フォーマットせずにhddをRAWからNTFSに戻す方法

ハードドライブがRAWになる原因

RAWという単語を日本語に訳すと、「未加工」を意味します。つまり、ハードディスクがRAW状態になるとは、具体的にはハードディスクのファイルシステムがRAWになってしまい、中のデータにアクセスできなくなる状態を指します。ハードドライブのファイルシステムがRAWになると、コンピューターから認識されなくなり、保存されているデータを読み出すことができなくなります。その結果、ハードディスクへの読み書き操作ができず、利用できなくなります。

ハードディスクのファイルシステムがRAWになる原因はいくつか考えられますが、主な原因は以下の通りです。

• ハードディスクへの不適切な操作：突然の電源オフ、ソフトウェアの不適切な終了、など。
• ウィルスまたはマルウェアによる攻撃。
• ハードディスクの物理的な障害や老朽化。
• 不適切なパーティション操作やハードディスクのフォーマット。
• システムのクラッシュやソフトウェアの衝突。
• これらの原因により、ハードディスクのファイルシステムがRAWになる可能性があります。

上記のように、何らかの原因によって、お使いのhddがrawになったら、hddは使えなくなります。このような場合、raw状態のhddを修復するには、そのhddのファイルシステムをrawからntfsに変換する必要があります。

重要：rawのHDDのデータ復元

RAWドライブの復元操作を始める前に、データ紛失を避けるため、ドライブからデータを抽出することが重要です。

ここで、RAWドライブに対応するデータ復元ソフト ― EaseUS Data Recovery Wizard を皆さんにお薦めします。RAWドライブでの読み書き不可のデータを抽出することが可能です。

ステップ1．場所の選択

ソフトを実行してください。最初画面で復元したいファイルのハードドライブ（例えE：）を選択して「紛失データの検索」をクリックしてください。そうすると選んだディスクのスキャンを始めます。

ステップ2．スキャンとファイルの選択

スキャンが終わったら、画面の上部メニューで「フォルダ」あるいは「種類」をクリックしてください。そして、展開されたリストでファイルのフォルダまたは種類を選択してください。(復元したいファイルを素早く指定し、プレビューすることができます。)

ステップ3．復旧場所を選んでリカバリー

復元したいファイルを選択してから「復元」をクリックしてください。選択されたファイルの保存場所を指定して復元を終わえます。(ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。)

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raw修復：フォーマットせずにhddをNTFSに戻す方法

ここでは、RAWになったHDDの修復方法を紹介します。通常、HDDのファイルシステムがRAWになると、異常な状態になり利用できなくなります。RAW状態のHDDを修復するためには、ファイルシステムをRAWからNTFSに変更する必要があります。しかし、ファイルシステムを変更するためには、通常フォーマットが必要となります。一度HDDをフォーマットすると、HDDに保存されているデータは全て消去されます。そのため、データを失わない対処法が必要となります。ここではその方法を紹介します。

方法1.コマンドプロンプトでhddをNTFSに戻す（フォーマット必要なし）

次は、コマンドプロンプトでRAWになったハードディスクのファイルシステムをNTFSに戻す方法を紹介します。下記のステップに従って操作しましょう。

• RAWのhddをパソコンに接続します。
• Win + R を同時に押して、コマンドプロンプトを開きます。そして「cmd」をタイプして、Enterキーを打ちます。
• 「H: /FS :NTFS」と入力して指令を実行します。（Hのところにドライブのラベルを入れ替えてください。）

それで、フォーマットせずにRAW化ハードドライブをNTFSに戻すことが実現されます。

方法2.ディスクの管理でhddをNTFSにフォーマットする

一番先に紹介した対処法でRAW化ハードドライブからデータを復元した後、このハードドライブをフォーマットしても大丈夫になると思います。だから、ここでWindowsに内蔵のディスクの管理ツールで、ハードドライブのファイルシステムをRAWからNTFSにフォーマットする方法を皆さんに紹介します。

ステップ1.パソコンで「ディスクの管理」を開き、RAWになったハードドライブを右クリックして「フォーマット」を選択します。

ステップ2.ボリュームのラベルを設定して、ファイルシステムを「NTFS」に指定して、フォーマットを行います。

ステップ3.ここでハードドライブにアクセスすることができるようになりました。

方法3.パーティション管理ソフトでファイルシステムを変更する

実際には、よくハードドライブを取り扱っているユーザーにとって、パーティション管理ツールは非常に不可欠なものだと思われています。ハードドライブの容量拡張、ハードドライブの分割と結合、またはハードドライブのクローンなどの操作を実行したい場合は、パーティション管理ソフトは完全に効果を発揮できます。ここでEaseUS Partition Masterを皆さんに紹介します。この多機能が備えているパーティション管理ソフトを使うことで、ハードドライブのファイルシステムをRAWからNTFSに簡単に変更できます。

１．ソフトを立ち上げ、初期化したいSSD/HDDを右クリックして、「パーティションをフォーマットする」を選択します。

２．情報をチェックしてから、「OK」をクリックします。

３．「保留中の操作」には前の変更が提示されているので、チェックしてから適用します。

４．最後に、「はい」で操作が確実に行われます。

上述のステップで手軽にSSDやHDDをフォーマットすることができます。フォーマット後に外付けハードドライブのパーティションを分割したり、パーティションのサイズを変更したりする場合にも、このソフトウェアは非常に役立ちます。実際、それこそがEaseUS Partition Masterの主な機能です。

まとめ

ハードドライブのファイルシステムがrawになった場合、ハードドライブが異常な状態になり、使えなくなります。このような場青、ハードドライブを正常な状態に戻すためには、ファイルシステムをコマンドプロンプトでNTFSに変換することが必要です。しかし、ファイルシステムの変更はデータを消去することもよくあるので、重要なデータがあれば、事前に本文で消化するデータ復元ソフトでデータを抽出することがおススメです。