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SSDが異常に遅いのはなぜ?|書き込み・読み込みのスピードアップ対策

2019年04月15日に発表

筆者: Tioka

パーティション管理
概要:
SSDが低価格化されている現時点、SSDを導入したユーザーは多いでしょう。SSDを導入することで、パソコンの読み込みや書き込みを速くしたいのは目的なのですが、SSDが導入されても速度が速くなる感じをしていないのはなぜでしょう?本文では、SSDが異常に遅い原因を分析した上、その適切なSSDスピードアップ対策を紹介します。

SSDが異常に遅い実例

ユーザーからの投稿:

「約1か月ほど前にサムスンの850Evo 250GBのSSDを購入しました。

最初はベンチを数回やった程度なんですが1か月たった今、どれくらいの速度なのか気になって
測定したところ。書込み速度が購入当初より極端に落ちています。
その時windos updateがあったり、負荷のかかるようなことはしていません。
2度やっても同じ結果でした

使い方的には普段のwebサーフィンやゲームの録画(Geforceのshadowplayで録画)をしていたくらいです。
1日換算で約40GB書き込んでいました。ですが1日100GBを超えるだとかさすがにそのレベルまではいってないです。
普段のネット使用でも1時間あたり約1GBの書込みが発生していました。

ベンチで速度が落ちていても実際には速度低下を感じることはないのですがやはり気になります。
SSD導入初心者で原因がよく分からないのですが、もうこの数値は回復することはないのでしょうか?
不良品ということは考えられますか?」

参考リンク:https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=19272909/ (価格.com bbs)

上記のように、SSDを導入しても書き込み速度が極端に低下した場合、どうやってスピードアップすればいいですか。本文ではSSDが異常に遅い原因を分析した上、適切なスピードアップ方法を紹介します。

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SSDが異常に遅い原因

一般的には、SSDの設定が間違っている場合、その性能を完全に発揮できません。だから、SSDが異常に遅い場合、チェックしてほしいSSDの設定がいくつかあります。

1.アラインメントが調整不良か?

SSDが異常に遅くなった場合、最もみられる原因はアラインメントの調整不良です。

SSDを複数のパーティションに分けている場合、アラインメントが調整不良の可能性が高いです。アラインメントが調整不良になったら、SSDの書き込み速度は低下されます。

2.Trim機能をオンにされているかどうか?

Trimコマンドとは、SSDの書き込み速度の低下を回避するためのコマンドで、削除の際に生じる未使用領域をSSDコントローラーに対して通知する機能である。こうすることで、次回以降、書き込みの際に未使用領域にする時間が不要となり、書き込みが速くなる。

3.sataケーブルとポートをチェック

ケーブルに破損があると、接触不良などで速度が低下します。

sataにはsata2とsata3という2種類があります。sata3の処理速度は2より倍増しているくらいです。

4.SSDのモードがIDEなのかAHCIなのか?

IDEモードなら、SSDの速度が遅くなります。

5.ドライバーの状態が異常であるか?

一般的には、SSDがPCで正常に動作するためには、ドライバーを正確にインストールする必要があります。

6.不良品のSSDであるか?

不良品のSSDを購入した可能性もあるので、新品SSDですし、下記の対策を試して効用できない場合は、不良品のではないかと思います。

SSDが異常に遅い対策|SSDをスピードアップ

この部分では、上記の原因を踏まえて、SSDが異常に遅い問題に対して、対策を紹介します。

対策1.4Kアラインメント調整

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SSDのアラインメントが調整不良になった場合、4Kアラインメント調整を行うことで、この問題をちゃんと解決できます。無料なパーティション管理ソフト-EaseUS Partition Master Freeを使って、4Kアラインメントを快適に実行可能です。4Kアラインメントによって、SSDの物理セクタとクラスターがピッタリするようになり、SSDの書き込みは4096の倍数になることが可能です。これこそ、SSDの処理速度を大幅に上げることができます。

1.EaseUS Partition Master Freeを運行して、異常に遅いSSDを右クリックして「4Kアライメント」をクリックします。

「4Kアライメント」をクリック

2.画面上部で待機中の操作をチェックすることができます。チェックするには底をクリックします。

待機中の操作をチェック

3.保留中の操作をチェックして、操作の項目は間違いない場合は、「適用」クリックして4kアラインメントを始めます。

4kアラインメント操作を実行させる

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対策2.Trim機能を確認してオンにする

上記が紹介したように、SSDのTrim機能がオンにされている場合、速度が速くなります。それでは、下記のステップに従って、SSDのTrim機能がオンにされているかどうかを確認してください。オフにされている場合、下記のステップを参照して有効にすることもできます。

ステップ1.「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」します。
ステップ2.コマンドプロンプトのウィンドウで「fsutil behavior query disabledeletenotify」を入力します。
ステップ3.NTFS DisableDeleteNotify = xというメッセージが表示されます。(xが0の場合は有効、1の場合は無効になります。)
ステップ4.NTFS DisableDeleteNotify = 1というメッセージが表示されると、SSDのTrim機能をオンにするために、「fsutil behavior set disabledeletenotify 0」を入力します。

SSD Trim機能を有効にする

上記の4ステップで、SSDのTrim状態を確認することが可能で、有効化にすることもできます。

対策3.SATA 3.0に変更する

「SATAポート」にはUSBの受け口と同じく「3.0」と「2.0」が存在します。色で分けることが基本で、赤色の接続規格が「Serial ATA 3.0」で黒色が「Serial ATA 2.0」(端末によって青が3.0、白が2.0の場合もあります)です。なので、もし、SATA2.0の場合は SATA3.0に変更することで速度を大幅に上げることができます。

SATA2.0とSATA3.0ポート

対策4.SSDのモードをAHCIに変更する

IDEモードでSSDの速度が遅いので、もしSSDのモードはまだIDEの場合は、スピードアップのため、AHCIに変更する必要があります。AHCIモードに変更するには、BIOSで設定を変更しなければいけません。

一般的には、BIOSのメニューから「Configuration」 → 「SATA Controller Mode」でモードの選択ができます。

また、近年の新モデルの多くは、BIOSの代わりにUEFIが導入されています。UEFI 設定画面の設計は自由度が高く、キーボードだけでなくマウス操作も可能になりますし、言語選択が可能で基本的に日本語化されてしまいます。入り方はBIOSと同じように、パソコンの起動時にF2またはDELキー(場合によって違う可能性あり)を押します。

biosでSSDのモードを変更する

対策5.SSDのドライバーを再インストールする

前述のように、ドライバーが正確にインストールされないなら、SSDも正確に動作できません。だから、SSDが異常に遅くなった原因は、ドライバー側に不具合があるかもしれません。なので、デバイスマネージャーでSSDのドライバーをアンインストールして、再インストールすることで、この問題が解決されるケースは多くあります。

SSDのドライバーをアンインストールして再インストール

対策6.不良品を交換

不良品のSSDというのは、経年劣化になったSSDだけではなく、新品SSDでも不良品になる可能性もあります。新品SSDの場合、上記の複数方法に従ってもスピードアップできないなら、速めにお店で商品を交換してください。また、長く使ってきたSSDの場合、新しいSSDを交換する必要があります。(SSD交換はデータ紛失の原因となるので、交換する前に、Todo Backup FreeでSSDを予めバックアップしておきましょう!)

終わりに

SSDの処理速度は異常に遅くなったことはよく見られています。上記の内容のように、SSDが遅い原因はたくさんあります。SSDの設定や配置の間違いも速度低下化の原因となりますし、SATAポート、品質不良などやや物理的なものも速度低下の原因となります。それに、SSDが遅い原因を見極めることが難しいので、方法を1つずつ試してみないとどちらの方法が有効になるかも分かりません。そこで、問題を解決するためには、工夫が必要だと思います。