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Windows 11でUEFIブート ローダを修復する方法【完全ガイド】

モンディー
更新者:モンディー 2023/11/24
   

概要:

Windows 11にアップグレードしましたが、UEFIを有効にしてMBRからGPTに変換できなかったらどうすればいいでしょうか。本稿では、データを失うことなくMBRからGPTに変換して、UEFIを有効にするための究極ガイドを提供します。

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UEFIまたはユニファイド エクステンシブル ファームウェア インタフェース(Unified Extensible Firmware Interface)は、ディスク パーティションのエントリを読み取り、Windowsを起動するための拡張されたファームウェアです。つまり、オペレーティング システム(OS)とプラットフォーム ファームウェア間のソフトウェア インターフェイスを定義する仕様です。UEFIは最新の形式のBIOSで、より多くのセキュリティと機能を提供します。Windows UEFIブート ローダは、Windows OSの読み込みとPC上の他のデバイスの初期化を行います。破損したUEFIブート ローダが復元されないと、Windowsは起動できません。
この問題を解決するには、EFIブート ファイルをEFI/Microsoft/Bootディレクトリにコピーする必要があります。この記事では、そうするためのさまざまな方法について説明します。

Diskpartを使用してWindows 11のUEFIブートエラーを修正する

Windowsが起動できないため、高度な回復オプションを使用するしかありません。ブータブルUSBドライブが必要です。このブータブルUSBドライブは別のWindows PCにダウンロードしたWindowsメディア作成ツールによって作成可能です。完了したら、UEFI/BIOSで最初の起動デバイスをUSBドライブとして設定します。
回復環境に入ります。
USBドライブから起動すると、今すぐインストール画面のコンピューターを修復するオプションをクリックします。そしてトラブルシューティング > 詳細オプション > コマンド プロンプトの順に移動します
EFIパーティションを見つけます。
コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。

  • Diskpart
  • list disk
  • select disk 0
  • list volume

EFIパーティションの場所を確認する

ほとんどの場合、EFIパーティションは1つ目のディスクにあるため、select disk 0コマンドを使用します。list volumeコマンドを実行すると、ディスク0上のすべてのボリュームが一覧表示されます。
Windowsエクスプローラーで非表示になっているパーティションを含むすべてのパーティションが一覧表示されます。EFIラベルが付いたボリュームを見つけます。
ドライブ文字をEFIパーティションに割り当てます。
ドライブ文字がないため、EFIパーティションは非表示になっています。それで、EFIパーティション上に操作をさらに実行するには、ドライブ文字を割り当てる必要があります。
以下のコマンドを入力して、ドライブ文字をEFIパーティションに割り当てます。

  • select volume
  • assign letter

EFIパーティションにドライブレターを割り当てる。

まず、ボリューム/パーティションを選択します(EFIパーティションのボリューム番号を0とします)。次に、まだ使われていないドライブ文字を割り当てます。QやRなどのランダムな数字、またはリストに含まれないものを選択したほうがいいです。
「exit」と入力し、Enterキーを押してDiskpartを閉じ、コマンド プロンプトに戻ります。
ブート レコードを修正します。
EFIパーティションに移動し、以下のコマンドを使用してブート レコードを修正します。

  • cd /d
  • bootrec /FixBoot
  • ren BCD BCD.bak
  • bcdboot C:\Windows /l en-us /s x: /f ALL
  • bootrec /rebuildbcd

これで、破損したBCDファイルがBCDBootコマンドによって新しいファイルに置き換えられ、bootrecコマンドによって再構築されました。
コンピューターを再起動し、USBを取り外したら、Windowsが正常に起動できるようになります。

Windowsインストール ディスクでコンピューターを修復する

Windows回復環境は、このような問題を修正するのに役立つ自動修復オプションを提供します。
ブータブル メディアを作成します。
Windowsメディア作成ツールをダウンロードして、起動可能なUSBドライブを作成します。次に、USBドライブをPCに接続して、PCをUSBドライブから起動します。
高度な回復‐自動修復を実行します。
PCがUSBドライブから起動した後、コンピューターを修復するを選択して、Windows回復環境を起動します。
トラブルシューティング > 詳細オプション > 自動修復/スタートアップ修復をクリックします。これにより、破損したEFIブート ローダが修復されるはずです。

自動修復Windowsリカバリ

Windows 11のブート モードをUEFIに変更する

UEFIのマザーボードを使用しながら、レガシBIOSモードで実行しているのでしょうか。Windows 11は古いファームウェアでは動作せずに、UEFIが必要です。つまり、ブート モードをUEFIに変更する必要があります。
ステップ1.Windows設定を開き、更新とセキュリティ > 回復 > PCの起動をカスタマイズするに移動します。今すぐ再起動するボタンをクリックします。

Windowsをリカバリに起動する

ステップ2.トラブルシューティング > 詳細オプション > UEFIファームウェアの設定をクリックします。

UEFIファームウェアの設定 Windows

ステップ3.再起動ボタンをクリックすると、UEFIの設定画面が表示されます。UEFIモードを有効にしてから、コンピューターを再起動します。

EaseUS Partition MasterでMBRからGPTに変換する

Windows 11を使用すために、MBRではなくGPT形式のパーティションが必須です。では、MBRからGPTに変換するにはどうすればいいでしょうか。Windows組み込みツールも利用可能ですが、すべてのデータがフォーマットにより消去されてしまいます。ですから、サードパーティ製のソフトウェアを使用したほうがいいと思います。
EaseUS Partition Masterは、ディスク管理に関連するすべての操作を実行するのに役立つ専門的なパーティション管理ソフトウェアです。しかも、EaseUS Partition Masterを利用すると、データを失うことなくMBRディスクをGPTディスクに変換することができます。

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EaseUS Partition MasterでMBRからGPTに変換するための操作ガイド:

ステップ1. EaseUS Partition Master を実行します。ディスクコンバーターで「MBRをGPTに変換」を選択し、「次」をクリックします。

MBRディスクからGPTディスクに変換2

ステップ2. 変換したいディスクを選択し、「変換」をクリックします。

MBRディスクからGPTディスクに変換2

ステップ3. 「変換」ボタンをクリックすると、ディスクはMBRからGPTに変換し始まります。

MBRディスクからGPTディスクに変換3

ステップ4. 変換に成功しました!

MBRディスクからGPTディスクに変換4

まとめ

多くの旧バージョンとは異なり、Windows 11にアップグレードする前に、その最小システム要件を満たしているかどうかをちゃんと確認したほうがいいです。UEFIモードを有効にしてMBRディスクをGPTディスクにデータ損失なしで変換する方法をお探しの場合、EaseUS Partition Masterなどの専門的なツールを使用することをお勧めします。数回クリックするだけですべての操作が完了します。ただし、必ずバックアップを取るようにしてください。

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