ダイナミックディスクをベーシックディスクに変換する方法

chalk |カテゴリ:パーティション管理| 2024年09月24日に更新

概要:

ベーシックディスクをダイナミックディスクに変換したい場合、またはダイナミックボリュームをベーシックボリュームに変換したい場合、パーティションを削除してWindowsディスク管理ツールでディスクを再分割しなければ、直接にダイナミックディスクをベーシックディスクに戻すことができません。この場合、EaseUS Partition Masterのような第三者製ダイナミックディスク変換ソフトは、手間を節約できる上、データ損失なく安全にダイナミックディスクをベーシックディスクに変換することができます。

ダイナミックディスクをベーシックディスクへの変換について

Windowsでディスクのタイプは基本的にはベーシックディスクとダイナミックディスクとなります。それでは、ダイナミックディスクとベーシックディスクはどういうことですか?

ベーシックディスクとダイナミックディスクの基本知識について

ベーシックディスク:Windowsで最も見られるディスクのタイプです。Windowsで別の設定がなければ、ディスクのタイプはベーシックになります。ディスクがベーシックディスクの場合、ディスクの文字は26個の英語アルファベットのどれかに限定されています。ベーシックディスクで「パーティション」が作成されます。

ダイナミックディスク:ベーシックディスクの他、ダイナミックディスクはもう1つのディスクタイプとなります。ページックディスクのパーティションと異なり、ダイナミックディスクは「ボリューム」で名付けられているため、英語アルファベットで限定されていません。ダイナミックディスクの最大のメリットは、ディスクの容量を隣にディスクに移動したりすることができるというところにあります。

ベーシックディスクは最も使われているディスクのタイプなので、ダイナミックディスクと比べてもっと良い互換性があります。ダイナミックディスクは、比較的に革新されているディスクのタイプとして、そこで「ボリューム」を作成することができます。ダイナミックディスクだったら、そこで最大128個のボリュームを作成することができますし、作成可能なボリュームの種類も多種多様でもあります。

Windowsのディスクの管理ツールでベーシックとダイナミックとの変換

ダイナミックディスクをベーシックディスクに変換したい場合、またはダイナミックボリュームをベーシックボリュームに変換したい場合、一番先に頭に浮かぶのは「ディスクの管理」ツールですね。確かに、Windows内蔵の「ディスクの管理」ツールを用いて、ディスク/パーティション/ボリュームの形式を変更したり、ファイルシステムを変更したり、ディスクを初期化したりするなどの操作が実現されます。例えば、ベーシックディスクをダイナミックディスクに変換したい場合は、ディスクの管理ツールで直接に変換することができますが、逆にベーシックディスクをダイナミックディスクに変換したい場合、パーティションを削除してWindowsディスク管理ツールでディスクを再分割しなければ、直接にダイナミックディスクをベーシックディスクに戻すことができません。


 
だから、このような場合、「EaseUS Partition Master」などの第三者製ダイナミックボリューム変換ソフトは、手間を節約できる上、データ損失なく安全にダイナミックディスクをベーシックディスクに変換することができます。次の手順に従って、ダイナミックディスクを簡単にベーシックディスクに変更することができます。

ダイナミックディスクをベーシックに直接に変換する方法

場面1:シンプルボリュームを含むダイナミックディスクをベーシックディスクに変換

「EaseUS Partition Master」はシンプルボリュームを含むダイナミックディスクをベーシックディスクに変換することができます。

1.「EaseUS Partition Master」の最適なエディション(Free、Pro、Serverなど)を選択してインストールします。その後、「EaseUS Partition Master」を実行します。

2.ディスクマップでベーシックディスクへ変換したいダイナミックディスクを選択して、メインメニューで「ディスク」をクリックして「ベーシックディスクに変換する」をクリックしてください。或いは、変換したいダイナミックディスクを右クリックして、「ベーシックディスクに変換する」を選択してください。

3.「ベーシックディスクに変換」を選択した後、ダイナミックディスクはディスクマップでベーシックディスクになっているのが見えます。

4.ダイナミックディスクをベーシックディスクに変換するには「適用」をクリックします。「EaseUS Partition Master」はこれらの変更を適用した後、ダイナミックディスクは、Windowsディスクマネージャではベーシックディスクになります。それから、ベーシックディスクでのパーティションのサイズを変更するには、「パーティションのサイズ変更或はパーティションの移動」機能を使用することができます。(ヒント:何も100%安全ではないので、パーティションをリサイズする前に、データをバックアップすることが重要です。)

場面2:ミラーリングされたボリュームを含むダイナミックディスクをベーシックディスクに変換

EaseUS Partition Master」は、間接的にミラーリングされたボリュームを含むダイナミックディスクをベーシックディスクに変換することができます。ミラーリングされたボリュームを変換するには、Windowsディスク管理ツールを使用しミラーリングされたボリュームを破って、「EaseUS Partition Master」の「ベーシックディスクに変換」機能を使ってダイナミックディスクをベーシックディスクに変換する必要があります。

1.「コンピュータ」を右クリックし、「管理」 - >「ストレージ」 - >「ディスク管理」を選択し、ミラリングされたボリュームを右クリックして、ミラーを削除するにはミラー ボリューム解除」「ミラリングされたボリュームを削除」を選択してください。ブート/システムパーティションがミラーボリュームにある場合は、ミラーを削除するには「ミラーボリュームの解除」だけを選択することができます。この操作の前に重要なデータをバックアップしてください。

2.「ミラー ボリュームの解除」「ミラリングされたボリュームを削除」を選択した後、ベーシックディスクに変換したいダイナミックディスクでのミラーボリュームはシンプルボリュームになります。ケース1の手順に従って変換してください。