概要:
EFIブートパーティションが見つからないと、コンピュータが起動するブートパーティションがなくなるので、Windows 11/10でEFIパーティションを作成するか、サードパーティのパーティション回復ソフトウェアで見つからないEFIブートパーティションを回復する必要があります。
EFIブートパーティションが見つからないと、コンピュータが起動できません。ブートパーティションがなくなったら、Windows 11/10でEFIパーティションを作成するか、サードパーティのパーティション回復ソフトウェアで見つからないEFIブートパーティションを回復する必要があります。
内蔵ハードディスクにインストールしたOSを起動できるようにするには、EFIパーティションが不可欠です。Windows OSの起動に内蔵ハードディスクではなく外付けハードディスクを使用する場合を除き、ドライブからの起動にEFIパーティションは必要ありません。したがって、コンピュータのEFIブートパーティションが誤って削除された場合、アドバイスに従って削除されたブートパーティションを回復するか、自分でEFIブートパーティションを手動で再作成することを選んでください。
EaseUS Partition Masterは、Windows 11/10/8/7で失われたEFIパーティションを簡単に復元するためのソフトウェアです。
まず、ほかの動作するパソコンで、EaseUS Partition Master WinPEブータブルディスクを作成し、WinPE 環境からパソコンを起動して EFI パーティションの復元を実行できるようにします。
次に、パソコンを正常な状態に起動することができたら、今度は失ったEFIブートパーティションを復元してみましょう。
ステップ 1.「EaseUS Partition Master」を実行して、メインウィンドウの上部にあるメニューバーで「パーティション復旧」をクリックします。
ステップ 2.すべてのディスクがこの画面で表示されます。
ステップ3.紛失パーティションがある場合、その分の状態が未割り当てになるので、ディスクの未割り当ての部分を選択して「スキャン」ボタンをクリックします。
ステップ4.スキャンをクリックすると、紛失パーティションへの検出プロセスが始まります。まずはクイックスキャンで削除データを検出します。クイックスキャンが終わったら、ディープスキャンが自動的に始まります。このディープスキャンにより、さらに多くのデータを検出することが可能です。
ステップ5.スキャンのプロセスが終わると、すべての復元可能なファイルが表示されますので、必要なのを選択して容易に復元することが可能です。
すべてのプロセスの後、ブートEFIパーティションが復元されます。EFIパーティションにブートファイルを確認または再ダウンロードし、BIOSで復元されたEFIパーティションから再び起動するようにコンピュータを設定することができます。PCを再起動すると、再びコンピュータを使い続けることができます。
ある程度のパソコンスキルがあるユーザーであれば、自分でEFIブートパーティションを作り直すことができる場合がほとんどでしょう。
ステップ1.Windows 11/10/8/7のインストールメディアでPCを起動 > 最初の画面でSHFIT + F10を押して、コマンドプロンプトを表示させます。
ステップ2.以下のコマンドを入力し、その都度Enterをクリックします。
diskpart
list disk
select disk #
list partition
create partition efi
format quick fs=fat32
list partition
list volume (注:Windows OSがインストールされているボリュームレターをメモしてください。)
exit
bcdboot X:\windows (注:「X」はWindows OSパーティションのボリュームレターに置き換えてください。)
BCDBootは、WindowsパーティションからEFIシステムパーティションにブートファイルをコピーし、同じパーティションにBCDストアを作成します。
これで、Windowsのインストールメディアを取り出し、コンピューターを再起動することができます。