Windows 7/10で仮想HDD(VHD)作成とVHDサイズの調整/拡大/縮小

chalk |カテゴリ:パーティション管理| 2024年09月24日に更新

概要:

Windows 7/10で仮想HDD(VHD)作成とVHDサイズを調整/拡張/縮小する方法を紹介します。パーティション管理フリーソフト- EaseUs Partition Master FreeとWindows 7に内蔵しているパーティション管理ツールの二つのVHDサイズ変更方法があります。次にVHD作成とリサイズの手順を詳しくご紹介します。

Windows 10/7で仮想HDD(VHD)の作成について

仮想HDD(VHD)とは、物理的なHDDと構造的に似ているファイル形式です。 特に仮想化ソフトウェアパッケージで、様々なOS(Microsoft WindowsやLinuxなど)をインストールするために利用されています。以前バージョンのWindows OSとは違って、Windows 10とWindows 7の「ディスクの管理」ユーティリティ は仮想HDDの作成、接続、または着脱などの強力な機能を備えています。

Windows 10/7で仮想HDD(VHD)を作成する手順

下記のステップに従って、Windows 10、またはWindows 7に内蔵する「ディスクの管理」ユーティリティを使って、仮想HDD/VHDを作成することができます。

Step1. 「マイコンピュータ」「管理」を選択して、 「ディスクの管理」 を選びます。

Step2. 「操作」をクリックし、「VHDの作成」をクリックします。

Step3. フォルダの場所を指定して、ディスクのサイズを入力します。

Step4. 「OK」をクリックして、仮想HDDの作成が完了します。

Step5. 動作が適用されたら、仮想HDDにパーティションを作成することができます。

上記の手順を参照して仮想HDDを作成できたら、通常の方法に従って、当該VHDを管理したりすることができるようになります。

Windows 7/10で仮想HDD(VHD)のサイズを変更する方法

Windows 10やWindows 7で仮想HDD(VHD)を管理(縮小/拡張/サイズ変更)したい場合は、一般的には下記の2つの方法が適用されています。

方法1. VHDのサイズを無料のパーティション管理ソフト - EaseUS Partition Masterで調整する

第三者パーティション管理ソフトとしての EaseUS Partition MasterはVHDを管理する最も適切なツールだと思われています。このソフトは仮想HDD(VHD)を完璧に認識できるので、仮想HDD(VHD)のサイズを簡単で直接に拡張/縮小することができるほか、 VHDパーティションのコピー、FAT VHDをNTFSに変更など、非常に豊富な機能が付いています。

次は、EaseUS Partition Master という完全無料のパーティション管理ソフトで、VHDのサイズを変更する手順を紹介します。

注意:データの100%の安全を確保するために、仮想ディスクをリサイズする前に、 大切なデータをバックアップしてください。

  •    EaseUS Partition Masterを実行して、VHDでサイズを変更したいパーティションを右クリックして、 「パーティションサイズを調整」或は「パーティションを移動する」をクリックします。

  •  「全部の未割り当て領域」「パーティションサイズ」 の数を入力し、またはボリュームのハンドルをドラッグすることによって、パーティションサイズを縮小します。

  •    未割り当ての領域ができたら、未割り当ての領域を拡張したいパーティションの後に移動することができます。

  •   サイズを拡張したいパーティションを右クリックして、 「パーティションサイズを調整」或は「パーティションを移動する」 を選択し、パーティションのサイズを設定します。

  • 「適用」をクリックして、完了します。

方法2. Windows 7内蔵ディスク管理ツールで仮想HDDのサイズを調整

Windowsで「ディスクの管理」というツールがあります。仮想HDDを作成すると、ディスクの管理ツールを使ってそれを通常のドライブのように管理できます。それでは、ディスクの管理を使って、Windows 7の仮想HDDのサイズを拡張/縮小しましょう。

まとめ

ディスクの管理という内蔵のユーティリティを使って、Windows 7で仮想HDDを作成して管理することができます。ただし、このツールを使って、仮想HDDのサイズを変更する操作は非常に難しくて、一定の専門知識を持っていないと行うことができません。パソコンにそんなに詳しくない場合、本文でおすすめしたパーティション管理ソフトを使ってください。

Windows 7/10で仮想HDD(VHD)作成とVHDサイズの調整/拡大/縮小に関するよくある質問

1.仮想HDD(VHD)とは何ですか?

仮想HDD(VHD)は、物理的なハードディスクドライブをエミュレートするために使用されるファイル形式です。VHDは仮想マシン上で使用されることが多く、実際のディスクのようにパーティションやフォーマットができます。

2.Windows 7/10でVHDを作成する方法は何ですか?

  • ディスク管理ツールを使用して、Windows 7/10でVHDを作成することができます。
  • 「ディスクの管理」を開きます。
  • 「アクション」メニューから「VHDの作成」を選択します。
  • VHDファイルの保存場所、サイズ、フォーマットを設定し、「OK」をクリックします。
  • ディスク管理画面に新しいVHDが表示されるので、右クリックして初期化し、パーティションを作成します。

3.VHDファイルのサイズを調整する方法は何ですか?

Windows 7では、サイズの調整は難しいですが、Windows 10ではディスク管理ツールを使用してVHDファイルのサイズを縮小/拡大することができます。

拡大: VHDファイルを右クリックし、「ボリュームを拡張」を選択します。指示に従って新しいサイズを設定し、「完了」をクリックします。

縮小: VHDファイルを右クリックし、「ボリュームを縮小」を選択します。指示に従って新しいサイズを設定し、「完了」をクリックします。