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概要:
SSD換装を行うと、PCの動作やディスクの読み書きスピードが速くなり、PCの起動時間も大幅に短縮させることが可能です。しかしSSD換装は一般ユーザーにとっては少し複雑な作業なので、本文では、SSD換装の手順を詳しく説明していきたいと思います。この内容に沿って行えば、だれでも簡単にSSD換装することができます。

SSD換装に挑戦してみたいけど、なんだか難しそうって思っていませんか?今回はそんな方に向けて、SSD換装方法を詳しく解説していきたいと思います。本文の手順に沿って行うことで簡単にSSD換装をやり遂げることができるはずです。
基本的にSSDの性能(読み書きスピードなど)はHDDを遥かに凌ぐため、PCの動作や起動を速くするためにもSSD換装は極めて重要な作業といえます。参考までにHDDとSSDの性能比較について、下記のグラフをご覧ください。

グラフを見ると一目瞭然ですね。どんなに高級なHDDと比較しても、SSDはすべての指標でそれを遥かに凌駕したパフォーマンスを出しています。要するにパソコンの性能を上げるためには、HDDをSSDに換装することが最重要タスクといえるでしょう。HDDからSSDへ換装すると、PCの起動速度、ブラウジング速度、再起動速度、さらにはシャットダウン速度までも大幅に速くなります。
AcerJapanによる「SSD vs. HDD スピード対決」
この動画は、まったく同じハードウェアやソフトウェア環境で、起動、ブラウジング、再起動、シャットダウンのスピードをTravelMate P259 SSDモデルとHDDモデルとで比較したものです。SSDの読み書き速度が高いことを改めて実証できた比較動画になります。
テスト環境:Windows 10 Pro 64ビット(デフォルト設定)/ 無線LAN接続 / AC電源接続
確かに、SSD換装はとても複雑な作業ですが、大まかに分けると、5ステップでHDDからSSDに変更することが可能です。
以上の5つのステップを詳しく解説するので、SSD換装を絶対成功させたい!いう方は是非最後までお読みください。
アマゾンでSSDを検索すると、50000件以上の商品が表示されます。その中から、希望のサイズ、ブランドなどの条件を設定して希望商品を絞り込むことが可能です。

実際には、ビックカメラ、ヨドバシカメラの大手家電量販店はアマゾンより安い場合もあり、アフターサービスも充実しています。それゆえ、家電量販店からSSDを購入することをおススメします。SSDを購入する時に、SSDを装着する時に使うSATA-USB変換ケーブルを一緒に購入するのを忘れないようにしてください。
SSDのフォーマット方法は、普通のハードディスクのフォーマット方法と同じです。SSDをPCに接続すると、正常に接続されればSSDがディスクとしてパソコン上に表示されます。そのディスクのアイコンを右クリックして、「フォーマット」を選択してください。

フォーマットを選択すると、下記のウィンドウが表示されます。ここでファイルシステムをntfsと設定し、「開始」をクリックすればすぐにフォーマットは完了します。

上記は一番操作しやすいSSDのフォーマット方法です。もちろん、別の方法によってSSDをフォーマットすることもできます。他の方法は下記のリンクページからご参照ください。
📝関連記事:SSD&HDDを完全に初期化する方法
ここで、一番人気のクローンソフト - EaseUS Disk Copy をおススメします。国内一番有名なクローン定番ソフトとして、クローン機能が特に強くて成功率が高いのです。このソフトを使ってHDDをSSDにクローンすれば、システムディスクであってもクローン後に問題なく起動できます。HDD上のデータはもちろん、OSのクローンも一緒にSSDに移行可能となります!
EaseUS Disk Copy でHDDをSSDにクローンする手順:
ステップ1.まずは、EaseUS Disk Copy をパソコンにダウンロードしてインストールし、起動します。起動後、「ディスクモード」を選び、ソースディスクと、ターゲットディスクを指定します。

ステップ2.ディスクのパーティションを調整したい場合は、「高度なモードを有効にします」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

この画面では、クローン先ディスクのレイアウト(パーティション構成)を次の3つから選べます:

ステップ3.設定内容を確認したら、「実行」をクリックしてクローン処理を開始します。
※:クローン先のディスク(ターゲットディスク)にある既存のデータはすべて消去されます。必要なデータがある場合は、事前にバックアップを取っておいてください。

EaseUS Disk CopyでHDDからSSDへの換装の動画ガイド:
上記のクローン方法についての内容がよくわからない場合は、操作手順が分かりやすい動画ガイドをも用意しておりますので、下記の動画ガイドをご覧ください。
さらに:HDD/SSDスタンドを利用してクローンする方法もあり
もし身近にパソコンがない場合でも、HDDをSSDにクローンすることは可能です。「HDD/SSDスタンド」という製品をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。このようなスタンドを使えば、パソコンを介さずにHDDからSSDへのクローンを作成することができます。

| クローンソフト | HDD/SSDスタンド | |
| メリット |
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| デメリット |
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現在使用中のHDDのデータからSSDへのクローンが完了したら、次にHDDを取り外して、SSDへ付け替える必要があります。
デスクトップの場合
まずはデスクトップの場合ですが、PCケースを開き、マザーボードに接続しているHDDをケース内から取り外し、SSDをPC内に入れて固定します。続いて、SATA3ケーブル経由で元々HDDのSATA3ポートに挿入することでSSDをPCに接続することが出来ます。


補足:SSDを固定できない場合は、PCケースの底部にそのまま置いても問題ありません。
上記の画像のように、SSDを設置した後、SSDのSATA電源ケーブルをも挿入することを忘れないようにしてください。SSDのSATA電源ケーブルは下記のものとなります。

SSDのケーブルには相応のポートがあり、異なったポートには差し込むことができないので、基本的に間違って繋いでしまうという事はないでしょう。
ノートパソコンの場合
次はノートパソコンからHDDを取り外して、SSDを装着する方法を紹介します。ノートパソコンでのSSDの装着はSATAケーブルや電源ケーブルなども必要ないため、デスクトップでの装着と比べ、格段に簡単に接続作業を行えます。
1.ノートパソコンの背面カバーを外し、黒い静電気防止の紙が貼っている箇所があれば、多くの場合そこがHDDになります。その紙は静電気によるHDDへの損壊を防ぐ役割がありますが、静電気はSSDへ影響を与えませんので、SSDへ換装すると、その紙も必要なくなります。
2.HDDを固定するネジをドライバーで外します。

3.力を入れて、HDDのケースを外に引き出します。

4.HDDを外側に引き出すと、完全にノートパソコンから取り外せるようになります。

5.HDDの外に金属製のケース/カバーがあるので、その表面にあるねじを外すと、その金属製のケース/カバーを取り外すこともできます。

6.SSDを金属製ケース/カバーに入れて固定します。

7.SSDをパソコンに戻し、SSDの接続ポートに押して装着します。最後にネジで固定したら、換装完了です!

上記手順でSSDをデスクトップ・ノートパソコンに装着できたら、続いて下記の手順に沿って、起動ディスクをSSDに変更する必要があります。
ここまでくれば換装作業も間もなく完了です。しかし最後にもうひとつ操作が残っており、これを行わなければPCが正常に起動できない可能性があります。それは、SSDを起動ディスクとして設定することです。ここではそのやり方について解説していきたいと思います。
起動ディスクは、BIOS設定で変更することができます。パソコンの起動時に、「F2」または[Del]キーを押すことで、biosの設定画面に移動することが可能です。もちろん、ブランド/マザーボードのモデルによってbiosのホットキーは「F2」と[Del]のわけでもありません。「Tab」「F12」「F9」などの可能性もあります。

ほとんどの場合、PCを起動する最初の画面でbiosに入るためのキーが提示されますので、キーが分からないという場合は、その画面にて確認すると良いでしょう。

boot(ブート)を選択し、boot device priotity(起動デバイス)の中で、一番目のブートデバイスを新しく換装したSSDと選択します。
その後、PCを再起動します。再起動後はSSDに換装したことにより、PCの起動スピードも動作スピードも圧倒的に速くなっていることを実感できるはずです。
HDDをSSDに換装した後、最もよく見られる問題は、SSD(クローン先)から正常に起動できないというエラーです。クローン先のSSDから起動しない場合は、クローンプロセスが正確に実行されなかった可能性があります。
Windowsが正常に起動しない時、自動修復は自動的に行われます。自動修復とは、Windowsで起こっている問題を修復する機能ですが、自動修復は問題を解決できないこともよくあります。

もしWindowsの自動修復プロセスを使ってもクローン先(SSD)から起動しないという問題を解決できない場合には以下の方法をお試しください。
方法1.周辺機器を取り外して起動することを試してみてください。
方法2.早期起動マルウェア対策による保護を無効にする。
Windowsが正常に起動しない時、下記の手順に従ってマルウェア対策による保護を無効にすることができます。
トラブルシューティング > 詳細オプション > スタートアップ設定 > 早期起動マルウェア対策による保護
早期起動マルウェア対策による保護を無効にしてからパソコンを再起動してみましょう。

方法3.問題ファイルを削除する
他に、Windowsが正常に起動しないのは起動ファイル自体に問題が発生しているという可能性も指摘されています。その場合はまず、問題ファイルをチェックしましょう。
仮に以下の画像ような文字が表示されていた場合は c:\windows\system32\drivers\vsock.sys というファイルに問題が確かにあるので、コマンドプロンプトを使ってDelキーを押してこの問題ファイルを削除してください。

EaseUS Disk Copyを使ってHDDからSSDへのクローンが正常に完了しているにもかかわらず、パソコンがクローン先のドライブから正しく起動しない場合、『自動修復』機能を使って問題を解決できることがあります。しかし、多くのケースではWindowsが起動しないだけでなく、自動修復の画面すら表示されず、トラブルシューティングメニューに入ることができないこともあります。
そのようにトラブルシューティングがうまく行えない場合や、自動修復でも起動の問題が解決しない場合は、EaseUSのサポートセンター([email protected])にご連絡ください。専門の技術スタッフが、起動エラーの原因を詳しく分析し、解決のための具体的な対処法をご案内いたします。
1. クローンとバックアップは何が違うのですか?
クローンはディスク全体を「そのまま別のドライブに複製」するもので、新しいSSDを接続すればそのまま起動できます。一方、バックアップはデータを別形式で保存し、必要に応じてリストア(復元)するものです。目的に応じて使い分ける必要があります。
2. SSDのクローンにかかる時間はどれくらい?
クローンにかかる時間は、コピーするデータの容量と使用するインターフェース(SATA、USB、NVMeなど)によって異なります。たとえば100GB〜200GB程度のクローンであれば、30分〜1時間ほどが目安です。
3. クローンしたSSDはそのまま起動できますか?
はい、正しくクローンできていれば、そのまま起動可能です。ただし、起動順位(ブート設定)が正しくないと、古いディスクから起動してしまうことがあります。クローン後はBIOS(UEFI)で新しいSSDを起動ディスクに設定してください。
4. クローン先のSSDは元のドライブより小さくても大丈夫?
いいえ、クローン先のSSDは「クローン元で使用されているデータ量以上」の容量が必要です。たとえば、クローン元が500GBのHDDでも、実際に使っている容量が100GB程度であれば、120GB以上のSSDで十分可能です。ただし、クローンソフトによっては対応できない場合があるので要確認です。
5. クローン中にデータは消えますか?
クローン元のデータは消えませんが、クローン先(コピー先)のSSDにあるデータはすべて上書きされて消去されます。必要なデータがある場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。