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Windows 10がインストールできない?原因と解決策を徹底解説!

さわこ
更新者:さわこ 2025/03/18
   

概要:

Windows 10をインストールしようとしたものの、エラーが発生して先に進めない…そんな経験をしたことはありませんか?この記事では、Windows 10のインストールができない主な原因と、それぞれの解決策を詳しく解説します。パーティション設定やディスクの問題に関する対処法も紹介するので、インストールでお困りの方はぜひ参考にしてください。

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Windows 10のインストールトラブルとは?

Windows 10をインストールする際に、さまざまなトラブルが発生することがあります。特に、インストールの途中でエラーが発生し、正常に進められなくなるケースが少なくありません。これらの問題は、ハードウェアの互換性、ディスクの設定、インストールメディアの不具合、またはシステムの設定ミスなど、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があります。

Windows 10のインストール中に起こりやすいトラブルには、以下のようなものがあります:

  • インストールが途中で停止する:インストールの進行が途中で止まり、それ以上進めなくなることがあります。
  • ディスクに関するエラーが発生する:インストール先のディスクが適切に認識されない場合や、フォーマットに問題がある場合、エラーメッセージが表示され、インストールを続行できないことがあります。
  • インストールメディアの不具合:USBメモリやDVDからWindows 10をインストールしようとした際に、インストールメディア自体が破損している、または正しく作成されていないためにインストールが進まないことがあります。
  • ドライバーの問題:インストール中に特定のドライバーが見つからず、インストールが中断されるケースもあります。

Windows 10がインストールできない原因とは?

Windows 10がインストールできない原因として、以下のような問題が考えられます。

BIOSの設定:パソコンによっては レガシーBIOS と UEFI の2種類の起動モードがあり、設定が適切でないとインストールが進まないことがあります。BIOS設定画面に入り、起動モードが適切に設定されているか確認しましょう。

ディスクのフォーマットの問題:Windows 10をインストールする際、使用するストレージが GPT形式 か MBR形式 のどちらになっているかによって、UEFIモードと互換性が必要になります。必要に応じてディスクのフォーマットを変更することで、インストールがスムーズに進むことがあります。

インストールメディアの不具合:USBメモリを使ってインストールする場合、正しく作成されていないとエラーが発生する可能性があります。また、ISOファイルが破損している場合も正常にインストールできません。公式のツールを使用して、インストールメディアを作成し直してみましょう。

ストレージの問題:インストール先の SSDやHDDが認識されない 場合や、パーティションの構成に問題がある場合、インストールが進まないことがあります。BIOSでストレージが検出されているか確認し、必要に応じてフォーマットやパーティションの再構成を行いましょう。

これらのポイントを確認することで、Windows 10のインストールがスムーズに進む可能性が高まります。

解決策:Windows 10を正常にインストールする方法

Windows 10のインストールがうまく進まない場合、以下の方法を試してみると問題が解決する可能性があります。

方法1.BIOSの設定を見直す

Windows 10のインストールには、BIOSの設定が適切である必要があります。特にUEFIモードとレガシーモード(Legacy BIOS)の違いに注意しましょう。

もしインストール時に「このディスクにはWindowsをインストールできません」というエラーが表示される場合、ブートモードの設定が原因かもしれません。

BIOS設定画面に入り(PC起動時にF2やDelキーを押すことでアクセス可能)、ブートモードをUEFIに設定するか、必要に応じてLegacy に切り替えてみましょう。

Legacy

方法2.正しいフォーマット形式に変換する

Windows 10のインストール時に、ディスクのフォーマット形式が MBRになっていると、UEFIモードでは認識されないことがあります。この場合、ディスクをGPT(GUID Partition Table)に変換する必要があります。

コマンドプロンプトを使用して MBR → GPT変換 を行うことも可能ですが、初心者には少し難しい操作かもしれません。

また、新しいストレージを使用する場合は、ディスクの初期化をして正しいフォーマット形式を選択しましょう。

フォーマット

方法3.インストールメディアを作り直す

インストール用USBメモリが正しく作成されていない場合、インストールが正常に進まないことがあります。

Microsoft公式の「Media Creation Tool」 を使用して、最新のWindows 10インストールメディアを作成しましょう。

不具合が発生している場合は、別のUSBメモリを使用するか、もう一度ISOファイルをダウンロードして作成し直すのも有効です。

💡関連記事:完全ガイド|Windows 11/10メディア作成ツール

方法4.パーティション管理ツールを活用する

Windowsの標準ツール(ディスクの管理)を使ってパーティションの変更やフォーマットを行うことは可能ですが、初心者にとっては操作が難しい場合があります。そこで、例えば 「EaseUS Partition Master」 のような専門ツールを使用すると、より簡単にディスク管理ができます。簡単なクリック操作でMBRからGPTに変換したり、パーティションの整理やサイズ変更を直感的に行うことが可能です。

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EaseUS Partition Masterを使ってGPTに変換する手順:

ステップ1. EaseUS Partition Master を実行します。ディスクコンバーターで「MBRをGPTに変換」を選択し、「次」をクリックします。

MBRディスクからGPTディスクに変換2

ステップ2. 変換したいディスクを選択し、「変換」をクリックします。

MBRディスクからGPTディスクに変換2

ステップ3. 「変換」ボタンをクリックすると、ディスクはMBRからGPTに変換し始まります。

MBRディスクからGPTディスクに変換3

ステップ4. 変換に成功しました!

MBRディスクからGPTディスクに変換4

このような専用ツールを活用すれば、手間をかけずにディスクの管理やトラブル解決が可能になります。

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まとめ

Windows 10のインストールがうまくいかない場合、まずは原因を特定し、それに適した対策を講じることが重要です。原因としては、BIOSの設定ミス、ディスクのフォーマットの不一致、インストールメディアの不具合、ストレージの認識エラーなどが考えられます。

特に、パーティションの管理 や ディスクフォーマットの確認 を忘れずに行いましょう。例えば、インストール時に「このディスクにはWindowsをインストールできません」と表示された場合、MBRとGPTの形式が適切でない可能性があります。このような場合は、フォーマットを変更することで対応できます。

また、トラブルを未然に防ぐためにも、専用のツールを活用するのがおすすめです。例えば、「EaseUS Partition Master」のようなツールを使えば、簡単にディスクのフォーマット変更やパーティションの整理が可能です。適切な対策を講じることで、スムーズにWindows 10をインストールできるでしょう。

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