バトルフィールド6：セキュアブートを有効化する方法

2025年10月10日に発売予定の注目の新作FPS『バトルフィールド6』。人気シリーズの最新作ということもあり、すでに多くのファンから大きな期待が寄せられています。発売に先がけ、2025年8月7日午後5時よりオープンベータが開始される予定です。

なお、PC版『バトルフィールド6』をプレイするには、システム設定の「セキュアブート」を有効にしておく必要があります。本記事では、そのセキュアブートを有効化する方法についてわかりやすく解説していきます。

セキュアブートとは？

セキュアブート（Secure Boot）とは、PC やその他のデバイスを起動する際に、不正なプログラムやマルウェアからシステムを保護するための「セキュリティ機能」のひとつです。主にUEFI（Unified Extensible Firmware Interface）という新しいファームウェアの仕組みに組み込まれており、Windows 8 以降のOSに対応しています。

🔐 セキュアブートの基本的な仕組み：

PCの電源を入れると、セキュアブートは起動時に読み込まれるOSやドライバなどの「デジタル署名」を確認します。この署名が信頼されたメーカーや開発元によって署名されていない場合、起動をブロックすることで、不正なソフトウェア（ルートキットやブートキットなど）からPCを守ります。

🧭 セキュアブートの主な役割：

• 未許可のOSやソフトウェアが起動時に読み込まれるのを防ぐ
• ブート時にマルウェアがシステムに入り込むことを防止する
• ゲーム（Battlefield 6 など）やセキュリティが厳しいソフトで動作要件になることもある

セキュアブートを有効化するための条件

• 条件1.マザーボードが UEFI モードをサポートしていること
• 条件2.OSのインストールディスクがGPT形式であること

マザーボードがUEFIモードをサポートしていることを確認する方法

🔍 確認方法：

手順1.Windowsで「Windowsキー + R」を押し、「msinfo32」と入力し「Enter」を押します。

手順2.「システム情報」ウィンドウが開いたら、「BIOSモード」の項目を確認します。

• 「UEFI」と表示されていれば、UEFIモード対応済みです。
• 「レガシ（Legacy）」もしくは「旧BIOS」と表示されている場合は、UEFIに対応していないか、設定でUEFIが無効になっている可能性があります。

※補足：最近のパソコン（約2012年以降に発売された機種）は、ほとんどがUEFIに対応しています。

OSのインストールディスクをMBRからGPTへ変換する方法

セキュアブートを有効にするためには、Windows がインストールされているディスク（通常はCドライブ）が「MBR（マスターブートレコード）」形式ではなく、「GPT（GUID パーティション テーブル）」形式で作成されている必要があります。しかし、多くのパソコンでは購入時や以前のOSからのアップグレードで、ディスクがMBR形式のままになっていることがあります。

そんな時に便利なのが、「EaseUS Partition Master」を利用したGPTへの変換機能です。

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ステップ1. EaseUS Partition Master を起動し、サイドメニューから「ディスクコンバーター」を選択します。「MBR＝＞GPT」を選び、「次へ」をクリックします。

ステップ2. GPTに変換したいディスクを選択し、「変換」ボタンをクリックします。

ステップ3. 「変換」ボタンをクリックすると、GPTディスクからMBRへの変換が始まります。

ステップ4. 変換が正常に完了すると、「変換に成功しました」と表示されます。

⭐関連記事：完全解説｜MBR と GPTの違い、それぞれの特徴、確認方法、相互変換方法など

セキュアブートを有効化する方法

ご注意：

• 「セキュアブートを有効にすることで、PCが起動できなくなる可能性があります。（「設定不備」や「システム環境の不一致」が原因であることがほとんどです。）
• 事前にUEFI/GPTの確認やバックアップ、必要なら変換作業（EaseUSなどのツール活用）を行っておけば、リスクを大幅に減らせます。

セキュアブート（Secure Boot）を無効にするには、PC の UEFI（BIOS）設定画面から操作する必要があります。以下に、一般的な手順をわかりやすくご紹介します。（メーカーや機種によって表示や項目名が異なる場合があります。）

ステップ1：PCをシャットダウンまたは再起動します。起動中にすばやく「F2」キーや「DEL」キー（または「ESC」「F10」など）を何度か押します。

どのキーを押すかは、メーカーごとに異なります（例：Dell→F2、HP→ESCまたはF10、ASUS→DEL）

ステップ2：UEFIメニューに入ったら、以下のような項目を探して進んでください：

• Boot（ブート）
• Security（セキュリティ）
• Authentication（認証）

などのタブ内に「Secure Boot」設定があります

ステップ3：Secure Boot の設定欄を「Disabled（無効化）」に変更します

ステップ4：変更が終わったら、「Save and Exit」または「Exit Saving Changes」などを選んで保存して再起動します。

⭐関連記事：Windows 11でセキュアブートを有効化する方法【図解】

まとめ

バトルフィールド6を快適にプレイするためには、セキュアブートの有効化が重要なステップのひとつです。この記事では、UEFIモードの確認、ディスクがGPT形式であるかの確認、そしてBIOS（UEFI）設定でのセキュアブートの有効化手順について解説しました。

もし現在のシステムディスクがMBR形式の場合は、EaseUS Partition Masterなどのツールを使ってGPTに変換することで、再インストールせずに対応可能です。

セキュアブートが正しく有効になれば、BF6の起動要件を満たし、より安全かつ快適なゲーム体験が得られます。トラブルなくゲームを始めるためにも、今のうちに設定を確認・調整しておきましょう。

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