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USB転送速度が遅い原因と高速化する方法|Windows 11/10対応

田山
更新者:田山 2026/07/01
   

主な内容:

概要:

Windows パソコンで USB のファイル転送が異常に遅い、99%で止まる、速度が不安定といったトラブルは、ポートの問題、不良セクタ、ファイルシステムの設定など複数の原因が考えられます。本記事では、速度低下の原因と、操作の簡単な順に 6 つの高速化方法を解説します。初心者でもすぐ実践でき、USB 3.0 の低速化対策にも有効です。

EaseUS Data Recovery Wizard

USB 転送が遅くなる主な原因と正常速度の目安

速度低下の代表的な原因

  • USB ポートの接触不良・供給電力の不安定
  • ドライブ内の不良セクタ(バッドセクタ)の発生
  • ファイルシステムが大ファイル転送に適していない
  • USB ポートとドライブの規格不一致(例:USB 3.0 ドライブを USB 2.0 ポートで使用)
  • ドライブの空き容量不足、ドライバーの旧式化

正常速度の目安

各 USB 規格の理論値と実用的な速度目安は以下の通りです。

  • USB 3.1 Gen1(USB 3.0):理論 5Gbps、実効速度 約 300~400MB / 秒
  • USB 2.0:理論 480Mbps、実効速度 約 30~35MB / 秒
  • USB 1.1:理論 12Mbps、実効速度 約 1MB / 秒

ファイル転送が長時間終わらない、明らかに上記の目安を下回る場合は、速度低下の問題が発生していると判断できます。

Windows 10/8/7でUSB転送速度を向上させる方法

対象:Windows 10のUSB転送高速化、不安定なUSB転送速度の修正、USB-C転送速度の向上、USB 3.0の低速化対策

USBのファイル転送速度を向上させるには、以下の方法を1つずつお試しください。これらの方法で、Windows 10/8/7におけるUSB転送速度を確実に向上させることができます。

方法 1. デスクトップ PC の背面 USB ポートに接続する

前面ポートは延長配線のため電力供給が不安定になりやすく、転送速度が低下するケースがあります。背面ポートはマザーボードに直結されているため、安定した電力と通信速度を確保できます。

  • 実行中のファイル転送をキャンセルし、タスクバーから「ハードウェアの取り外し」で USB を安全に取り出す
  • USB ドライブを抜き、PC 背面の USB 3.0 ポート(通常青色)に再接続する

再接続後に再度転送を試し、速度が改善するか確認してください。

3.USBドライブを抜き、PC背面のUSBポートに再接続

方法 2. 不良セクタを修復してドライブを初期化する​

ドライブに不良セクタが発生すると、読み書き速度が大幅に低下します。最も効果的な対処法は、データを救出したあとにフォーマットを行い、不良セクタを修復することです。

ステップ 1:事前にデータを救出・バックアップ​

フォーマット前にドライブ内のデータをすべて保存してください。既にデータが開けない・消えた場合は、EaseUS Data Recovery Wizardでスキャンしてデータを復元できます。

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USBのファイル転送速度を向上させるには、まず以下の手順でUSB内の既存ファイルおよび紛失データを回収してください。

  • ソフトを起動し、対象の USB ドライブを選択して「紛失データの検索」を実行
  • スキャン後、復元したいファイルを選択
  • PC の内蔵ドライブなど、USB とは別の場所にデータを保存

ステップ 2:フォーマットで修復​

  • USB を PC に接続し、エクスプローラーで対象ドライブを右クリック→「フォーマット」を選択
  • ファイルシステムを選択(32GB 以下は FAT32、大容量は exFAT または NTFS)
  • 「クイックフォーマット」のチェックを外して「開始」をクリック

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⚠️ クイックフォーマットでは不良セクタは修復されません。速度低下の原因が不良セクタの場合は、チェックを外して実行してください。

方法 3:ファイルシステムを NTFS に変換する

FAT32 形式の USB ドライブは互換性が高い一方、4GB 以上の大ファイル転送で速度が低下するデメリットがあります。コマンドを使えば、データを保持したまま NTFS に変換し、転送性能を向上できます。

  • スタートメニューにcmdと入力し、「コマンドプロンプト」を管理者として実行
  • convert E: /fs:ntfsと入力して Enter を押す(E: は対象 USB のドライブレターに置き換え)
  • 画面の指示に従い、変換が完了するまで待ちます

⚠️ 変換中に PC が停止するとデータが破損する恐れがあるため、事前に重要なデータをバックアップしてください。

convert E: /fs:ntfs」と入力し「Enter」キーを押します

方法 4. デバイスのパフォーマンス設定を最適化する​

Windows の標準設定では USB は「簡単取り外し」モードになっています。「高パフォーマンス」モードに変更することで、書き込み速度を向上させることが可能です。

  • スタートボタンを右クリック→「デバイスマネージャー」を開く
  • 「ディスクドライブ」を展開し、対象の USB デバイスを右クリック→「プロパティ」を選択
  • 「ポリシー」タブを開き、「高パフォーマンス」を選択して「OK」で確定
  • PC を再起動して設定を反映させます

⚠️ 高パフォーマンスモードでは、USB を抜く前に必ず「ハードウェアの取り外し」を実行してください。突然取り外すとデータが破損する恐れがあります。

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方法 5. USB ドライバーを最新版に更新する​

ドライバーが旧式化していると、通信性能が十分に発揮できず転送速度が低下することがあります。

  • デバイスマネージャーを開き、「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を展開
  • 対象の USB コントローラーを右クリック→「ドライバーの更新」を選択
  • 「ドライバーを自動的に検索」をクリックし、最新版があればインストールします

更新後に PC を再起動し、USB の転送速度を確認してください。

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方法 6. BIOS で USB 3.0 設定を確認する​

通常はデフォルトで有効になっていますが、稀に BIOS の設定で USB 3.0 が無効になっているケースがあります。マザーボードによって項目名や操作は異なるため、初心者の場合は注意して実施してください。

  • PC を再起動し、起動時に F2 または Del キーを押して BIOS 画面に入る
  • 「Advanced」→「USB Configuration」の順に選択
  • 「USB 3.0 Support」が「Enabled」になっているか確認し、無効なら有効化する
  • F10 キーで設定を保存して BIOS を終了し、Windows を起動します

​まとめ​

USB の転送速度低下は、まずポートの挿げ替えや設定変更といった簡単な方法から試し、改善しない場合はファイルシステムの変更やフォーマットを検討するのがおすすめです。特に不良セクタが原因の場合は、事前にデータを救出してからフォーマットを行うことで、大幅な速度改善が見込めます。

万が一フォーマットや操作ミスでデータを紛失した場合は、EaseUS Data Recovery Wizard で迅速にデータを復元できます。

よくある質問

Q1:USB の転送速度が不安定で変動するのはなぜですか?

A1:転送速度が変動する主な要因は、転送するファイルの種類・サイズ、PC 側の負荷状況、USB ポートの供給電力の変化などです。多数の小さいファイルを転送するより、1 つの大きなファイルを転送する方が平均速度は速くなります。

Q2:USB ケーブルは転送速度に影響しますか?

A2:影響します。USB 3.0 対応のドライブでも、USB 2.0 規格のケーブルを使用すると通信速度が USB 2.0 相当に制限されます。またケーブルが長すぎたり劣化したりしている場合も、速度低下や通信不安定の原因になります。

Q3:1GB のファイル転送にかかる時間の目安は?

A3:理論上の目安は以下の通りです(実際はファイルの種類や PC 性能により変動します)。

  • USB 3.0:約 2~5 秒
  • USB 2.0:約 30 秒~1 分程度

Q4:USB 3.0 なのに遅いのはなぜですか?

A4:主な原因は、USB 3.0 ドライブを USB 2.0 ポートに挿している、前面ポートで電力が不安定、ドライブに不良セクタがある、ファイルシステムが最適化されていない、といったケースです。本記事の方法を順番にお試しください。

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