データを失わずにSSDのパーティションをリサイズする方法【Windows 11/10】

モンディー |カテゴリ:パーティション管理| 2024年09月24日に更新

概要:

この記事では、SSDのパーティションのサイズを変更する方法に焦点を当てます。Windows 11/10でSSDのパーティションを縮小または拡張する方法はいくつかあります。

SSDは、HDDよりも優れたパフォーマンスを提供するストレージ デバイスとして使用されるソリッド ステート ドライブです。データをSSDに移行するか、コンピュータでSSDとHDDを併用するユーザーが多くいます。空き容量が不足している場合、SSDのパーティションのサイズを調整したいかもしれません。

SSDパーティションのサイズを変更することにより、SSDのスペースを効率的に使用し、ディスクをより適切に管理できます。Windows 10でSSDパーティションを拡張したり、SSDパーティションを縮小して他のドライブを拡張したりしたいかもしれません。SSDのパーティションをリサイズする理由は何であれ、以下で紹介する3つの方法はお役に立ちます。

データ損失なくSSDパーティションをサイズ調整する方法【3選】

Windows 11/10でSSDのパーティションのサイズを変更するのは難しいことではありません。Windowsの組み込みツール(ディスクの管理、Diskpart)と信頼できるサードパーティ製ツールEaseUS Partition Master Freeは利用可能なツールです。これら3つのツールはどっちも、SSDパーティションの拡張および縮小に使われます。

どの方法を選択すべきかは以下の表をご参照ください。

SSDパーティションのサイズ調整においては、EaseUS Partition Masterはより多くの機能を備えています。また、Windowsの組み込みツールではサポートされていないファイル システムであるFAT32パーティションのサイズを変更することもサポートします。初心者ユーザーでも、EaseUS Partition Masterを使用してSSD上のパーティションを気軽にリサイズできます。

では、SSDパーティションのサイズを変更するこれら3つの方法を一緒に見てみましょう。

方法1.EaseUS Partition MasterでSSDパーティションをリサイズする

EaseUS Partition Masterは、Windows 11/10/8/7およびWindows XPを含むすべてのWindowsオペレーティング システムをサポートしています。さまざまな形でディスク容量を管理できます。パソコン操作に慣れていなくても、SSD上のパーティションを簡単にサイズ変更できます。以下の手順に従って、「サイズ調整/移動」機能を使用してSSDパーティションを拡張/縮小しましょう。

ステップ1. EaseUS Partition Masterを実行して、ソフトのメイン画面で容量を調整したいパーティションを右クリックして、「サイズ調整/移動」を選択します。

ご案内:EaseUS Partition Masterは「スマートリサイズ技術」を採用しています。この技術によりますと、ディスクにある未割当容量を自動的に検出され、パーティションの末の黒点をトラックして、直接に選定のパーティションに容量を調整できるので、隣接領域で未割当容量を作る必要がありません。

ステップ2. パーティションの末にある黒い点を右にトラックしてパーティションの容量を拡大し、左にトラックして容量を縮小して「OK」ボタンをクリックします。

ステップ3. ソフトのメイン画面で上部で保留中の操作をクリックして、「適用」をクリックして、変更を適用します。

EaseUS Partition Masterは、SSDパーティションのサイズ調整を簡素化した、強力なディスク パーティション管理ツールです。それをダウンロードして、より多くの機能を今すぐ楽しんでみましょう。

方法2.ディスクの管理を使ってSSDのパーティションをサイズ変更する

ディスクの管理はWindows 11/10でSSDパーティションを拡張、縮小、および調整するのに使う手動方法です。「ボリュームの拡張」や「ボリュームの縮小」を使用すれば、SSDのパーティションを変更できます。

ご注意:ディスクの管理でSSDのパーティションを拡張するには、ターゲット ボリュームの右側に未割り当て領域があることを確認する必要があります。そして、ディスクの管理では、隣接していないパーティションを結合することはできません。

次に、以下の手順に従ってSSDのパーティションのサイズを変更してみましょう。

ステップ1.「Windows」と「R」キーを同時に押して「diskmgmt.msc」と入力し、ディスクの管理を開きます。

ステップ2.SSD上のパーティションを見つけて右クリックします。

ステップ3.SSDパーティションのスペースを増やすには、「ボリュームの拡張」を選択します。パーティションを縮小するには、「ボリュームの縮小」を選択します。

ステップ4.「ボリュームの拡張ウィザード」ウィンドウで「次へ」をクリックします。

ステップ5.SSDのパーティションの容量を設定します。そして「次へ」をクリック。

ステップ6.「完了」をクリックして、SSDのパーティションのサイズを変更することを完了します。

ご注意:ボリュームの拡張がグレー表示される場合、またはボリュームを縮小できない合は、不対応のファイル システム(FAT32)が原因となる可能性があります。EaseUS Partition Masterを利用すれば、その問題を解決できます。

方法3.Diskpartコマンドを使用してSSDパーティションのサイズを調整する

Diskpartコマンドは専門家向けに提供されています。ディスクの管理よりも多くの機能があります。SSDでパーティションを新規作成、削除、およびサイズ調整することをサポートします。この方法を使う場合、コマンド ラインを入力するときに十分な注意が必要です。では、Diskpartコマンドを使用してSSDのパーティションのサイズを変更する方法を見てみましょう。

ステップ1.「Windows」と「R」キーを同時に押すことで「ファイル名を指定して実行」ボックスを開きます。

ステップ2.そこに「cmd」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ3.「diskpart」と入力し、「Enter」キーを押します。

ステップ4.次のコマンド ラインを入力するたびに「Enter」キーを押します。

  • list volume(コンピュータ上のすべてのボリュームを一覧表示します)
  • select volume 5(5はターゲット ボリュームの番号に置き換えてください)
  • shrink desired=10240(10240はお気に入りのサイズに置き換えてください。パーティションを拡張するには、shrinkをextendに置き換えてください)

ステップ5.「exit」と入力してDiskpartユーティリティを閉じます。

Diskpartコマンドは少し複雑ですが、強力なディスク管理ツールです。DiskpartでWindowsのパーティションを拡張することもできます。

結論

この記事では、SSD上のパーティションのサイズを変更する3つの方法を紹介しました。ディスクの管理とDiskpartコマンドを使用して、Windows 11/10のパーティションをサイズ調整できますが、ある程度のパソコン知識が必要です。

EaseUS Partition Masterは最も推奨されるツールです。SSDのパーティション サイズをより迅速に調整するできます。使い方は簡単ですが、強力な機能があります。FAT32パーティションのサイズ調整や隣接しないパーティションの結合など、Windowsの組み込みツールの制限を破ります。

SSDパーティションをリサイズする方法に関するよくある質問

1.パーティションのサイズをデータ損失なく変更できますか?

パーティションを拡張または縮小することで、パーティションのサイズを変更できます。どちらの方法でもデータが失われることはありません。

2.SSD上のCドライブを縮小するにはどうすればよいですか?

SSD上のCドライブを縮小には、いくつかの方法があります。Windowsディスクの管理でSSDのCドライブを縮小する手順は次のとおりです。

ステップ1.「PC」を右クリックし、「管理」を選択します。

ステップ2.「ディスクの管理」をダブルクリックし、SSDのCドライブを選択します。

ステップ3.Cドライブを右クリックし、「ボリュームの縮小」を選択します。

ステップ4.縮小するサイズを設定します。

3.SSDのCドライブ容量を増やす方法を教えてください。

SSDのCドライブの容量を増やすのは簡単です。ディスクの管理の「ボリュームの拡張」機能とか、Diskpartコマンドとか、たくさんの方法があります。CMDを使用してSSDのCドライブの容量を増やす手順は次のとおりです。

ステップ1「ファイル名を指定して実行」ボックスを開き、「diskpart.exe」と入力します。

ステップ2.次のコマンド ラインを入力するたびに「Enter」キーを押します。

  • list volume 
  • select volume x
  • extend size

ステップ3.「exit」と入力してコマンド プロンプトを閉じます。