> How to Use > ファイル復旧 > 解決済み:実行時エラー'53':ファイルが見つかりません。

解決済み:実行時エラー'53':ファイルが見つかりません。

さわこ
更新者:さわこ 2025/06/17
   
Tioka
執筆者:Tioka
   

主な内容:

概要:

Microsoft Office でファイルを開く時に、「実行時エラー'53':ファイルが見つかりません。」が発生すると、どうしたらいいですか?本文では、実行時エラー'53'を解決する完全な対策を取得することができます。また、EaseUS製Word修復ソフトを使って、開かないファイル、アクセスできないファイル、読み込みできないファイルを即座に復元することもできます。

EaseUS Data Recovery Wizard

WindowsパソコンでWordファイルを開こうとした際に、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

実行時エラー '53':ファイルが見つかりません。

本記事では、このエラーが発生する主な原因や考えられる症状について詳しく解説するとともに、エラーを解消するための対処法もあわせてご紹介します。

実行中エラー53のエラーメッセージ:ファイルが見つかりません。

実行時エラー'53'が発生する原因

「実行時エラー '53':ファイルが見つかりません。」は、主にMicrosoft WordやExcelなどのVBA(Visual Basic for Applications)を使用している際に発生するエラーです。このエラーが発生する主な原因は、プログラムが指定されたファイルを探したが、その場所にファイルが存在しなかった場合に起こります。

主な原因一覧:

  • 指定されたファイルのパスが間違っている:たとえば、ファイルの保存場所が変更された、またはドライブの名前が異なっている場合に発生します。絶対パス(例: "C:\Users\〜")を使っている場合、他のパソコンではファイルの場所が一致しないことがあります。
  • ファイル自体が削除・移動されている:WordマクロやVBAが呼び出そうとしているファイルが、既に削除されたか、他のフォルダーに移動されている可能性があります。
  • ネットワーク上の共有ファイルが見つからない:共有ドライブやNASに保存されたファイルを参照している場合、ネットワーク接続が切れていたり、アクセス権限がないとこのエラーになることがあります。
  • 外部DLLや外部参照ファイルの読み込み失敗:VBAコードの中に何らかの外部DLLやサポートファイル(例:ActiveXコントロール)を参照している場合、そのファイルが存在しないか正しく登録されていないと、エラー '53' が出ます。
  • ファイル名に全角文字や特殊記号が含まれている:ファイル名に日本語や特殊文字(例:①②&%)が含まれていると、環境によって正しく読み取れない場合があります。

「実行時エラー'53'」発生時のデータを復元する

万が一ファイルが誤って削除されていたり、移動や上書きによって見つからなくなっている場合には、データ復元ソフトの活用も有効です。中でもおすすめなのが、初心者でも簡単に使える高性能な復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」です。

ステップ1. ソフトを実行して最初画面に入ります。そこでWordファイルを保存しているディスクを選択して「紛失データの検索」をクリックしてください。

 ディスクをスキャン

ステップ2.スキャンは時間がかかりますので、完成までお待ちください。途中でデータの検出とプレビューができます。

 wdrw18-step-select-files.png

ステップ3.復元したいWordファイルを選択して、「復元」をクリックしてください。それから、ファイルの保存場所を指定してください。

復元完了

「実行時エラー'53'」を解決する5つの方法

上記の操作手順を参照して、ファイルを復元したり、修復したりすると、本文で紹介する対処法を参照して、この実行中エラーを修復してみましょう。

方法1.失われたファイルを見つけて元の場所に保存する

  • Windowsの「検索」機能を使って、見つからない(失われた)ファイル名を入力して検索します。
  • ファイルが見つかったら、そのファイルの場所を開きます。
  • そのファイル(たとえば .dll という拡張子のファイル)をコピーします。
  • コピーしたファイルを、「C:¥Windows¥System32」フォルダの中に貼り付けます。
  • パソコンを再起動します。

※ファイルが見つからなかった場合、削除されたり失われたりしている可能性があります。その場合は、上記で紹介されたEaseUSのデータ復元ソフトを使って、削除・紛失されたファイルやフォルダを探して復元してください。

方法2.衝突のプログラムを閉じる

  • Ctrl + Alt + Delキーを同時に押すことでタスクマネージャーを開きます。
  • 「プロセス」タブで衝突プログラムを右クリックして「タスクの終了」を選択します。
  • 衝突のプログラムを終了したら、エラーメッセージが表示されるかどうかを確認します。
  • エラーメッセージが表示されなくなると、衝突のプログラムが分かるようになります。

タスクマネージャーからプロセスを終了

方法3.衝突のプログラムをアップグレードするか再インストールする

  • 検索ボックスで「コントロールパネル」を検索して、コントロールパネルを開きます。
  • プログラムのアンインストールを選択します。
  • 衝突のプログラムを右クリックして、「アンインストールと変更」をクリックしてプログラムを修復するか、アンインストールして再インストールしてください。

コントロールパネルでプログラムをアンインストール

方法4.ランライムライブラリの再インストール

  • Windows 10で「設定」→「アプリ」の順にクリックして、アプリと機能を開きます。
  • Microsoft Visual C++ Redistributableパッケージを選択して、「アンインストール」をクリックします。
  • パソコンを再起動します。
  • Microsoft Visual C++ Redistributableをダウンロード&再インストールします。

アプリと機能でプログラムをアンインストール

方法5.グラフィックスのドライバーの更新

  • デバイスマネージャーを開き、ディスクプレイアダプターの下でグラフィックスをダブルクリックします。
  • ドライブタブを選択して、「ドライブの更新」をクリックします。

グラフィックスのドライバーを更新する

また、デバイスマネージャーでグラフィックスの項目を右クリックして、「デバイスのアンインストール」を選択してもよい。デバイスを削除すると、パソコンを再起動したら、このデバイスのドライバーが自動的に再インストールされます。

まとめ

エラー「53」を防ぐためには、まずファイルの保存場所(パス)が正しく設定されているかを定期的に確認することが大切です。複数人で同じファイルを扱う場合は、誰もが同じ環境やフォルダ構成で作業できるように統一することも重要です。さらに、「On Error」などの機能を使って、エラーが発生したときの処理をあらかじめプログラムに組み込んでおくことで、予期しないエラーにも柔軟に対応できるようになります。

よくある質問

1.なぜ、今まで正常に動作していた Word VBA で突然エラー「実行時エラー'53':ファイルが見つかりません。」が出るようになったのですか?

このエラーは「指定したファイルが見つからない」ことを表しています。原因としては、外部ファイル(Excelファイル、テキストファイル、画像ファイル、DLLなど)の保存場所(パス)が変更された、名前が変更された、またはファイルが削除されたことが考えられます。また、ネットワークドライブの接続が切れていたり、USBメモリを外していたなど、一時的なアクセス不能でもこのエラーが発生します。最近ファイル構成やフォルダ階層を変更した場合には、その影響を確認しましょう。

2.ファイルは間違いなく存在するのに、「ファイルが見つかりません」と表示されるのはなぜですか?

ファイルが存在しているにも関わらずエラーが出る場合、「指定されたパスに誤りがある」「ファイル名に全角と半角、または大文字・小文字の違いがある」「ファイル拡張子が非表示になっているため実際のファイル名と見た目が異なる」などが原因として考えられます。また、実行しているユーザーにそのファイルへのアクセス権限がない場合も、ファイルが存在していても読み込めずエラーが表示されることがあります。

3.エラーを解消するためには、VBAマクロを一から書き直さなければいけませんか?

通常はマクロをすべて書き直す必要はありません。エラーが出ている箇所(ファイルを開いたり参照したりする部分)のコードを見直し、正しいファイルパスに修正することで対応可能です。また、「Dir関数」などを使って、ファイルの存在を事前にチェックする処理を追加することで、より安全なコードに改善することもできます。

関連製品についてもっと詳しくはこちら>>

  • Vectorプロレジ大賞
  • 第28回、30回、33回、
  • なんと3回も受賞した優秀なソフトウェア!
  • 誤って消去してしまったファイルをはじめ、様々な問題や状況でもデータを簡単に復元することができます。強力な復元エンジンで高い復元率を実現、他のソフトでは復元できないファイルも復元可能です。

    もっと見る
  • Easeus Data Recovery Wizard Freeの機能は強い。無料版が2GBの復元容量制限があるが、ほとんどのユーザーはほんの一部特定なデータ(間違って削除したフォルダとか)のみを復元したいので十分!

    もっと見る
  • ...このように、フリーソフトながら、高機能かつ確実なファイル・フォルダ復活ツールとして、EASEUS Data Recovery Wizardの利用価値が高い。

    もっと見る

無料で
紛失データを
完全復活!

強力なスキャン機能で、様々な紛失データを素早く復元しましょう。

データ復旧対策

 

タイムライン

お問い合わせ