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フォーマットしたUSBメモリの復旧方法

アキラ
更新者:アキラ 2025/05/22
   
Yiko
執筆者:Yiko
   

概要:

USBメモリを誤ってフォーマットしてしまった時の復元方法を解説。専用ソフトやWindows機能を使って、安全かつ高確率でデータを復旧する手順をわかりやすく紹介します。初心者にもおすすめ。

EaseUS Data Recovery Wizard

使用中のUSBメモリを誤ってフォーマットしたことがありますか?その後、USBメモリに保存している重要なファイルが紛失したことにきっと困っているでしょう。USBメモリのフォーマット及びフォーマット復元について皆さんに紹介してきたいと思います。

フォーアットしたUSBメモリが復元可能か?

USBフラッシュドライブ(USBメモリとも呼ばれます)は、非常に人気のある記憶装置の一つです。ハードディスクと比較すると、フラッシュドライブはデータの読み取り速度が速く、携帯性に優れています。そのため、多くのユーザーが大量のデータをフラッシュメモリに保存しています。しかし、もし誤ってUSBフラッシュメモリをフォーマットしてしまったら、データを復元する方法はあるのでしょうか?

「USBメモリのフォーマット」とは、ストレージの論理的な記録構造(ファイルシステム、FAT32やexFAT等)を初期化するというプロセスで、実際のデータそのものは、物理的には完全に削除されていません。新たにデータが書き込まれていなければ、フォーマット復元ソフトを使用してデータを回復することが可能です。また、Windowsの内蔵機能CMDを活用することで、データの復元が可能かもしれません。

もう少し|フォーマットの種類

フォーマットの種類には「クイックフォーマット(論理構造の初期化)」「フルフォーマット(データ再書き込みと検査)」があり、Windowsの初期設定ではクイックフォーマットが行われます。この場合、データが格納されていたセクタ情報は削除されますが、データ本体はドライブ上に残っています。両者の違いをさらに知りたい方は、こちらの記事へ>>クイックフォーマットとフルフォーマットの違いと選び方

フォーマットしたUSBメモリの復元方法

方法1. 無料データ復元ソフトを活用

フォーマットしたUSBメモリから紛失したファイルを高速かつ有効に復旧するために、データ復旧ソフトを利用することが最高のチョイスだと思います。本文ではプロのデータ復旧ソフト - EaseUS Data Recovery WizardよりフォーマットしたUSBメモリを復旧する方法を紹介します。

高機能USBメモリ復元ソフト- EaseUS Data Recovery Wizard

  • 🖥️対応デバイス:USB、SDカード、外付けHDD/SSD など全般
  • 📁対応フォーマット:NTFS、FAT32、exFAT、ReFSなど
  • 🧩復旧可能ファイル:写真、動画、PDF、Office文書など1000種類以上
  • 🔎スキャン方式:クイックスキャン+ディープスキャンの二段階構成
  • 👓プレビュー機能:復旧前にファイルを確認可能

このソフトはUSBメモリを含む様々なストレージデバイスから紛失した画像、動画、音楽、メールや文書ファイルなどのファイルを復旧できます。それに、EaseUS Data Recovery Wizard は誤操作などによって起こされた多様なデータロスに完璧に対応できます。次に、以下の復旧方法を読んでください。

🔻注意:データが上書きされることを避けるために、復旧したファイルを元の場所となるディスクに保存しないようにしてください。

ステップ1.場所の選択

ソフトを実行してください。最初画面で復元したいファイルのUSBドライブ(例えE:)を選択して「紛失データの検索」をクリックしてください。そうすると選んだディスクのスキャンを始めます。

データ復元手順1

ステップ2.スキャンとファイルの選択

スキャンが終わったら、画面の上部メニューで「フォルダ」あるいは「種類」をクリックしてください。そして、展開されたリストでファイルのフォルダまたは種類を選択してください。(復元したいファイルを素早く指定し、プレビューすることができます。)

データ復元手順2

ステップ3.復旧場所を選んでリカバリー

復元したいファイルを選択してから「復元」をクリックしてください。選択されたファイルの保存場所を指定して復元を終わえます。(ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。)

データ復元手順3

USBメモリ復元についてのビデオガイド

下記のビデオは、パソコンレッスンTVオンライン様がEaseUS Data Recovery Wizardを使ってKingstonのUSBメモリを成功に復元できた経験を紹介しています。USBメモリをフォーマットして、データを復元したい方は、動画中に紹介してくれた操作手順を参考にすることができます。

方法2. Windowsの内蔵機能CMDを活用

コマンドプロンプト(CMD)で指令を実行することで、確かに誤削除による紛失されたファイルを復旧することが可能です。もしUSBをフォーマットしたり、SDカードでのファイルを誤って削除したり、ゴミ箱を一新したりしたら、コマンドプロンプトを使ってデータ復旧を試しましょう。

ステップ1. USBメモリをPC に接続します。(以下はメモリカードのラベル名をG:と仮定して、例としあげます)

ステップ2. Windowsの検索ボックスに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

ステップ3. 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

chkdsk D: /f /r /x

D: は問題のあるドライブのドライブ文字に置き換えてください(例:C: や E:)。

/f はファイルシステムのエラーを修正します。

/r は不良セクタを特定し、そこにあるデータを回復します。

/x は必要に応じてボリュームを強制的にマウント解除します。

ステップ4. 修復が完了すると、コマンドプロンプトに結果が表示されます。これにより、修復されたファイルが利用可能になる場合があります。

📖【関連人気記事】CHKDSK(ディスクチェック)の完全解説

まとめ

本記事では、誤ってフォーマットしたUSBメモリからデータを復旧する方法について詳しく紹介しました。フォーマットは原則として論理構造の初期化であり、実際のデータは上書きされない限り復旧可能です。中でも「EaseUS Data Recovery Wizard」は、写真・文書・動画など1000種類以上のファイル形式に対応する復旧ソフトとして非常に有効です。また、CMD(コマンドプロンプト)を使用した方法も、一定の条件下では効果的です。復旧後は、上書きを避け、別ドライブへ保存することが成功のカギとなります。

よくある質問(FAQs)

1. フォーマットしてしまったUSBメモリのデータは復元できますか?

 はい、可能です。ただし、注意点として以下の点があります:

  • フォーマット後も新しいデータを書き込んでいなければ、復元の成功率が高いです。
  • データが完全に上書きされてしまった場合、復元は非常に難しくなります。
  • 復元には専用のデータ復元ソフトや専門業者のサービスが必要になる場合があります。

2. フォーマットの種類によって復元の可能性は変わりますか?

はい、フォーマットの種類によって復元の難易度が異なります:

  • クイックフォーマット: ファイルシステムの情報だけが初期化され、データ自体は残っているため、復元できる可能性が高いです。
  • 完全フォーマット: データが上書きされるため、復元は非常に困難です。

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  • Easeus Data Recovery Wizard Freeの機能は強い。無料版が2GBの復元容量制限があるが、ほとんどのユーザーはほんの一部特定なデータ(間違って削除したフォルダとか)のみを復元したいので十分!

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  • ...このように、フリーソフトながら、高機能かつ確実なファイル・フォルダ復活ツールとして、EASEUS Data Recovery Wizardの利用価値が高い。

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