セクタ単位でドライブをクローンする方法

chalk |カテゴリ:バックアップと復元| 2023年11月22日に更新

概要:

ドライブ換装を行う場合、古いドライブを新しいドライブにクローンするのが一般的です。もしドライブ内壊れたセクタがあるとしたら、通常のクローンではなく、セクタごとのクローンを行う必要があります。セクタ単位でドライブをクローンするにはどうすればいいでしょうか?その方法を皆さんに紹介します。

ドライブのクローンについて

「先日新しいSSDを購入して、ドライブ換装を行おうとしましたが、ドライブをクローンする時、古いHDDで壊れたセクタが存在すると提示され、クローンができませんでした。どうすればこの問題を解決できるでしょうか?」

ドライブの置き換え、アップグレードなどの場合、データを引き継ぐには、クローンは絶対必要なことになります。しかしながら、ハードドライブのセクタ損壊によるドライブクローンが不可能な場合もよくあります。このような場合、セクタ単位のバックアップが必要となります。

セクタ単位でドライブをクローンするメリット

セクタ単位でドライブをクローン、いわゆるセクタバイセクタでディスクをクローンすれば、壊れたセクタをスキップして、ディスクに悪影響を与えずにクローンできます。つまり、このクローン方式を採用すれば、ハードドライブには不良セクターがあるとしても、クローンすることも可能です。

セクタ単位でドライブをクローンするツール

セクタ単位でドライブをクローンするには、どうすればいいでしょうか?ここで、セクタ単位のクローンツール ― EaseUS Disk Copy を皆さんにお薦めします。フリーソフトでありながら、損壊セクタを回避して、ドライブを気軽にクローンできます。次は詳しい操作手順を皆さんに紹介します。

ステップ1. EaseUS Disk Copyを起動します。クローンのモードを選び、「セクターバイセクター方式コピー」をチェックします。

ステップ2.ターゲットディスク/パーティションを選択した上、「次へ」をクリックします。

ご注意:

①ターゲットディスクはソースディスクと同じまたはそれ以上の容量であることを確認してください。

②クローンすると、ターゲットディスク上のすべてのデータが消去されますので、ご注意ください。

ステップ3.ディスクのレイアウトを編集して「実行」をクリックします。

「ディスクを自動調整します」:ターゲットディスクが最適な状態で動作できるように、デフォルトでディスクのレイアウトをいくつか変更。

「ソースとしてコピーします」:ターゲットディスク上で何も変更せず、レイアウトはソースディスクと同じ。

「ディスクのレイアウトを編集します」:ターゲットディスク上で手動でパーティションのレイアウトをリサイズ/移動することができます。

ステップ4.セクター単位のクローンプロセスが開始します。

EaseUS Disk Copy は、ハードドライブやSSDのクローニングを行う専門的なツールです。起動ドライブやデータパーティションのクローニングや、ディスク間のデータの移行を容易に行うことができます。特に新しいハードドライブへのアップグレードや、故障したドライブからのデータの修復時に有用です。元のディスクを完全に複製するため、OS、アプリケーション、設定、さらには個人データもそのまま保持されます。Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XPに対応し、使いやすいインターフェースが特徴です。