GPTパーティションにWindows 11/10をインストールする方法 [2024更新]

  

GPTパーティションにWindows 11/10をインストールできますか？

GPTディスクにWindows 11/10をインストールしようとして、次のような問題があっても心配しないでください：

ケース1 - GPTパーティションにWindows 10をインストールできないというエラーメッセージが表示されます。選択したディスクはGPTパーティションスタイルです。

ケース2-Windows 8.1からWindows 10にアップグレードしたので、クリーンインストールしたいです。Windows10をディスクに焼いてクリーンインストールしようとしたら、このディスクにはWindowsをインストールできません。選択されたディスクはGPTパーティション・スタイルです。この問題を解決して、GPTパーティションにWindows 10をインストールする方法はありますか？

このエラーが表示される原因は、PCがUEFIモードで起動しているのに、ハードドライブがUEFIモードに設定されていないことです。以下では、データを失うことなくGPTディスクにWindows 10をインストールするための完全なプロセスを説明します。Windows はインストールできませんといったエラーメッセージは表示されません。

さっそくWindows 11/10をコンピュータにインストールしましょう。この文章が役に立ったと思ったら、下のボタンをクリックして他の人と共有することができます。

パート1.Windowsインストール用にGPTディスクを準備する

適用対象Windows 11/10インストール用にGPTディスクを準備します。

Windows 11/10のインストールを成功させるために、事前に済ませておくべきことが2つある：

• #1.コンピューターがUEFIブートモードをサポートしているか確認する
• #2.GPTの準備 - データのバックアップとGPTへの変換

#1.コンピューターがUEFIブートモードをサポートしているか確認する

あなたのコンピュータのマザーボードがUEFIをサポートしていない場合、BIOSしかサポートしていないことに注意してください。GPTパーティションにWindows 10をインストールすることはできません。

そのため、まずお使いのコンピューターがUEFIブートモードをサポートしているかどうかを確認する必要があります：

• PCを起動し、キー（Esc、F2、F8、F12、Del、または他のキー）を押してファームウェアまたはブートメニューに入ります。
• ブートメニューで、コンピュータがUEFIブートモードをサポートしているかどうかを確認します。

マザーボードがレガシーBIOSブートモードしかサポートしていない場合、申し訳ありませんがここで中断してください。あなたのコンピュータはUEFIブートモードをサポートしていないので、UEFIブートモードを必要とするGPTディスクにWindows 10をインストールすることはできません。

下図のようにBIOSにUEFIブートオプションが表示されたら、BIOSを終了してください。そして次のステップを続けることができます。

こちらもお読みください： Windows 10/8/7のUEFIブートエラーを修正する

#2.Windows 10インストール用にGPTディスクを準備する

GPTパーティションにWindows 10をインストールする前に、ターゲットディスクを準備することが非常に重要です。ここでは、ディスクを準備するためのヒントを紹介します：

• #新しいディスクの場合-ディスクをGPTに初期化する
• #古いディスクの場合 - ディスクをGPTに変換、データをバックアップ、すべてを消去

ディスクの準備の仕方は様々ですので、ご自身のニーズに応じて、正しい方法でディスクを設定することをお勧めします。

#新しいディスクの場合 - GPTに初期化します。

1.新しいディスクをコンピュータに取り付けます。新しいHDD/SSDの取り付け方を参考にしてください。

2.ディスクをGPTに設定し、初期化します。

経験豊富なユーザーであれば、直接ディスクの管理を開き、ディスクをGPTに初期化することができます。

ディスク管理の経験が全くない場合、信頼できるパーティションマネージャーソフトEaseUS Partition Masterをダウンロードし、こちらの手順に従って新しいディスクをGPTに初期化することをお勧めします：

ステップ1. EaseUS Partition Masterを開き、パーティションマネージャーに入ります。

ステップ2.ターゲットディスク（HDDまたはSSD）を右クリックし、「MBRに初期化」または「GPTに初期化」を選択します。「タスクの実行」と「適用」をクリックして変更を保存しまし。

0:00-0:18 MBRに初期化する

0:19-0:44 GPTに初期化する

#古いディスクのために-ディスクをGPTに変換し、データをバックアップする

1.ディスクをGPTに変換する

ステップ1. EaseUS Partition Master を実行します。ディスクコンバーターで「MBRをGPTに変換」を選択し、「次」をクリックします。

ステップ2. 変換したいディスクを選択し、「変換」をクリックします。

ステップ3. 「変換」ボタンをクリックすると、ディスクはMBRからGPTに変換し始まります。

ステップ4. 変換に成功しました！

2.重要データのバックアップ

古いドライブに重要なデータが保存されている場合は、まず別のディスクや外付けハードディスクにデータをバックアップすることをお勧めします。

3.GPTパーティションをフォーマットする

Windows10をインストールするために、使用するGPTパーティション（少なくとも20GBの容量）を事前にフォーマットしておくことをお勧めします。

GPTパーティションをフォーマットしないと、パーティション上のすべてのファイルが予約され、システムCドライブに巨大なスペースを取ることになります。これは明らかに賢い選択ではありません。

その後、このページのパート2に進み、GPTディスクにWindows 10をインストールすることができます。

パート2.GPTパーティションにWindows 11/10をインストールする方法

適用対象GPTディスクパーティションにWindows 10をインストールします。

すでにWindows 7または8.1がインストールされている場合は、Windows 10に直接アップグレードできます。

しかし、GPTパーティションにWindows 10をインストールしたり、再インストールする方法をお探しなら、あなたは正しい場所にいます。以下のステップに従い、GPTパーティションにWindows 10をインストールする方法を学びましょう：

ステップ1.空のUSB（最小8GB）にWindows 10のインストールメディアを作成します。

ステップ2.Windows 10インストールUSBをPCに接続し、システムをBIOSで起動します。

PCを再起動し、Esc、F2、F8、F12、Del、またはその他のキーを押してBIOSブートメニューに入ります。

ステップ3.ブートオプションメニューを探し、UEFIモードを有効にします。

• Launch CSMをEnabledに設定する。CSMが「Disabled」に設定されている場合は、以下のステップ4に進んでください。
• ブートデバイスコントロールをUEFIのみに設定します
• ストレージデバイスからの起動を最初にUEFIドライバに設定します

ステップ4.USB UEFI OS BootオプションをBoot Priority Listの一番上に設定します。

ステップ 5.変更を保存してシステムを再起動し、GPTディスクにWindows 10のインストールを開始します。

1. 使用するメディアを選ぶ - USBフラッシュドライブ。

2. 「Install now」をクリックし、言語やその他の設定を行います。

3.プロダクトキーの入力を省略し、「Install Windows only」を選択します。

Windows10をGPTパーティションにインストールするを選択し、プロセスが完了するまで待ちます。

4.このプロセス中、コンピュータが何度か再起動することがあります。また、インストールには数分から30分以上かかる場合がありますが、辛抱強くお待ちください。

ステップ6.インストールが完了したら、PCを再起動してBIOSに入ります。

新しいGPTディスクからWindows 10が起動するようにコンピュータを設定します。変更を保存し、PCを再起動します。

ステップ7. Windows10がGPTパーティションにインストールされていることを確認します。

Windows 10が起動した後、Windows 10がGPTディスクパーティションにインストールされているかどうかを確認することができます：

• Windowsを起動し、「ディスクの管理」を開きます。
• EFIシステムパーティションを含む3つのパーティションが見えます。

• ディスクを右クリック >プロパティ>ボリュームを選択します。ここでパーティションスタイルを確認できます：

ステップ8. プロダクトキーでWindows 10をアクティベートする

Windowsがインストールされた後、プロダクトキーを使ってアクティベーションするよう求められます。

設定 > 更新とセキュリティ > アクティベーション> プロダクトキーの入力で、Windows 10の全機能をPCでご利用いただけます。

この後、Windows 10の全機能をコンピュータ上で楽しむことができる。あなたの生活と仕事を簡単で楽しいものにしてくれるでしょう。

パート3.GPTパーティションのデータを保護する方法（おまけのヒント）

GPTパーティションにデータを保存しているのであれば、この部分は非常に有益です。ここでは、データを効率的に保護するためのヒントを紹介します：

• 重要なデータを定期的にバックアップする
• ファイルの削除、ドライブ・パーティションのフォーマット、ディスクの消去を意識して行う。
• ウイルス対策ソフトウェアを実行し、ウイルスやマルウェアを定期的に駆除する。

1. 重要なデータを定期的にバックアップする

ディスクデータに頻繁に変更を加える場合は、GPTディスクパーティション上の重要なデータのバックアップを定期的に作成することが重要です。

その負担を軽減するために、無料のバックアップソフトEaseUS Todo Backup Freeを試してみてください。

1. ファイルの削除、ドライブパーティションのフォーマット、ディスクの消去を意識して行います。

コンピュータ上のデータやファイルを削除する操作には常に注意することが不可欠です。例えば、間違ったファイルを削除したり、間違ったストレージデバイスをフォーマットしたり、間違ったハードドライブやパーティションをワイプしないようにする必要があります。

1. ウイルス対策ソフトウェアを実行し、ウイルスやマルウェアを定期的に駆除します。

ウイルスやマルウェアの感染は、GPTディスクパーティションのようなストレージデバイスに予期しないデータ損失の問題を引き起こす可能性があります。信頼できるアンチウイルスソフトウェアをインストールして、定期的にコンピュータとデバイスをスキャンし、クリーンアップすることをお勧めします。

まとめ

このページでは、GPTディスクパーティションにWindows 10をインストールする全プロセスをご紹介します。全プロセスを完了するには、以下の操作を実行する必要があります：

• #1.GPTディスクを準備する
• #2.Windows 10 ISOをダウンロードし、WindowsインストールメディアをUSBに作成する
• #3.PCのブートモードをUEFIに設定し、USBからブートする
• #4.GPTディスクパーティションへのWindows 10のインストールの開始と終了
• #5.PCを再起動し、Windowsが新しいGPTパーティションから起動するように設定する
• #6.Windows 10をアクティベートする

プロセス中、選択したディスクはGPTパーティションスタイルですエラーに直面した場合、パート1を参照して、信頼できるパーティションマネージャーソフトウェアの助けを借りてディスクをGPTに変換し、Windows 10のインストールを続けることができます。

ところで、データの損失を避けるためには、GPTパーティションのデータのバックアップを定期的に作成することも非常に重要です。

GPTパーティションにWindows 11/10をインストールする方法に関するよくある質問

Windowsのインストールについてさらに質問がある場合は、以下の質問と回答をご覧ください：

1.GPTにWindows 10をインストールできますか？

通常、お使いのコンピュータのマザーボードとブートローダーがUEFIブートモードをサポートしている限り、Windows 10をGPTに直接インストールすることができます。

セットアッププログラムが、ディスクがGPTフォーマットなのでWindows 10をディスクにインストールできないと言った場合、それはUEFIが無効になっているためです。解決策は、BIOSに入り（コンピュータのモデルによってF1またはF10-F12のいずれかを起動中に押して）、UEFIを有効にするオプションを見つけることです。

その後、GPTディスクにWindows 10をインストールし続けることができます。

2.Windows10はMBRとGPTのどちらにインストールすべきでしょうか？

Windows10をインストールするためにMBRからGPTを使用するかどうかは、ディスク容量とコンピュータのマザーボードに大きく依存します：

• 2TB以下のディスク：Windows10をインストールするためにMBRとして使用します。
• 2TB以上のディスク：Windows 10をインストールするためにGPTとして使用します。
• BIOSはレガシーブートモードしかサポートしていません：MBRにWindows 10をインストールします。
• BIOSがUEFIブートモードをサポートし、ディスクが2TBより大きい場合：Windows 10をGPTでインストールします。

こちらもお読みください： MBR VS GPT

3.GPTディスクにWindows 10をインストールすると、いくつのパーティションが作成されますか？

• 新しいGPTの場合：ブートパーティションとシステムCドライブパーティションです。
• 使用済みのGPTディスクに選択したパーティションにWindowsがインストールされます。それ以上のパーティションは生成されません。

手動でもっとパーティションを作成したい場合、自分でGPTパーティションを管理することができます。つまり、GPTディスクは最大128個のパーティションを作成できます。

 

EaseUS Partition Master Free の詳細については>>