USB「認識可能なファイルシステムではありません」エラーの修復方法

USBメモリをPCに接続すると、「このボリューム認識可能なファイルシステムではありません」というエラーと表示されて困っていませんか?この記事では、その原因から、初心者でもわかる安全な対処法、およびデータの復旧方法まで徹底解説します。

目次

「このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません」と表示される原因

USBメモリなどのストレージデバイスをパソコンに接続した際に、「このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません」というエラーメッセージが表示されると、データにアクセスできず非常に困ってしまうでしょう。このエラーメッセージをよく見ると、「必要なファイルシステムドライバがすべて読み込まれているか、ボリュームが壊れていないか確認してください」と記載されており、つまり「ファイルシステムの異常(論理障害)」「ボリュームの故障(物理障害)が原因である可能性が示されています。

認識可能なファイルシステムではありませんのエラー

また、「このボリュームは認識可能なファイルシステムではありません」と表示される前に、「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしてださい。」などのエラーメッセージが出ることもあります。詳細な対策については、こちらの記事をご参照ください>>「ドライブを使うにはフォーマットする必要があります」と表示される対処法

論理障害の対処法:ファイルシステムを修復する

まずUSBを他のPCに接続して、同じエラーが出るか確認してください。他のPCでも同じ場合、USBのファイルシステムが破損しています。以下の方法で修復を試みてください。

もし、パソコンの再起動、USBメモリの再接続、ケーブルやポートの変更をしても、依然として「このボリューム認識可能なファイルシステムではありません」と表示されるなら、USBメモリの論理障害が生じていると考えられます。具体的には、以下のような状況が挙げられます。

  • 不良セクタの発生(ファイルシステムを定義する情報が保存されているセクタ)
  • ファイルシステムの誤削除
  • ファイルシステムが壊れている

方法1. CHKDSKコマンド

CHKDSKはWindows標準のファイルシステム修復ツールです。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、chkdsk E: /f(EをUSBのドライブ文字に置き換え)を実行してください。/fはエラーを修復、/rは不良セクタを回復、/xは強制ディスマウントを意味します。

🔶【CHKDSKでエラーを修復する詳細な手順】

ステップ1. 検索ボックスで「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを「管理者として実行」します。

コマンドプロンプトを実行する

ステップ2. コマンド「chkdsk E:/f/r/x」と入力し、Enterキーを押します(EをUSBメモリのドライブレターに置き換えてください)。

CHKDSK

ステップ3. 作業が完了するまでお待ちください(通常は約30分かかる)。完了したら、USBドライブを再接続し、問題が解消されたかを確認します。

🔻CHKDSKを実行したら、「RAWドライブにCHKDSKは使用できません」と表示されるときにはこちらもご参照ください。

📖【関連記事】カンタン解決:rawドライブに chkdsk は使用できません。

データを復旧する

USBケーブル・ポートの損傷、またはUSB本体の基板・チップ故障の場合、ソフトウェアでは修復できません。

以下では、論理障害時のデータ復元方法を解説します。

EaseUS Data Recovery Wizard Freeはファイルシステムを修復できます。たとえ修復失敗の場合は、破損したUSBからもデータを直接読み出して復元できます。2GBまでの復元は無料版で可能です。

手順1. ソフトウェアを起動し、「パーティション復元」機能を選択します。デバイスが検出されない場合は、手動でリフレッシュをクリックしてください。その後、復元したいデバイスを選択します。「失われたパーティションを検索」をクリックし、その後、パーティションの自動再構成が実行されます。

「失われたパーティションを検索」をクリック

「失われたパーティションを検索」をクリック

手順2.実行完了の後、復元したいパーティションを選択して、「復元」をクリックし、パーティションが正常に使えることになります。

復元したいパーティションを選択して、「復元」をクリックし、パーティションが正常に使えることになります。

【再構成が失敗した場合】

手順1.「ディスク」欄で、「紛失バージョン」を選択して、「紛失データの検索」をクリックすると、検索プロセスが実行されます。

「ディスク」欄で、「紛失バージョン」を選択して、「紛失データの検索」をクリックすると、検索プロセスが実行されます。

手順2.検索が完了すると、すべてのファイルがひょうじされます。「フィルター」を使って、手動的に復元したいファイルを選択して、復元できます。

「フィルター」を使って、手動的に復元したいファイルを選択して、復元できます。

🔻注意:復元したファイルは、USBメモリ以外のデバイスに保存してください。USBメモリに保存すると、元のデータが上書きされてしまう恐れがあります。

EaseUS Data Recovery Wizardを使用してUSBメモリのデータを他のデバイスに復元した後は、USBメモリをフォーマットしても問題ありません。フォーマットが完了したUSBメモリは、正常な状態に戻ります。

まとめ

このエラーは主にファイルシステムの破損により発生します。まずCHKDSKで修復を試み、データが重要な場合はEaseUS Data Recovery Wizardで復元後、フォーマットして再利用してください。

よくある質問(FAQs)

Q: CHKDSKでデータは消えますか?

A: いいえ、CHKDSKはファイルシステムのエラーを修復するだけで、データ自体は消去しません。ただし、修復前にバックアップまたはデータ復元を行うのが安全です。

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