Buffalo(バッファロー)外付けHDDのデータ復旧

chalk |カテゴリ:記憶媒体復旧| 2025年11月10日に更新

概要:

Buffalo(バッファロー)製の外付けHDDから消えたデータを復旧する方法をわかりやすく解説。故障・認識しない・フォーマットしてしまった場合など、原因別の対処法や復元ソフトの活用法を紹介します。

Buffalo外付けHDDのデータ紛失ケース

「大切な論文や文書を誤って削除しないよう、普段からBuffalo(バッファロー)の外付けHDDに保存していました。ところが昨日、未知のウイルスにより外付けHDDが感染し、ウイルス対策ソフトでパソコンをクリーンアップしたところ、保存していたすべてのファイルが消えてしまいました。いろいろと試してみましたが、自力ではデータを復旧できず困っています。どなたか、Buffalo製の外付けHDDからデータを復旧する方法をご存じでしたら、ご教示いただけると助かります。」

このように、外付けHDDはウイルス感染、故障、誤操作など、さまざまな原因で突然データが失われたり、開けなくなるリスクがあります。では、こんなときはどう対処すればよいのでしょうか?

Buffalo外付けHDDのデータ復旧について

Buffalo(バッファロー)の外付けHDDは、一般のHDDとしてだけでなく、USBメモリのようにも活用できる便利なストレージデバイスです。しかし、誤操作やトラブルによってデータが消失してしまうこともあります。そういった場合、どのようにしてデータを復旧すればよいのでしょうか?

本記事では、バッファローの「データ復旧サービス」の利用方法に加え、専門のデータ復旧ソフトを使って、失われたファイルを安全かつ確実に復元する方法について詳しくご紹介します。

方法1.Buffalo正規のデータ復旧サービス

あまり知られていないかもしれませんが、実はBuffalo(バッファロー)には公式のデータ復旧サービスが用意されています。受付拠点は東京・横浜・名古屋・大阪の4都市に限られていますが、公式サービスならではの「安心の固定料金制」を採用しており、費用が明確なのが大きなメリットです。ただし、障害の状態によっては別途見積もりが必要な場合もあるため、事前に確認が必要です。

また、以下の条件に当てはまる場合には、無償で対応してもらえる可能性があります:

  • バッファロー製品で、なおかつ保証期間内である場合
  • ハードディスクから回転音がしている
  • パソコンでデバイスは認識されているが、データが表示されない、または見えるがファイルを開けない

このように、信頼性と費用の面から考えても、データ復旧を検討する際は、まずはBuffaloの正規データ復旧サービスを利用することをおすすめします。安心して任せられる選択肢の一つです。

Buffalo(バッファロー)正規の復旧サービスのネット申込:

https://www.Buffalo.jp/contents/service/recovery/ (東京・大阪・横浜・名古屋に限ります。)

方法2.データ復旧ソフトでBuffaloの外付けHDDを復旧

Buffalo(バッファロー)の外付けHDDからデータが消えてしまった場合、正規のデータ復旧サービスのほかに、自宅で手軽に試せる「データ復旧ソフト」を使う方法もあります。その中でも特に多くのユーザーに支持されているのが「EaseUS Data Recovery Wizard」です。

EaseUS Data Recovery Wizardは、誤削除、フォーマットミス、システムエラー、ウイルス感染など、さまざまな原因で失われたデータを高い精度で復元できる強力な復旧ソフトです。わかりやすい日本語対応のインターフェースで、初心者でも数ステップでスキャンと復元が可能。画像、ドキュメント、動画、音楽ファイルなど、幅広いファイル形式に対応しています。

さらに、以下のような特徴があります:

  • 無料体験版で最大2GBまで復元可能
  • クイックスキャンとディープスキャンの2段階で効率良くデータを検出
  • 外付けHDDはもちろん、USBメモリやSDカードなどさまざまなデバイスに対応
  • 復元前にプレビュー表示できるため、必要なファイルだけを選んで復旧可能

万が一、正規サービスに出す前に自分で何とかしたいという方や、コストを抑えてデータを取り戻したい方には、EaseUS Data Recovery Wizardの利用がおすすめです。事前にデバイスへの書き込みを避け、復旧作業に取り掛かることで、成功率をより高めることができます。

ステップ1.場所の選択

ソフトウェアを起動し、USBメモリ/外付けハードディスクをパソコンに接続します。ソフトウェアが自動的に検出します。そのデバイスを選択し、「紛失データの検索」をクリックします。

※手動的に「↻」をクリックして情報を更新することもできます。

ステップ2.スキャンとファイルの選択

スキャンが終わったら、メニューで「フォルダ」あるいは「種類」をクリックしてください。そして、展開されたリストでファイルのフォルダまたは種類を選択してください。ファイル名が知っている場合は、直接に検索することもできます。フィルターを利用し、もっと便利に目標のファイルを探せます。

復元したいファイルを素早く指定し、プレビューすることができます。

ステップ3.復旧場所を選んで復元

復元したいファイルを選択してから「復元」をクリックしてください。選択されたファイルの保存場所を指定して復元を終えます。

※ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存したほうがいいです。

まとめ

Buffalo(バッファロー)の外付けHDDでデータが失われた場合、推奨される対処法としては、上記で紹介した2つの方法があります。1つ目は、Buffaloが提供する正規のデータ復旧サービスです。互換性や技術面での信頼性が非常に高く、安心して任せられるというメリットがありますが、対応可能な地域が限られているうえ、復旧費用もやや高額になりやすいのが難点です。

そこで、より多くの方におすすめしたいのが、コストパフォーマンスに優れた「データ復旧ソフト」を使った復旧方法です。特にEaseUS Data Recovery Wizardのような復旧精度の高いソフトを使えば、自宅にいながら手軽にデータを復元でき、料金も抑えられるため、手軽さと効果の両面で非常におすすめです。