【6選】SDカードの書き込み保護を解除して正常にフォーマットする方法

モンディー |カテゴリ:パーティション管理| 2024年09月24日に更新

概要:

SDカードをフォーマットしようとすると、「ディスクは書き込み禁止になっています」エラーが出てきて失敗した場合はどうしたらいいですか?この記事では、SDカードの書き込み保護を解除するための6つの方法と、書き込み保護が解除されたSDカードをフォーマットして再び使用できるようにするためのEaseUS製フォーマット ツールについてご紹介します。

SDカード、USBドライブ、HDD、SSD、または外付けHDDの書き込み保護を解除し、再び使用できるようにフォーマットする信頼性の高い方法をお探しですか?SDカードのフォーマット中に「ディスクは書き込み禁止になっています」というエラー メッセ―ジが表示された場合はどうすればいいですか?

この記事では、SDカードの書き込み保護を解除し、SDカードを自分で無料フォーマットして再度使用できるようにする方法をご説明します。

SDカードのフォーマット時の「ディスクは書き込み禁止になっています」エラー

「マイクロSDカードの書き込み保護を無料で解除したいですが、何か利用可能で正規の安全なソフトはありますか?」

SDカードが書き込み禁止になっているとはどういうことですか?「ディスクは書き込み禁止になっています」エラーは、SDカードなどのストレージ デバイス上の重要なデータが変更・削除されないように用意されたものです。SDカードは書き込み禁止になっていると、読み取り専用状態になり、新しいデータを書き込んだり、ファイルを削除したり、デバイスをフォーマットしたりすることはできなくなります。

しかし、書き込み保護されたSDカードは使えなくなったわけではありません。それを再び使用できるようにするには、SDカードの書き込み保護を解除してからデバイスをフォーマットすればいいです。

SDカードの書き込み保護を解除するためのクイック フィックス:

  • SDカードを取り外してから差し直す
  • USBポートまたはSDカードの変換アダプターを切り替える
  • SDカードを新しいPC に接続してみる
  • SDカードにアクセスできるかどうかを確認

SDカードにアクセスできるようになったら、書き込み保護の問題は解決されたはずです。これらのクイック フィックスをすべて試してもうまくいかない場合は、以下でご紹介する6つのソリューションを一緒に見てみてください。

SDカードの書き込み禁止を解除する6つの方法

Windows 10/8/7でSDカードの書き込み禁止問題を修正するために使用可能な方法を6つご紹介します。

1.物理書き込み保護スイッチをオフに切り替える
2.ウイルス対策ソフトを実行
3.書き込み保護解除ツールを利用
4.コマンド プロンプトを使う
5.レジストリ エディターを使う
6.暗号化ソフトを試すか、修理に出す

ここでご紹介したソリューションがお役に立ったら、この記事をお友達と共有してみればどうでしょうか?

1.SDカードの物理書き込み保護スイッチをオフに切り替える

SDカード本体の側面に物理的な書き込み保護スイッチがあれば、その物理スイッチをオフにすることでSDカードの書き込み保護を解除することができます。

ステップ1.SDカードをPCから取り外し、物理スイッチを見つけます。

ステップ2.物理スイッチがオンになっている場合は、オフに切り替えてSDカードの書き込み保護を解除します。

ステップ3.SDカードをPC に差し直し、そこに保存したファイルにアクセスできるかどうかを確認します。

SDカードに物理的な書き込み保護スイッチがない場合、または物理スイッチをオフにしたとしてもSDカードの書き込み禁止問題が解決しない場合は、読み続けて他のソリューションを試してください。

2.ウイルス対策ソフトを実行

SDカードは未知のウイルスやマルウェアにより暗号化され、書き込み禁止になり、アクセスできなくなる場合があります。

その場合、ウイルス対策ソフトを実行してSDカードから書き込み保護の原因となるウイルスを削除すればいいです。

ステップ1.PC にウイルス対策ソフトをダウンロードして実行します。

ノートン アンチウイルス、マカフィー、NOD32アンチウイルス、Avira、アバスト、AVGアンチウイルスなどのウイルス対策ソフトは推奨されます。

ステップ2.SDカードをPCに接続します。

ステップ3.ウイルス対策ソフトを実行してSDカードをスキャンし、書き込み保護の原因となるウイルスを検出して駆除します。

3.書き込み保護解除ツールを利用

EaseUS Partition Master Freeは、数回クリックするだけでUSBドライブ、外付けHDD、SDカードなどの書き込み保護を解除するための直接的なソリューションを提供しています。

ステップ1.EaseUS Partition Masterをダウンロード、インストールし、「ツールキット」の項目から「書き込み保護」をクリックします。

ステップ2.書き込み禁止のUSB、USB外付けディスク、SDカードを選択し、「無効」をクリックします。

4.コマンド プロンプトを使う

書き込み禁止エラーが原因で、ストレージ デバイスが読み取り専用状態になる場合もあります。その場合、コマンド ライン経由で読み取り専用状態を削除するしかありません。

ステップ1.SDカードをPC に接続します。

ステップ2.「Win」+「R」キーを一緒に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。そこに「cmd」と入力して「OK」をクリックします。

ステップ3.「diskpart」と入力して「Enter」キーを押します。

ステップ4.次のコマンド ラインを入力するたびに「Enter」キーを押します。

  • list disk
  • select disk #(「#」とは書き込み禁止になったSDカードの番号を表します)
  • attributes disk clear readonly

操作が完了したら、Diskpartユーティリテを終了します。

CMDはストレージ デバイスの書き込み禁止問題を修正する最も一般的な方法の1つとなります。他の種類のストレージ デバイスから書き込み禁止エラーを取り除きたいなら、次の関連トピックスをご参照ください。

関連トピックス:

5.レジストリ エディターを使う

レジストリ エディターはSDカードの書き込み保護を解除できますが、誤った操作を実行するとパソコンのOSがダウンしてしまう危険性があります。そのため、レジストリ エディターを使用してSDカードの書き込み保護を解除する際は、十分に注意してください。

ステップ1.検索ボックスに「regedit」と入力し、「Enter」キーを押します。「OK」をクリックしてレジストリ エディターを開きます。

ステップ2.「HKEY_LOCAL_MACHINE」>「SYSTEM」>「CurrentControlSet」>「Control」>「StorageDevicePolicies」の順に移動します。

ステップ3.「StorageDevicePolices」フォルダが見つからない場合は、フォルダを新規作成します。

「Control」フォルダを右クリックし、「新規」>「キー」をクリックし、「StorageDevicePolicies」と名付けます。

ステップ4.新しく作成した「StorageDevicePolicies」フォルダを右クリックし、「新規」>「DWORD(32ビット)値」をクリックします。「WriteProtect」という名前を付けます。

ステップ5.「WriteProtect」項目をダブルクリックし、「値のデータ」を「0」に変更して、「OK」をクリックします。

ステップ6.レジストリ エディターを終了し、PCを再起動します。

その後、SDカードをPC に差し直し、アクセスできるかどうかを確かめます。

6.暗号化ソフトを試すか、修理に出す

お使いのSDカードはサードパーティ製ソフトによって暗号された場合、または物理的に破損した場合は、次の2つの方法がお役に立つかもしれません。

#1.PCで暗号化ソフトを起動し、その「複合化」機能を使ってSDカードの書き込み禁止を解除します。
#2.物理的に破損したSDカードをお近くの修理センターに持ち込みます。

書き込み保護が解除されたSDカードをフォーマットする方法

SDカードの書き込み保護を解除した後は、次のことをやります。

1.SDカード上の重要なファイルを別の場所にバックアップします。SDカードにアクセスできない場合は、データ復旧ソフトをお試しください。
2.SDカードにデータを安全に保存できるように、書き込み保護の解除したSDカードをフォーマットします。

そうするために、専門的なSDカード用フォーマット ツールが必要になるでしょう。強力なパーティション管理機能を備えたEaseUS Partition Master Freeはこちらのお勧めです。

優れた無料のディスク/パーティション管理ツールをお探しのなら、非常に使いやすいEaseUS Partition Master Freeは最良のオプションとなります。

書き込み禁止になったSDカードだけでなく、HDD、SSD、外付けHDD、USBドライブなどをフォーマットすることもできます。

ステップ1.SDカードを見つけて対象パーティションを右クリックし、「フォーマット」を選択します。

ステップ2.パーティションの新しいパーティション ラベル、ファイル システム(NTFS/FAT32/EXT2/EXT3/EXT4/exFAT)、クラスター サイズを設定し、「OK」をクリックします。

ステップ3.ポップアップ ウィンドウで「はい」をクリックします。

ステップ4.画面右下の「1個のタスクを実行」をクリックし、「適用」ボタンをクリックしてSDカードのフォーマット操作を開始します。

操作が完了したら、SDカード上で再びファイルを保存したり転送したりすることはできるようになります。

SDカード書き込み禁止エラーの原因

ウィキペディアによると、書き込み保護とは、ストレージ デバイス上の大切なデータを変更/消去することを防ぐための物理メカニズムです。つまり、ストレージ デバイスが書き込み保護されていると、そのデバイスに対する操作はすべて拒否されることになります。

では、SDカードが書き込み禁止になるのはなぜですか?主な原因は次のとおりです。

  • SDカードはロックされています。
  • SDカードはウイルスやマルウェアによって暗号化されています。
  • SDカードには不良セクタや破損したファイル システムがあります。
  • SDカードはサードパーティ製ソフトによって書き込み保護されています。
  • SDカードは物理的に破損しています。

原因が分かれば、物理スイッチをオフにしたり、ウイルス対策ソフトを実行したり、適切なファイル システムを設定したりすることなどでストレージ デバイスを書き込み禁止エラーから保護することが可能です。

結論

この記事では、SDカードが書き込み禁止になったときの対処法を6つご紹介しました。USBドライブ、内蔵HDD、および外付けHDDの書き込み保護を効果的に解除できます。

SDカードやUSBドライブやHDDなどの書き込み保護を解除した後、デバイスに適切なファイル システム(32GB以下の場合はFAT32、64GB以上の場合はexFAT)を設定する必要があります。EaseUS Partition Masterを使うことを強くお勧めします。

EaseUS Partition Masterを使用すると、パーティションのサイズを調整したり、SDカードをFAT32へフォーマットしたり、RAWをNTFSに変換したりするなど、SDカードを自分で手軽に管理できるようになります。書き込み保護されたSDカードの修正とフォーマットも可能です。今すぐこの優れたパーティション管理ツールを試してください。

SDカードの書き込み保護に関するよくある質問

1.SDカードの書き込み保護をオフにする方法を教えてください。

SDカードに物理的な書き込み保護スイッチが付いている場合は、その物理スイッチをオンからオフに切り替えれば、SDカードは書き込み保護されなくなります。それが機能しない場合は、このページでご紹介した他のソリューションを試してください。

2.SDカードが書き込み禁止になっているのはなぜですか?

SDカードが書き込み禁止と表示されたら、デバイス上のデータは変更できなくなります。ウイルスに感染しているか、物理的にロックされているか、サードパーティ製ソフトによって暗号化されていることが原因として考えられます。

3.サンディスク製マイクロSDカードの書き込み保護を解除する方法を教えてください。

マイクロSDカードが書き込み保護されていると、物理スイッチが付いていないため、それを使ってロックを解除することは無理です。その場合、コマンド プロンプトで「attributes disk clear readonly」コマンドを実行してSDカードの読み取り専用属性をクリアすればいいです。