CMDでメモリカードから削除されたファイルを復旧する方法

chalk |カテゴリ:記憶媒体復旧| 2025年06月27日に更新

概要:

メモリカード、USB、ペンドライブ、外付けHDDなどの記憶装置でのファイルを誤って削除してしまうのは、誰でもしたことでしょう。誤削除で紛失されたファイルは、コマンドプロンプト(CMD)を利用することで復旧する可能性があります。この記事では、CMDでメモリカードから削除されたファイルを復旧する方法を皆さんに紹介します。

一般的には、大切なデータが何らかの原因によってなくなった場合、多くのユーザーはデータ復旧サービスを利用します。しかし、データ復旧サービスの料金が高くて、かなり時間がかかります。本文では、CMDでなくなったデータを復元する方法を皆さんに紹介します。また、CMDで復元できない、又は使い方にあまり詳しくない場合は、復旧サービスと比べてコスパが比較的に高いデータ復旧ソフトをおすすめします。

コマンドでメモリ上の隠されたファイルを復旧できる?

CMD指令でメモリカードから削除されたファイルを復旧できるって本当ですか?実は先日メモリカードでの大事なファイルを削除してしまって、とても焦っています。助けてくれる方はいますか?」

コマンドプロンプト(CMD)で指令を実行することで、確かになくなったファイルを復旧することが可能ですが、隠されたファイルのみを復元することができます。もしSDカードでのファイルを誤って削除したり、USBをフォーマットしたり、ゴミ箱を一新したりしたら、コマンドプロンプトを使ってデータの復旧が難しいが、試すのもいいのでしょう。

コマンドで隠されたファイルの復元手順:

ステップ1. まずはメモリカードをパソコンに接続します。(以下はメモリカードのラベル名をG:と仮定して、例に取ります)

ステップ2. ここに入力して検索」で「Cmd」を入力して、コマンドプロンプトを管理者として実行します。

ステップ3. 指令:chkdsk G: /fをタイプしてエンターします。(このコマンドラインは、Gディスクのファイルシステムを修復することができます。)

ステップ4. Y」をタイプして、指令を実行します。

ステップ5. G:」をタイプして、初期画面に戻ります。

ステップ6. 指令:「G:\>attrib -h -r -s /s /d *.*」をタイプして実行します。

ここで指定のディスク(G:\)で隠されたファイルを全て復元することができましたので、元の保存先でなくなったファイルが復元されるかどうかを確認することができます。

メモリカード復元に対応する無料データ復旧ソフト

CMDの指令を使って隠されたファイルを復元した後、それらのファイルで目標のファイルがない場合は、紛失ファイルを取り戻すには、専門的な復元ソフトを使う必要があります。

ここで、メモリカードに対応する無料データ復旧ソフトEaseUS Data Recovery Wizard Freeを皆さんにお薦めします。このソフトは、メモリカードを完全にスキャンすることができるので、削除データをすべて解説して復元することができます。だから、メモリカードでのデータを間違って削除、或いはフォーマットしても、上書きされない限り、復旧することが可能です。ファイルを誤削除した方は是非試してみてください。

高機能データ復元ソフト- EaseUS Data Recovery Wizard Free

  • 3400+ファイル形式のデータを快適で安全に取り戻せる
  • クイックスキャンとディープスキャンで復元率アップ
  • SDカードのほか、SSD、ゴミ箱、HDD(ハードドライブ)、USBフラッシュドライブなど、およそ全ての記憶メディアから削除したデータを復元は可能!
  • 復元の前に、音声、ビデオ、画像、ワード、エクセルなどをプレビューが可能!
  • 対応OS: Windows 11/10/8/7/XP/Vista/Mac OS X 10.6~11.0

ステップ1.場所の選択

ソフトを実行してください。最初画面で復元したいファイルの外付けドライブ(例えH:)を選択して「紛失データの検索」をクリックしてください。そうすると選んだディスクのスキャンを始めます。

ステップ2.スキャンとファイルの選択

スキャンが終わったら、メニューで「フォルダ」あるいは「種類」をクリックしてください。そして、展開されたリストでファイルのフォルダまたは種類を選択してください。ファイル名が知っている場合は、直接に検索することもできます。フィルターを利用し、もっと便利に目標のファイルを探せます。

(復元したいファイルを素早く指定し、プレビューすることができます。)

ステップ3.復旧場所を選んでリカバリー

復元したいファイルを選択してから「復元」をクリックしてください。選択されたファイルの保存場所を指定して復元を終えます。(ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。)