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ショートカットになったフォルダ/ファイルを修復する方法

さわこ
更新者:さわこ 2025/06/25
   
Yiko
更新者:Yiko
   

主な内容:

概要:

フォルダ/ファイルがショートカットになった場合、フォルダ/ファイルを復元する必要があります。では、ショートカットになったフォルダー/ファイルを復元するには、どうすればいいでしょうか?本文では二つの対処法を皆さんに紹介します。

EaseUS Data Recovery Wizard

パソコンやUSBメモリ、外付けハードディスクなどで、普段使っているフォルダやファイルが突然「ショートカット」になってしまう現象をご存じでしょうか?これは、元のデータが見えなくなり、代わりにショートカットアイコンが表示されるというトラブルです。主にウイルス感染やマルウェアが原因で起こるもので、特にUSBメモリや共有環境で発生しやすい傾向があります。データが消えたと勘違いされがちですが、実は中身が隠されているだけの場合も多く、正しい対処をすれば修復可能です。本記事では、その原因と安全な修復方法をわかりやすく解説します。

ショートカットになる主な原因

  • コンピュータウイルスの感染
  • USBメモリや外付けHDDを介したマルウェアの自動実行
  • 不正なスクリプトの実行によりフォルダ/ファイル構造が改変される
  • OSの不具合やエクスプローラーの表示エラー
  • ファイルシステムの破損やディスクエラーによるアクセス障害
  • 一部のセキュリティソフトやクリーニングツールによる誤作動

これらの原因を把握することで、適切な対処法を選ぶことができます。必要に応じてウイルススキャンやディスクチェックを行いましょう。

ショートカット化したファイル/フォルダの修復方法

何らかの原因でファイル/フォルダがショートカットに変わったら、どうすればいいのでしょうか。これからはショートカットを復元する3つの方法を詳しく紹介していこうと思います。

方法1.消えたフォルダ・ファイルを手動で確認・救出する

ショートカット復元について、一番おススメの方法は、データ復元ソフト ― EaseUS Data Recovery Wizardでフォルダ/ファイルを復元することです。パソコン知識が要求されなく、パソコン初心者でもデータを復元できる方法です。この不思議なソフトでただ3ステップでファイル/フォルダを復元することができます。

Step1.インストール済みのEaseUS Data Recovery Wizardを実行してください。次に、フォルダーが消えた場所を選んでから、スキャンします。

フォルダー復元1
Step2.スキャンが完了すると、まず「削除されたファイル」フォルダから確認してください。そして、検索ボックスで直接にフォルダ名を検索することも可能です。

フォルダー復元2
Step3.復元したいフォルダをご確認の上、チェックしてリカバリーすると完了です。

フォルダー復元3

スキャンの結果画面で、ショートカットに変わったフォルダ/ファイルの名前が分かっていれば、その名前でファイル/フォルダの絞り込みもできます。フォルダ内のファイルだけではなく、フォルダ構造を維持したままで復元することも可能です。

方法2.attribコマンドで隠れたフォルダ・ファイルを復元する

ショートカットウイルスなどによって、本来のフォルダやファイルが「隠し属性」になって見えなくなっていることがあります。このような場合、コマンドプロンプト(CMD)を使って隠されたデータを表示させることが可能です。

特に使用するのが「attrib」コマンドです。このコマンドを使うことで、ファイルやフォルダに付与された「隠し(Hidden)」「読み取り専用(Read-only)」「システム属性(System)」を解除できます。

以下は、一般的な使用例です:attrib -h -r -s /s /d E:\*.*

※「E:\」の部分は、お使いのUSBメモリや外付けHDDのドライブ文字に置き換えてください。

このコマンドの意味は、Eドライブ内のすべてのファイルとフォルダから、「隠し」「読み取り専用」「システム」属性を削除し、再表示させるというものです。コマンドを入力後、隠れていたフォルダやファイルが再び表示されることがありますので、元のデータが確認できたら、大切なファイルをすぐにバックアップしておくことをおすすめします。

attrib -h -r -s /s /d E:\*.*

方法3.ウイルススキャンで原因を駆除し再発を防ぐ

まず最初に行うべきは、ウイルススキャンによる感染ファイルの検出と駆除です。ショートカット化の原因がウイルスである場合、これを取り除かなければ再発の可能性があります。信頼性の高いセキュリティソフト(例:Windows Defender、Malwarebytes など)を使用して、パソコン全体をフルスキャンしましょう。また、USBメモリや外付けハードディスクなどの外部デバイスも、必ずスキャン対象に含めることが重要です。スキャン後にウイルスが検出された場合は指示に従って駆除し、システムの再起動を行いましょう。

方法4.Windowsの設定で隠しフォルダを表示する

ファイルがショットカットになった原因の一つとしては、ショットカットウイルスが感染したことです。ショットカットウイルスは、ファイルを隠しファイルになってから、ファイルをショットカットになるということです。そこで、隠しファイルを表示されるにより、ショットカットファイルを開きます。

ステップ1:Window10のコントロールパネルを開き、「エクスプローラーのオプション」をクリックします。

ステップ2: 「表示」>「隠しファイル、隠しファルダ-、または隠しドライブを表示する」をクリックして、「OK」を押します。

そこで、全ての隠しファイルやファルダ-が見えます。

隠しファイルを表示する

ちなみに、ショットカットウイルスが感染したら、ショットカットウイルスを除去することが一番大事なことです。ウイルス対策ソフトを使って、ショットカットウィルスを除去したら、ショットカットファイルを元に戻れます。

まとめ

大切なデータを守るためには、日頃からウイルス対策ソフトを更新し、定期的なスキャンを行うことが予防の第一歩です。万が一、フォルダやファイルがショートカット化しても慌てず、正しい手順で対処すれば復旧は可能です。冷静に対応しましょう。

よくある質問

1:削除したショートカットは復活しますか?

原因となるウイルスやマルウェアがパソコンやUSB内に残っている場合、ショートカットは再び自動生成されることがあります。そのため、削除する前に必ずウイルススキャンを実施し、原因を完全に取り除くことが重要です。ウイルスを駆除しないままでは、何度削除しても繰り返し現れる可能性があります。

2:ショートカット化が再発する原因は?

主な原因はウイルスが完全に駆除できていないことや、別の機器(他のパソコンやUSB)経由で再感染してしまうことです。また、最新のウイルス定義が適用されていないセキュリティソフトを使っていると、検出できない場合があります。すべての使用デバイスをスキャンし、安全が確認されるまで共有を避けましょう。

3:Macでも同様の現象は起きますか?

ショートカットウイルスは主にWindows環境を対象としたものが多く、Macでは同じ現象が起こるリスクは比較的低いです。ただし、Macを通じて感染ファイルを拡散させてしまう可能性もあるため、USBメモリなどの利用時には注意が必要です。Mac用のセキュリティ対策も併せて検討すると安心です。

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