概要:
TRIM指令で、SSDでのデータを削除することができます。もし間違ってTRIM指令を実行して、SSDでの大事なデータを削除したら、どうすれば復元できるでしょうか?その方法を皆さんに紹介します。
SSD上のTRIMは、ATA(高度技術命令)コマンドとして、OSがデータブロックをもう2度と使用しないと判断する場合、データブロックの完全消去を行う命令です。このTRIM命令によって、SSDのコントローラーは、もっと効率的にSSDの利用可能なスペースを管理することが可能です。だから、TRIM命令はSSDの性能を上げ、使用寿命を延長することができます。
ということで、TRIM指令はデータを削除することはありません。しかし、SSDでデータを削除すると、そのデータを復元できるかどうかは、trimと強くかかわっていると思います。一般的には、SSDでtrimを有効にすると、データが削除された後に復元することがほぼ不可能になります。
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上記のように、trim指令でデータを削除したりすることはありません。しかし、trimがオンにされているSSDでデータを復元したい場合はどうしたらいいですか?ここで、SSD対応のデータ復元ソフト―EaseUS Data Recovery Wizardを皆さんにお薦めします。TRIMがオンにされているSSDからデータを復元する可能性が非常に低いにもかかわらず、データ復旧ツールを使って復元に成功したケースはありますので、ソフトをダウンロードして、データを復元するかどうかを無料で検証することがおススメです。
ステップ1.場所の選択
ソフトを実行してください。最初画面で復元したいファイルの元場所(例えE:)あるいは特定の場所を選択して「紛失データの検索」をクリックしてください。そうすると選んだディスクのスキャンを始めます。
ステップ2.スキャンとファイルの選択
スキャンが終わったら、メニューで「フォルダ」あるいは「種類」をクリックしてください。そして、展開されたリストでファイルのフォルダまたは種類を選択してください。ファイル名が知っている場合は、直接に検索することもできます。
※フィルターを利用し、もっと便利に目標のファイルを探せます。
(復元したいファイルを素早く確認し、プレビューすることができます。)
ステップ3.復旧場所を選んでリカバリー
復元したいファイルを選択してから「復元」をクリックしてください。選択されたファイルの保存場所を指定して復元を終えます。
※ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。
EaseUS Data Recovery Wizardを使って、大切な会社のデータの復旧に成功した経験のある めらーりCH様が、データ復旧方法を分かりやすく解説してくださっています。
SSDの読み書き性能を維持するため、TRIMという機能が新しく追加されました。このTRIM機能がSSDの性能を上げているとともに、データがなくなると、データ復旧の成功率を抑えることもあります。TRIM機能がオンにされると、紛失データを復元する成功率がオフにされているディスクの成功率よりずっと低いのです。ただし、本文で紹介したデータ復旧ソフトを使ったら、TRIM機能がオンにされているSSDからでもデータを復元できる場合もありますので、いち早く下記のダウンロードボタンからこのソフトを無料で取得してみましょう。