究極対処:Windows 11/10でSSDが表示しない

Tioka |カテゴリ:記憶媒体復旧| 2024年10月23日に更新

概要:

Windows 11/10でSSDが表示してくれない?ご心配なく、この記事では異なるケースの対処方法を皆さんに紹介します。Windows 11/10が搭載されているPCにSSDを挿入しても、パソコンに表示されない場合、これらの対処方法は役に立つので、これらの方法に従って、SSD及びSSDのデータにアクセスしましょう。

パソコンではSSDが表示しない!

「最近、サムスンのSSDをパソコンに装着しようと思っていましたが、パソコンにそのSSDを挿入しても表示しませんでした。パソコンがSSDを正確に認識するにはどうしたらいいですか。何か対策があれば教えてください。」

ディスクの管理で新品SSDが表示してくれない!

「最近、Samsung SSD 850 Evoを手に入れました。しかしながら、そのSSDをPCに接続した時に、何の反応もなくてディスクの管理でも表示してくれませんでした。どこかが不具合なのか全然分かりませんので、助けてください。」

現在、SSDの大容量化と低価格化が進んでいる中、SSDをPCに装着するユーザーもどんどん多くなってきています。ゆえに「SSDが表示しない」という問題も以前より多発されるように見えます。それでは、本当にこの問題に遭遇する場合は、どうやって解決すればいいですか。ここで、Windows 11/10で異なるケースに対する対策を皆さんに紹介していきたい思います。

1.SSDが正確にインストールされていない場合

一般的に、SSDをWindows 11/10のパソコンに接続すると、パソコンが自動的にSSDのドライバーをインストールします。しかしながら、デバイスのドライバーを自動的にインストールすることができない可能性があります。このような場合、SSDのインストール状態を確認して、手動でインストールすることが必要です。

デバイスマネージャーでSSDを確認し、手動でインストールする方法

ステップ1.Win + Xキーを同時に押し、「デバイスマネージャー」を選択します。

ステップ2.デバイスマネージャーで「ディスクドライブ」を展開して、SSDがあるかどうかを確認します。

ステップ3.SSDがここで表示されない場合は、SSDは成功にパソコンにインストールされていないため、「ディスクドライブ」を右クリックして「ハードウェア変更のスキャン」をクリックします。

ステップ4.ここでパソコンは接続中のSSDを再スキャンしてインストールします。

2.ドライブレターが消失/衝突するため、SSDが表示しない場合

もし、SSDのドライブレターが消失した、またはほかのディスクのドライブレターと衝突した場合、SSDがパソコンに表示されません。だから、Windows 11/10でパソコンが表示されないなら、まずSSDのドライブレターのことを確認する必要があります。

SSDのドライブレターがなくなった場合、または、他のドライブのドライブレターに衝突する場合、下記の操作手順を参照して、SSDに新しいドライブレターを割り当てる必要があります。

SSDに新しいドライブレターを割り当てる方法:

1.Win + Xキーを同時に押して、「ディスクの管理」を選択します。

2.SSDを見つけ、SSDの中のドライブレターがないパーティション右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」を選択します。

3.新しい表示されるウィンドウの「次のドライブ文字を割り当てる」のところでドライブレターを選択することで、そのドライブレターをSSDに分配することができます。

3.初期化されていないため、SSDが表示されない場合

SSDがパソコンで表示できないもう1つの原因は、SSDが初期化されていないのです。皆さんのご存知のように、「ディスクは不明、初期化されていません」はディスクにアクセスできない時に、最も見られる原因です。その問題はSSDでもよく発生しますので、パソコンがSSDを正確に認識せず、SSDが表示しない時に、SSDをフォーマットする必要があるかどうかを確認する必要もあると思います。
もしこの原因でSSDが表示しない場合、SSDをフォーマットする必要があるので、まずはSSDをフォーマットして問題を修復してみましょう。それから、データ救出ツールでSSDのデータを復元することも可能です。

方法1.SSDを初期化する前に、データを復旧する

ご案内:SSDのTRIM機能が有効にする場合、データ復旧の成功率が下がりますので、下記の無料データ復旧ソフトを使ってまずSSDをスキャンすることがおススメです。目標データが検出できたら、復旧することができます。

ステップ1.ソフトを開き、初期画面でフォーマットしたSSDを選択した上、「スキャン」をクリックします。

ステップ2.ソフトが自動的にフォーマットしてしまったSSDをスキャンします。

ステップ3.スキャンがすべて完了すると、SSDで全て復元可能なファイルが表示されます。その中から復元したいファイルを選択して「リカバリー」をクリックします。

注意:SSDには、Trim機能が普通にオンにされているので、HDDよりデータを復元する難度が高い。SSDの復元といえば、早ければ早いほど、データの復旧率が高いので、なるべく早い時期にSSDの復元をやってください。

方法2.Windows 11/10でSSDをフォーマットする

ステップ1.Win + Xキーを同時に押して、「ディスクの管理」を選択します。

ステップ2.フォーマットしたいSSDを右クリックして「フォーマット」をクリックします。

ステップ3.SSDのフォーマットウィンドウでSSDの形式(MBRかGPT)を設定することも可能です。

4.ファイルシステムが破損/非対応のため、SSDが表示しない場合

SSDのファイルシステムが破損した、またはパソコンに対応されない場合、パソコンでSSDが表示されないこととなります。破損したファイルシステムを修復するためにも、対応可能なファイルシステムに変更するためにも、フォーマットは非常に有効な対策です。

フォーマットは、SSDの状態を一新することが可能になり、フォーマットの時にファイルシステムをWindowsが完璧に対応可能なNTFSに設定することもできます。

また、SSDの中に重要なデータがある場合、上記のデータ復旧手順に従ってフォーマット後のデータ復旧をあらかじめ行うことがおススメです。

5.ディスクドライバーに不具合があるため、SSDが表示しない場合

SSDだけではなく、キーボード、マウスなどパソコンのすべてのハードウェアが正確に動作するには、ドライバーが必要となります。だから、SSDが表示しない場合、SSDのドライバーに不具合があるかもしれませんので、下記のステップに従って、SSDを表示させましょう。

1.SSDをPCに接続します。

2.Win + Rキーを同時に押すことで「ファイル名を指定して実行」を開きます。

3.入力ボックスで「devmgmt.msc」を入力してエンターキーを押すことで「デバイスマネージャ」を開きます。

4.ユニバーサル シリアル パス コントローラー項目を展開し、SSDが表示されます。

5.SSDを右クリックして「アンインストール」をクリックします。

6.アンインストールが完了した後、SSDを外してパソコンを再起動します。

7.再起動したら、SSDをもう一度パソコンに挿入します。Windows 11/10なら、接続するハードウェアのドライバーが自動的にインストールされますので、ドライバーのインストールができたら、SSDが正確にパソコンで表示されるようになると思います。

まとめ

この記事では、WindowsでSSDが表示しない問題を解決する7つの方法を解説しました。ディスクドライブを再インストールしたり、SSDに新しいドライブを割り当てたり、SSDをフォーマットしたりすることで、問題が解決されるはずです。