Windows 10でファイルの種類を変更する方法

ファイル種類とは？ファイル種類を変更できるの？

ファイルの種類を確認するには、対象のファイルを右クリックして「プロパティ」を選択します。すると、表示されるウィンドウの中に「ファイルの種類」が記載されています。ファイルの拡張子（たとえば .doc、.xlsx、.pptx など）は、ファイル名の末尾に表示されるもので、これによってファイルの種類が定義されています。

拡張子によって、ファイルを開くためのプログラムも決定されます。例えば、特に設定を変更していない場合、Windowsでは .xls や .xlsx ファイルは自動的に Microsoft Excel で開かれるようになっています。

では、ファイルの種類を変更することは可能なのでしょうか？実際には、Windowsの「名前の変更」機能を使用することで、ファイルの種類（拡張子）を変更することができます。この方法は非常に簡単ですが、必ずしも変更できるとは限りません。拡張子を手動で変更した場合、変更後のファイルが正しく開かなくなることがよくあります。

そこで、本文ではWindows 10で簡単にファイルの種類を変更するための2つの方法をご紹介します。

エクスプローラーでファイル種類を変更する

1. ファイルの拡張子を表示する

ステップ1.ファイルエクスプローラーを開き、「表示」タブで「オプション」をクリックします。

ステップ2.「表示」タブで「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを取り外して、「適用」します。

2. 「名前の変更」でファイル種類を変更する

ファイルの種類は実際にファイルの拡張子によって定義されています。上記のステップを参照して操作すると、各ファイルの拡張子はすべて表示されるようになりますので、ファイルの変更オプションで簡単にその拡張子を変更することができるようになります。

ステップ1. 変更したいファイルを右クリックし、「名前を変更」を選択します。拡張子を入力してEnterキーを押します。

ステップ2. すると、「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります」というメッセージが表示されます。「OK」をクリックして変更を完了します。

ご注意：ファイルの種類（拡張子）を変更した後、ファイルを開かない場合、その拡張子を元に戻せばよいのです。

📖【関連記事】Windows 10/11でファイル拡張子を一括で変更する方法

オンラインツールでファイル種類を変更する

ファイルの種類を変更する場合、オンラインツールや専用ソフトを活用することで、より効率的かつ簡単に作業を進めることができます。以下では、2つのおすすめツールを使った方法をご紹介します。

オンライン変更ツール

cloudconvertは、さまざまなファイル形式を相互に変換することができる無料のオンラインサービスです。ドキュメント、画像、音声、動画など、幅広い形式に対応しています。

オンラインでファイル種類を変更するツールの例として、cloudconvert.comを皆さんに紹介します。

ファイルシステムの確認・修復

ファイルの種類を変更しようとした際に、「ファイルの種類を変更できません」というエラーが発生することがあります。この問題は、不明なディスクパーティションエラーやファイルシステムの不具合に関連している場合があります。こうした状況を解決するためには、無料のパーティション管理ツールである EaseUS Partition Masteを活用するのがおすすめです。

このソフトには「ファイルシステムの確認」機能が搭載されており、ディスク上のエラーをチェックおよび修復することが可能です。これにより、ファイルの種類変更のプロセスをスムーズに進めることができます。

🔎EaseUS Partition Masterの主な機能

• パーティション管理：作成、削除、サイズ変更、結合、フォーマットなど、多彩なディスク管理が可能
• ディスククローン：古いハードドライブを新しいものに交換する際に、OSやすべてのデータを簡単に移行
• エラーチェック：ディスクエラーやファイルシステムの問題を検出・修復

それでは、EaseUS Partition Masterをダウンロードし、以下の手順に従ってファイルシステムを確認してみませんか。

ステップ1.EaseUS Partition Masterを開き、問題が発生したディスクをクリックして、右にある「ファイルシステムをチェック」をクリックします。

ステップ2.パーティションをチェックするウィンドウで「エラーが見つかったら修正する」をオンにして「開始」をクリックします。

ステップ3.ソフトは自動的に選択したディスクドライブをチェックします。チェックのプロセスが終わったら「完了」をクリックします。

CMDで複数のファイルの種類を一括に変更する

ファイルの種類（拡張子）は、Windowsの「名前の変更」オプションを使えば簡単に変更できますが、大量のファイルを一つずつ手作業で変更するのは非常に手間がかかります。では、複数のファイルの種類を一括で変更する方法はないのでしょうか？

一部のユーザーが、CMD（コマンドプロンプト） を使用してファイル拡張子を一括変更する方法について質問しています。確かに、以下のようなコマンドライン（例: ren *.png *.jpg）を使って処理する方法が紹介されている記事もあります。しかし、場合によってはエラーが発生し、期待通りに動作しないこともあるため、慎重に操作を進める必要があります。

それでもCMDを試してみたい方のために、以下に具体的な手順をご紹介します。

ステップ1．拡張子を一括変更したいフォルダに移動します。上部のアドレスバーをクリックします。

ステップ2．アドレスバーに「cmd」を入力してから、Enterキーを押します。

ステップ3．コマンドプロンプト画面が表示されます。コマンド「ren *.XXX *.YYY」を入力し、Enterキーを押します。

🔻「XXX」を変更前の拡張子、「YYY」を変更後の拡張子に書き換えてください。

🔻  アスタリスク「＊」の前に半角スペースがあるのでご注意ください。

まとめ

今回の記事はこの記事では、ファイル種類とは何か、Windows10でファイル種類を変更する二つの方法について説明しました。「名前の変更」でファイルの種類を変更できますが、一部のファイルは破損してしまう可能性があります。その代わりに、オンラインツール「cloudconvert」で変更することがおすすめします。もし、ファイルシステムが分からなければ、専門のディスク管理ソフト「EaseUS Partition Matser」でチェック・修復することができます。さらに、CMDを使って複数のファイル種類を一括で変更する方法もご紹介しました。

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よくある質問

1.ファイルの拡張子を変更するにはどうすればいいですか？

ファイルの拡張子を変更するには、まずエクスプローラーで「表示」タブを開き、「ファイル名拡張子」にチェックを入れて、ファイルの拡張子が表示されるようにします。次に、変更したいファイルを右クリックして「名前の変更」を選び、拡張子を含むファイル名を編集します。最後に、変更を確認するダイアログが表示されたら「はい」をクリックしてください。

2.ファイルタイプの関連付けを変更するにはどうすればよいですか？

特定のファイルタイプを特定のプログラムで開くように設定するには、設定メニューから「アプリ」を選択し、「既定のアプリ」に進みます。ここで「既定のアプリによるファイルタイプの選択」をクリックし、変更したいファイルタイプを探して、使用したいアプリケーションを選択します。

3.ファイルの種類を間違えて変更した場合、元に戻す方法はありますか？

ファイルの拡張子を誤って変更してしまった場合、同じ方法で元の拡張子に戻すことができます。元の拡張子がわからない場合は、ファイルを右クリックして「プロパティ」を選び、元々の拡張子を記載している場合がありますので確認してください。それでもわからない場合は、元のファイルタイプに関連するプログラムで試しに開いてみるのも一つの方法です。

4.すべてのファイルタイプで既定のアプリを一括で変更する方法はありますか？

一括で全てのファイルタイプの既定のアプリを変更する機能はWindows 10にはありません。ファイルタイプごとに個別に既定のアプリを設定する必要があります。

EaseUS Partition Master Free の詳細については>>