概要:
OSをSSDからM.2SSDにクローンしたいけど、どこから始めればいいか分からない方は、この記事を参考にしてください。完璧な初心者向けガイドで、最初から最後まで何をすべきかをお教えいたします。より簡単にクローンできるように、優れたクローンソフトEaseUS Disk Copy をお勧めします。そのクローン機能を使えば、簡単にクローン作業を行えます。
「私はWindows 10 OSをSSDから新しく購入したM.2 SSDに移行したいんですが。しかし、今までそれを行ったことがないので、OSをM.2 SSDに迅速に移行する方法がないでしょうか。何かアドバイスがあれば、ぜひ教えてください。」
古いSSDを新しいM.2 SSDにクローンすることは、一般の人にとって少し難しいことかもしれません。そして、クローン中にいろいろな問題が発生する可能性があります。この記事では、SSDをM.2 SSDにクローンする最初から最後までの詳細な手順を紹介し、作業を容易にすることができるいくつかのサードパーティツールを紹介したいと思います。
SSDはデータストレージの一種で、集積回路をメモリとして使用し、データを永続的に保存する装置です。一般的に可動部がないため、HDDと比較して高速で堅牢なのが特徴です。SSDの代表的な種類は、M.2 SSD、NVMe SSD、PCIe SSDの3つです。
M.2 vs NVMe、その違いは? M.2 SSD は、M.2スロットを介してマザーボードに直接接続する、新しいタイプのSSDです。NVMe SSD もマザーボードに直接接続しますが、SATAバスではなく PCI Express バスを使用するため、データ転送速度がはるかに速いです。PCIe SSD は NVMe SSD と似ていますが、マザーボードに直接接続するのではなく、専用のカードを介してPCIeバスに接続する点が異なります。3種類のSSDはいずれもHDDよりも圧倒的に高速で、そのため普及が進んでいます。
中では、M.2 SSD は最も人気があります。起動時やプログラムやゲームの起動時にパソコンの性能を向上させるために新しいM.2 SSDを手に入れたら、再インストールせずに古いハードディスクからM.2 SSDに直接OSを移行することができます。詳しいガイドは下記の通りです。
まず、重要なファイルやデータのバックアップをとってください。クラウドドライブや、バックアップソフトで外付けドライブにバックアップを取ることができます。これはクローン作成中にデータの安全性を確保するための重要なステップです。
それから、パソコンに他のドライブがあれば、それらを抜いてください。クローン中に誤ってドライブをフォーマットしたこともあるかもしれません。
古いOSのSSDがMBRであれば、パソコンを再起動した時にInaccessible Boot Deviceのエラーが発生して失敗する可能性が高いです。そこで、簡単にSSDをMBRからGPTに変換する便利なソフト - EaseUS Partition Masterをお勧めしたいと思います。詳しい手順は、「MBRをGPTに変換する方法」をご参照ください。
古いSSDをGPTに変換した後、コンピュータのブートモードをUEFIに変更する必要があります。以下は詳細な手順です。
ステップ1. コンピュータを再起動し、「〇〇キーを押して、BIOSセットアップを開始します」
このようなメッセージが表示されたら、対応するキーを押してください。〇〇はF2、F12、またはDELの可能性があります。メッセージはお使いのコンピュータのブランドによって異なる場合があります。
ステップ2. BIOS設定で、トップメニューから 起動 を選択します。
ステップ3. UEFI 起動モードを選択し、+ / - キーを使用して設定をUEFIに変更します。
ステップ4. F10キーを押して変更を保存し、終了します。
次はSSDをM.2 SSDにクローンします。自分でクローンすることもできますが、簡単にクローン作業を行うソフトを利用することもできます。もし、ソフトを利用したいなら、EaseUS Disk Copy をおすすめします。
EaseUS Disk Copy を利用すれば、システムを新しいディスクに移行し、簡単に現在のシステムをアップグレードすることができます。
クローン開始前に注意すべきところ:
1.M.2 SSDをPCに接続するために、ドライバー、電力分配器、SATAケーブル、またはUSB-SATAアダプタを前もっと準備してください。
2. ターゲットHDD/SSDの容量が古いドライブの使用容量と同じかそれ以上であるかを確認してください。
3.新しいディスクのスタイルが古いディスクのスタイルと同じかを確認してください。同じでない場合、新しいHDD/SSDをMBRまたはGPTに初期化してください。
ステップ1.ソフトの初期画面で「ディスクモード」を選択します。それから、ソースディスクを指定して「次へ」をクリックします。
ステップ2.ターゲットディスクを選択した上、「次へ」をクリックします。
ご注意:
①ターゲットディスクはソースディスクと同じまたはそれ以上の容量であることを確認してください。
②クローンすると、ターゲットディスク上のすべてのデータが消去されますので、ご注意ください。
ステップ3.ターゲットディスクがSSDの場合、SSDの最適化をチェックしてください。そしてディスクのレイアウトを編集して「実行」をクリックします。
ステップ4.ディスククローンのプロセスが始まります。
EaseUS Disk Copyは自動的に新しいM.2 SSDのパーティションをリサイズししますので、手動でパーティションのサイズを変更する必要はありません。クローン作業が完了した後、コンピュータを起動する方法は2つあります。
方法1. コンピュータの電源を切り、古いSSDを抜いて、新しいM.2 SSDと交換し、コンピュータの電源を入れ直します。
方法2. コンピュータにハードディスクを2台搭載できる場合、2台のSSDを両方ともコンピュータに搭載しておくことができます。コンピュータを再起動し、BIOS Setup Utility を入力し、BIOS設定を変更して新しいM.2 SSDから起動するようにします。
EaseUS Disk CopyでHDD/SSDクローンを実行する動画をご覧ください。
Windows 10/8/7 を M.2 SSD にクローンした後、古いディスクをクローンした M.2 SSD に交換することができます。ここでは、古いHDDを交換する手順を説明します。ここでは、古いディスクをM.2 SSDに交換する例を紹介します。
ステップ1.パソコンの電源を切り、電源ケーブルとその他の接続されているケーブルを外します。そして、背面パネルのネジを外して、OSディスクにアクセスするために背面パネルを取り出します。
ステップ2. 工具を使ってドライブをパソコンに固定する。ドライブを取り外す前に、それらのネジを外す必要があります。
ステップ3. 古いドライブを約30~45度持ち上げて、引き抜く。その場所にSSDを設置し、背面パネルを装着します。
ステップ4. M.2 SSDから起動します。パソコンの電源を入れます。パソコンが通常通り起動し、すべてのプログラムと設定が以前と同じように表示されれば、問題なしということです。
データの保存やWindowsシステムの保護のために古いディスクを使い続けたい場合は、古いハードディスクを無料でフォーマットすることができます。
EaseUS Partition Master&EaseUS Disk Copyを使えば、OSをM.2 SSDに簡単にクローンすることができます。Windows OSをM.2 SSDにうまくクローンするためには、新しいドライブがPCのマザーボードと合うかどうかを確認し、ドライブを慎重にインストールしてください。
M.2 SSDのクローンについて、ユーザーからよく聞かれる質問をお答えします。
1. M.2 SSDはドライブが必要ですか?
A1. いいえ、SATAおよびPCIe M.2 SSDのいずれも、OSに組み込まれた標準のAHCIドライブを使用します。ただし、M.2 SSDを使用する前に、システムBIOSでM.2 SSDを有効にする必要があります。
2. M.2 SSDとは何ですか?
A2. M.2はPCI-SIGとSATA-IOの標準化団体によって開発され、PCI-SIG M.2およびSATA Rev.3.2の仕様で定義されています。当初はNGFF(Next Generation Form Factor)と呼ばれていましたが、2013年に正式にM.2と改名されました。今でもM.2をNGFFと呼ぶ人が多いです。
3. M.2 SSDに必要なネジは何ですか?
A3. 正しいネジのサイズは、2.0 x 3mm (CM2x3-3.3)です。アメリカなら、通常、Ace Hardwareストアでネジを見つけることができます。長すぎるネジもありますので、ネジの長さをご注意ください。
4. SSD から NVMe へのデータ転送はどのように行うのですか?