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【解決策】HDDをSSDへクローン失敗した?

Pちゃん | カテゴリ: バックアップと復元 | 2023年06月06日に更新

概要:

HDDからSSDへのクローンが失敗したと言ったら、二つの原因が考えられます。一つはHDD自体が故障または損傷している場合、もう一つはクローン処理中にエラーメッセージが表示される場合です。今回は、この二つのケースを一つずつ紹介し、問題を解決する方法をお伝えします。

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HDDをSSDにクローンする時、HDDのクローン処理に問題が発生する可能性があります。故障したHDDをクローンする時、クローンソフトウェアがエラーメッセージを送信してクローン作業が中止されることもあります。この記事の主な目的は、HDDをSSDにクローン失敗した場合の対処法を紹介します。

HDDが故障する原因?

HDD(ハードディスクドライブ)が故障する原因はいくつかあります。以下は、主な原因のいくつかです。

機械的な摩耗:HDDは物理的な部品(ディスクプラッタやヘッドアクチュエータなど)を使用してデータを読み書きするため、時間とともに摩耗が発生し、故障につながることがあります。

衝撃や振動:HDDが強い衝撃や振動を受けると、内部のディスクプラッタやヘッドが損傷し、データの読み取りや書き込みができなくなる可能性があります。

熱の問題:高温環境で長時間運用されると、HDD内部の部品に過熱が発生し、故障につながることがあります。

電源の問題:不安定な電源供給や電圧の変動が原因で、HDD内部の電子部品が損傷することがあります。

製品寿命:HDDはある程度の使用回数や寿命があり、その限界を超えると故障することが一般的です。

不良セクター:通常の使用や外部要因により、HDDに不良セクターが発生し、データの読み取りや書き込みができなくなることがあります。

ソフトウェアの問題:OSやデバイスドライバの不具合や互換性の問題によって、HDDが正常に動作しない場合があります。

これらの原因によって、HDDは故障する可能性があります。定期的なバックアップや適切な保守が、故障リスクを軽減するための重要な対策です。

HDDをSSDにクローンするとエラーメッセージが出る?

クローンソフトウェアを使ってHDDをSSDにクローンする際、突然「クローンに失敗しました」というエラーメッセージが出て、クローン処理が中断されることがあるかもしれません。

クローン作成が中断される原因は、HDDやSSDの状態に関わることが多いです。例えば、HDDに不良セクタやファイルシステムエラーがある場合、クローンプロセスが終了できないかもしれない。もう一つのケースは、パーティションサイズに関係があります。大きいHDDから小さいSSDにクローンする時、クローンしたパーティションの一部分をリサイズする必要があり、もしディスククローンソフトがリサイズを実行できないなら、エラーメッセージが表示されます。

解決策1:故障したHDDをクローンする

故障したHDDをクローンする際に、データ損失を防ぐため、セクターごとのクローン作成を行った方がいいです。なぜなら、ほとんどの故障したHDDは完全に壊れていない、ハードディスクにいくつかの不良セクタがあるからです。セクター単位でクローンを作成する目的は、各セクターのデータをできるだけ多くクローンして、パーティションやディスクの全データを失う可能性を最小限に抑えることです。

ここでは、信頼できるバックアップとクローンソフト - EaseUS Todo Backup をお勧めします。さらに重要なのは、EaseUS Todo Backupはセクター単位のクローン機能を備えているので、故障したHDDのクローン作成に使用できることです。ここでは、Todo Backup を使って故障したHDDをクローンする方法を説明します。

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1.EaseUS Todo Backupを実行して、右上にある「ツール」をクリックして「クローン」を選択します。

「クローン」を選択する

2.ソースディスクまたはパーティションを選択して、「次へ」をクリックします。

ソースディスクを選択する

3.次に、ターゲットディスクを選択します。ターゲットディスクはソースディスクまたはパーティションより大きいことを確認して、「次へ」をクリックします。

ターゲットディスクを選択する

4.クローンを作成すると、ターゲットディスク/パーティション上のすべてのデータが永久に消去されるという警告ウィンドウが表示されますので、クローンを開始したい場合は、「続ける」をクリックします。

クローンを作成すると、警告ウィンドウが表示されます

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解決策2:HDDの状況を確認/修復

前述したように、クローンソフトがクローン処理を完了できなかった原因はいくつかあります。ソースとターゲットディスクの論理セクタサイズが等しくない、ハードディスク自体が破損しているかもしれない、ソフトがある操作を実行できないなどです。次の部分は、あなたが適用できる解決策を確認します。

1.ディスクのバイトセクターを確認

データを異なるセクターサイズのディスクにクローンすることはできません。例えば、512バイト/セクターのディスクを512バイト/セクターのディスクにクローンでき、4096バイト/セクターのディスクを4096バイト/セクターのディスクにクローンできますが、512バイトのディスクを4096バイトのディスクにクローンすることはできません。以下の手順で、HDDのセクターサイズを確認する方法を説明します。

ステップ1.Windows キー+ Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「msinfo32」と入力し、Enterキーを押すと、「システム情報」が開きます。

ステップ2. コンポーネント> 記憶域 > ディスクに移動して、目的のディスクを確認します。

ステップ3. バイト/セクターにディスクの論理的なサイズが表示されます。例えば、下のスクリーンショットのように、私のディスクのセクターサイズは512バイトです。

ディスクのバイトセクター

2.CHKDSKコマンドでHDDを修復

Windowsには、HDDを素早く修復するためのツールが組み込まれています。まだコンピュータを起動することができるので、ディスクはひどく損傷していないことがわかります。そこで、chkdskコマンドを使って、ディスクの修復を試みることができます。以下はその手順です。

ステップ1.Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力してEnterキーを押して「コマンドプロンプト」を開きます。

ステップ2. コマンドプロンプトを管理者として実行し、コマンドラインを入力します: chkdsk c /f /r

(cを他のドライブのイニシャルに置き換えても大丈夫です。)

ステップ3. Enterを押すと、Windowsがディスクのチェックと修復を開始します。

処理が終了したら、もう一度ディスクのクローンを作成してみてください。

結論

故障したHDDを別のディスクにクローンすれば、故障したHDDからデータを安全な場所に転送することができます。セクター単位のクローン機能を持つソフトウェアを選ぶことを忘れないでください。EaseUS Todo Backupはお勧めのソフトの一つですが、他のソフトを選択することもできます。

ディスククローニングの失敗の原因は、論理セクタサイズ、HDDの不良セクタ、クローンソフトウェアのクラッシュなどです。この記事で紹介した方法でHDDをチェックし、修復してください。

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