【イーサネット/LANケーブル】PCからPCへファイルを転送する

さわこ |カテゴリ:PC引越し| 2024年04月24日に更新

概要:

ここでは、2台のWindows 10 PC間でLANケーブル接続を確立し、Ethernetケーブルを使用してファイルを転送するためのすべての手順を説明します。

LANケーブルでPCからPCへファイルを転送する理由

USBメモリ、外付けハードディスク、クラウドストレージサービス、メール、WiFi、イーサネットケーブルなど、多様な方法でPCからPCへのファイル転送ができます。イーサネットケーブルやLANケーブルを使えば、以下のような場合に便利です:

  • ワイヤレスネットワークにアクセスできない場合
  • 大容量ファイルを高速に転送したい場合
  • OneDrive、Dropbox、Google Driveなどを使わない場合

イーサネットケーブルを使用すると、ネットワークがなくてもPCからPCにファイルを高速に転送できます。以下は、イーサネットケーブルまたはLANケーブルを使用してPCからPCへファイルを転送するためのstepバイstepのガイドです。

さらに、イーサネットを使うのが適さない場合は、簡単なPCデータ転送ツールを使用することで、ファイル、プログラム、ユーザーアカウント、設定を簡単に転送することができます。

LANケーブルでPCからPCへファイルを転送する手順

以下のチュートリアルを参考に、イーサネットケーブルを使って2台のPC間で接続を確立し、ファイルを転送してください。

必要なもの

  • Windowsパソコン2台
  • イーサネットケーブル(CAT 5/6でも可)

step1.2台のPCを同じネットワークに接続します。

1.イーサネットケーブルまたはLANケーブルで両方のPCを接続します。両方のケーブルは同じポートを使用し、同じことをします。

2.スタートボタンを右クリックし、「コントロールパネル > ネットワークと共有センター」を選択します。アクティブなネットワークまたはイーサネットが表示されます。

3.イーサネット > プロパティ > インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)> プロパティ」をクリックします。

4.「次のIPアドレスを使う」を選択し、以下のスクリーンショットに示されるように、IPアドレスとサブネットマスクを入力します。入力するIPは例と異なっていても構いませんが、同じ範囲内にある必要があります。

1台目のPCに以下の値を設定してください:

  • IPアドレス:192.168.1.2
  • サブネットマスク:255.255.255.0

2台目のPCに以下の値を設定してください:

  • IPアドレス 192.168.1.3
  • サブネットマスク225.225.0

5.IPアドレスの設定が成功すると、ネットワーク設定で2つのコンピュータ名が表示されます。

step2.両方のPCで共有オプションをオンにします。

1.「コントロールパネル>ネットワークと共有センター>共有の詳細設定の変更」に進みます。

2.これらのオプションを選択し、「変更を保存する」をクリックします。

  • ネットワーク探索を有効にする
  • ファイルとプリンターの共有を有効にする

3.「パスワード保護された共有を有効にする」をクリックします。これにより、別のコンピュータからアクセスするときにパスワードを入力する必要がなくなります。ただし、ファイル転送が終了したら、パスワード保護を再度有効にする必要があります。

step3.LANケーブルでPCから別のPCへファイルを転送する

1.転送したいファイルやフォルダを選択し、右クリックして「特定の人と共有する」をクリックします

2.ファイル共有ウィンドウで、「すべてのユーザー > 追加 > 共有」をクリックすると、ファイルは1台のPCから別のPCに転送されます。転送後、ターゲットPCで共有されたファイルを確認できます。

3.「Win+E」キーを押してファイルエクスプローラーを開き、左側のパネルにある「ネットワーク」をクリックします。そこで、送信元のPCを見つけてダブルクリックします。共有されているすべてのファイルが表示されますので、ファイルをコピーしてコピー先に貼り付けることができます。

LANケーブルを使用してPCからPCへファイルを転送する方法は、やや複雑であり、コンピュータ初心者にとってはさらに難しい場合があります。また、この方法では一度に1つのファイルまたは1つのフォルダーしか共有できません。大量のファイルを転送する必要がある場合、どうすれば迅速に転送できるでしょうか?以下の方法は、イーサネット転送の代替手段として有効なものです。

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  • PCからPCへのデータ転送:ファイル、ユーザーアカウント、インストールされたプログラムを、ネットワーク経由でPC間で移動することができます。
  • インターネットを介さないPC転送:利用可能なネットワークがない場合でも、プログラムのバックアップファイルを作成し、USBまたは外部記憶装置で他のコンピュータに復元することができます。
  • ローカルディスク上のアプリケーションの移行:例えば、CドライブからDドライブにプログラムを移すなど、ローカルドライブから別のドライブ、あるいは外部ストレージデバイスにアプリケーションを移動し、スペースを確保することができます。
  • データを救出:PCが起動不能になった場合でも、このツールを使って、故障したハードディスクからデータを復元することができます。

 

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Step 1:PC引越しを実行するには、2台のPCが同じネットワークに接続してソフトを同時に実行する必要があります。それから、移行元のPCで「PCからPCへ」を選択します。(画面の右上にある「認証コード」をクリックすることで本PCの認証コードを確認することが可能)

Step 2:ここで移行可能なPCが自動的に検出され、左側に表示されます。左側から目標PCを選択して「接続する」ことができます。目標PCがない場合は、「PCを追加」ボタンをクリックしてipアドレスで追加することができます。

ご案内:「認証コード」をクリックして認証コードでPCを追加することも可能です。

Step 3:引越ししたいファイル、アプリ、またはアカウントを選択します。「編集」ボタンをクリックして転送したいデータを自由に選択します。

Step 4: 転送したいデータを全て決定した後、「転送」ボタンをクリックして、PC引越しのプロセスが始まります。

まとめ

LANケーブルを使用してPCからPCへファイルを転送する方法については、前述の手順に従って操作できます。しかしながら、手順がやや複雑であるため、指示に注意しながら操作する必要があります。

また、複数のファイルやプログラムを同時に転送する場合には、ネットワークの有無に関係なくEaseUS Todo PCTransを利用することをお勧めします。このソフトウェアを使用すると、2台のPC間で簡単にファイルを移行できます。

よくある質問

Q1:LANケーブルとは?

A1:LANケーブルは、Local Area Network(LAN)を構築するために使用される、データ通信を行うためのケーブルです。コンピューターやサーバー、ルーター、スイッチなどのネットワーク機器を接続し、データの送受信を可能にします。LANケーブルは、Ethernet や Fast Ethernet、Gigabit Ethernet などの標準規格に準拠しているため、高速なデータ通信が可能です。一般的に、RJ-45と呼ばれるコネクタを備えており、カテゴリー5(CAT5)、カテゴリー6(CAT6)などの異なる種類があります。

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