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UEFIディスクをSSDにクローンして起動トラブルを防ぐ方法

さわこ
更新者:さわこ 2025/11/13
   

概要:

簡単な手順で UEFIディスクをSSDにクローン することができます。まず、EaseUS Disk Copy(Windows 10/8.1/8/7対応のUEFIディスククローンソフト)をダウンロードして実行してください。その後、以下の手順に従って UEFIハードドライブをSSDにクローン する方法を確認しましょう。

 

この記事では、プロ向けのディスクコピーソフトを使用して、UEFIディスクをSSDにクローンするシンプルかつ効果的な方法を紹介します。初心者から上級者まで、すべてのWindowsユーザーが簡単に実行できる手順です。このガイドに従えば、Windows 11/10/8.1/8/7で起動トラブルなくUEFIディスクをSSDにクローン できます。

UEFIブート vs BIOSブート

UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) は、GPT(GUIDパーティションテーブル) 形式で初期化されたハードディスクを使用します。

BIOS(Basic Input-Output System) は、MBR(マスターブートレコード) 形式で初期化されたハードディスクを使用します。

UEFIの特徴:

  • ✅2TBを超えるディスク容量を使用可能
  • ✅起動プロセスが高速
  • ✅セキュリティ機能が強化されている

🔄 UEFIの起動プロセスは以下のようになります:

UEFIの起動プロセス

BIOSの特徴:

  • ❌2TBを超えるディスク容量は使用不可
  • ❌16ビットプロセッサーモードで動作し、実行スペースは1MBのみ

🔄 BIOSの起動プロセスは以下のようになります:

BIOSの起動プロセス

💡関連記事:UEFIとBIOS:確認の方法と違い完全解説

なぜUEFIディスクをクローンするのか?

多くの人がUEFIディスクのクローンを選ぶ理由として、以下のようなものがあります:

もし、ブートエラーなしで簡単にUEFIディスクをSSDにクローンしたい場合は、専門的なディスククローンソフトを使用するのが最適です。

Windows 11/10/8.1/8/7 対応のUEFIディスククローンソフト

手間をかけずにUEFIハードドライブをクローンする方法は?おすすめの方法は、UEFIディスククローンソフト「EaseUS Disk Copy」 を使用することです。

EaseUSディスククローンソフトには、以下の優れた機能が搭載されています。

  • ディスクの内容を完全にコピーし、データ、システム、アプリを別のハードドライブに移動可能。
  • データを失うことなく、ノートパソコンのハードドライブを交換できる。
  • ワンクリックでOSを移行でき、再インストールの手間を省ける。
  • ディスクをセクター単位でクローンし、すべてのデータを完全にコピー。
  • 新しいPCにWindows 11をインストールするのをサポート。

Windows 11/10/8/7でUEFIディスクをSSDにクローンする方法

WindowsのUEFIブートディスクをSSDに起動トラブルなくスムーズにクローンするために、事前にSSDをGPTに変換しておくことをおすすめします。

その後、以下の手順に従って、UEFIディスクをSSDにクローンしましょう。

ステップ1.まずは、EaseUS Disk Copy をパソコンにダウンロードしてインストールし、起動します。起動後、「ディスクモード」を選び、ソースディスクと、ターゲットディスクを指定します。

ソースとターゲットディスクの選択

ステップ2.ディスクのパーティションを調整したい場合は、「高度なモードを有効にします」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

高度なモード

この画面では、クローン先ディスクのレイアウト(パーティション構成)を次の3つから選べます:

  • ディスクを自動調整:ソフトが自動的に最適なレイアウトに変更してくれます(推奨)。
  • ソースと同様にコピー:元のディスクとまったく同じパーティション構成でコピーします(サイズ変更なし)。
  • ディスクのレイアウトを編集:自分でパーティションサイズの変更や移動を手動で設定できます。柔軟に調整したい場合に便利です。

ディスクのレイアウト変更

ステップ3.設定内容を確認したら、「実行」をクリックしてクローン処理を開始します。

※:クローン先のディスク(ターゲットディスク)にある既存のデータはすべて消去されます。必要なデータがある場合は、事前にバックアップを取っておいてください。

クローン開始

クローンしたUEFIディスクをSSDで起動可能にする方法

UEFIブートディスクをSSDにクローンした後、新しいディスクでUEFIブートを有効にする必要があります。

手順:

  • クローンしたSSDをPCに挿入します。
  • PCを再起動すると、新しいSSDからUEFIモードでWindowsが起動するはずです。
  • これで、SSDにクローンしたWindowsを正常に使用できるようになります。

UEFIディスク

UEFIとBIOSの間のブートモードの切り替えに問題がある場合、マイクロソフトが提供するガイドとして、UEFIモードまたはレガシーBIOSモードへのブートに従うことができます。

まとめ

以上が、EaseUS Disk Copyを使用したUEFIディスクのクローン方法についての解説です。適切なディスククローンソフトを選べば、UEFIブートディスクを別のディスクに簡単にコピー できます。HDDやSSDの問題を解決したいときは、EaseUS Disk Copyをダウンロードして活用 してみてください。

よくある質問

1. GPTディスクはクローンできますか?

はい、EaseUS Disk Copyを使えばGPTディスクをクローンできます。

✅ 注意点:

  • GPTディスク(コピー元)にOSが入っていない場合、データのみを正常にクローンできます。
  • GPTディスク(コピー元)にOSがある場合、コピー先ディスクもGPT形式である必要があります。
  • コピー先がMBRディスクの場合、クローン後に正常に起動できない可能性があります。

2. クローンしたSSDから起動する方法は?

ステップ1:クローン作業が完了したら、PCを再起動します。再起動中に 「F2」キー(または「DEL」キー) を長押しして BIOS/UEFI設定画面 に入ります。

ステップ2:BIOS設定で、クローンしたSSDを起動ドライブとして設定します。

ステップ3:設定後、「Enter」キーを押して変更を保存し、PCを再起動します。

これで、SSDから正常に起動できるはずです。

3. MBRディスクをGPTディスクにクローンできますか?

はい、EaseUS Disk CopyやClonezillaを使用して、MBRデータディスクをGPTディスクにクローンできます。

  • データディスク(OSなし)の場合:クローン後のGPTディスクは、ブートの問題を考慮する必要はありません。
  • システムディスク(OSあり)の場合:MBRシステムディスクをGPTディスクにクローンするには、以下の手順を実行してください。

MBRシステムディスクをGPTディスクにクローンする手順:

ステップ1:パーティション管理ツールを使用して、GPTディスクをMBRディスクに変換します。

ステップ2:ディスクモード機能 を使用して、MBRディスクをクローンします。

ステップ3:クローン完了後、パーティション管理ツールを使用して、MBRディスクをGPTディスクに再変換します。変換後、BIOS設定でブートモードを変更します。

これらの手順を正しく実行すれば、MBRシステムディスクをGPTディスクにクローンし、正常に起動させることができます。

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