. Windows 11をインストールするにはセキュアブートの有効化が必要ですか?

はい、Windows 11のインストールにはセキュアブートの有効化が必須です。これは、システムのセキュリティを強化するためのマイクロソフトの要件です。

Q3. セキュアブートを有効化する方法を教えてください。

  • Windowsのスタートボタンを右クリックし、 「高度なシステム設定」 を選択します。
  • 「すぐ再起動する」をクリックし、UEFI設定画面に入ります。
  • BIOSまたはUEFI設定画面で、「Security」タブまたは「Boot」タブの「Secure Boot」を「Enabled」に設定します。

Q4. セキュアブートを有効化するとパフォーマンスに影響がありますか?

いいえ、セキュアブートを有効化してもパフォーマンスに影響はありません。むしろ、システムのセキュリティが向上します。

Q5. MBRディスクをGPTに変換する方法を教えてください。

EaseUS Partition Masterを使用すると、データを失うことなくMBRディスクをGPTに変換できます。ソフトウェアをダウンロードし、変換ウィザードに従って操作してください。

EaseUS Partition Master Free の詳細については>>

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