概要:
Cドライブが領域不足となると、警告メッセージが頻繁に表示されるほか、パソコンが「重い」「遅い」と感じ、システムエラーが発生しやすいなどのデメリットがありますから、今回の記事では、Windowsの内蔵機能やディスク管理ソフトなどでCドライブの容量を増やす方法をまとめてご紹介します。Cドライブの容量を拡張したい方は、ぜひご参考にしてください。
Cドライブは、システムドライブとして機能するため、十分な空き容量が確保されていないと、PCの動作速度が遅くなったり、プログラムやゲームの動作に支障をきたす可能性があります。
新品のコンピュータのCドライブには充分な容量があるかもしれませんが、コンピュータを使い続けるうちに、インストールするアプリケーションが増え、その容量が圧迫されていきます。
🔻ほとんどのプログラムは、デフォルトでDドライブにインストールされているが、一部のプログラムはCドライブの容量を使うことがあります。
それで、今回は、Cドライブのディスク領域が不足しているとき、Windowsの内蔵機能や専門のディスク管理ソフトでCドライブの容量を増やす方法をご紹介していきたいと思います。
Windows Vista、Windows 2008、Windows 7、Windows 10では、内蔵のディスクの管理ツールでボリュームの拡張、縮小することができます。操作は非常に簡単です。パーティションを右クリックし、「ボリュームを拡張」を選択してください。そして、Cドライブのパーティションが簡単に拡張できます。ところが、このツールには大きな欠点があります。もしパーティションに未割り当ての領域がなっかたら、パーティションの拡張はできません。この場合で、Cドライブパーティションを拡張したいなら、その後のパーティションを削除しなければなりません。
Diskpartコマンドは同じくWindowsに搭載されていますが、GUIではないため、その操作がかなり不便です。その上、DiskpartコマンドでWindowsの環境でCドライブを拡張することができません。
Windowsでは、DiskPartという便利な内蔵機能があって、コマンドを入力することで、ディスクのボリュームを拡張したり、縮小したり管理を行うことができます。Diskpartコマンド「list volume」、「select volume c」、「extend」を活用して、Cドライブの拡張が可能となります。ですが、誤った操作によるデータ損失を防ぐため、各操作は慎重に行うことを強くお勧めします。具体的な手順については以下をご覧ください。
ステップ1. Windows+Rキーを押して、実行ダイヤログに「diskpart」と入力し、OKボタンをクリックします。
ステップ2. 以下のコマンドを順番に入力した後、Enterキーを押します。
DiskPartを使ってCドライブを拡張することは一見簡単に見えますが、実際には以下のような制限があります。
WindowsでCドライブの拡張をなかなか実行できない場合は、パーティション管理ソフトを利用しCドライブのパーティションを拡張してみたらどうですか?それは使いやすいGUIであり、パーティションのリサイズ、ディスク/パーティションのコピー、パーティションの復旧などができます。
ステップ1.「1クリックで調整」をクリックしてCドライブを拡張します。
Cドライブの容量が不足したら、Cドライブの上にマウスを置くと、EaseUSパーティションマスターにディスク容量不足のアラートが表示されます。「ワンクリック調整」をクリックして拡張します。
ステップ2.「OK」をクリックして、Cドライブを自動的に拡張します。
「OK」をクリックすると、EaseUSパーティションマスターはCドライブにスペースを自動的に割り当てて、スペース不足の問題を解決します。
追加オプション:「手動で調整」をクリックして、Cドライブを手動で拡張することもできます。
手動調整に切り替えるときは、Cドライブを選択し、ドットを右にドラッグしてCドライブにスペースを追加します。「OK」をクリックして確定します。
ステップ3.Cドライブのディスク容量不足を解決することを確認します
上隅にある[~個のタスクを実行]ボタンをクリックし、「適用」をクリックして保留中のすべての操作を開始します。
Windows 10の「ディスクの管理」というツールは、Windows 10が搭載するパソコンで非常に役に立つユーティリティです。このツールを使ったら、ディスクを管理したり、パーティションを分けたりすることができます。winロゴキーとRキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」で「diskmgmt.msc」を入力して「OK」ボタンをクリックすることで、「ディスクの管理」を開くことができます。
ディスクの管理が開く、下記のような画面が表示表示されます。この画面では、パーティションのタイプ、ファイルシステム、容量、空き容量の割合などの情報が見られます。それでは、ここで「ディスクの管理」を使って、Cドライブを拡張する方法を皆さんに紹介します。
ステップ1. パーティション/ボリュームを拡張するには、同じディスクに未割り当て容量がなければいけません。
🔻もし下記画像のディスク2のように、未割り当てがない場合は、しばらく使わない現存のボリュームを削除してください。ボリュームを削除したら、その容量は未割り当て容量になります。
注:パーティションを削除した場合、データも一緒になくなりますので、予め当該パーティションに保存している重要なデータをバックアップしてください。
ステップ2. ディスクに未割り当てがある場合、パーティション/ボリュームを拡張することができるようになります。「ディスクの管理」でCドライブを右クリックして、「ボリュームの拡張」を選択します。
ステップ3.「ボリュームの拡張ウィザードの開始」というウィンドウが表示されます。「次へ」をクリックします。
ステップ4.「選択されたディスク」は、ディスク上の未割り当て容量が表示されます。「次へ」をクリックして、未割り当て容量をすべてパーティションに追加することができます。また、「ディスク領域を選択」で、追加したい容量を自由に設定することもできます。
アプリがWindowsシステムにインストールされ続け、ある日システムパーティション(C:ドライブ)の容量が足りないことを気付け、システムを起動するたび、Windowsがいつも次のような「ディスク領域不足」警告を表示します。
この場合は、Windowsシステムの通常活動を確保するため、古いまたは不要なファイルを削除し、もっと空きディスク領域を作るべきです。しかし、不要なファイルを見分けて削除することはもっともよい選択ではありません。だって、Cドライブ空き領域がすぐにまた足りなくなるかもしてません。
1.Windows Vista/2008/Windows 7のディスク管理ツールだけがボリュームを縮小できます。しかし、拡張したいパーティションの後に、未割り当ての領域が必要です。もし未割り当ての領域が無ければ、直接EaseUS Partition Masterを使ってパーティションをリサイズできます。
2.Windowsディスク管理ツールのもう1つの欠点はパーティションの位置を移動することができません。EaseUS Partition Masterは簡単なステップで、パーティションを移動できます。
Cドライブの空き容量を増やす方法についてさらに質問がある場合は、以下の部分を読んで答えを見つけてください。
ファイルを右クリックし、移動先を選択します。もうひとつの方法は、Cドライブにある不要なファイルを削除することです。ファイルを右クリックし、「削除」を選択します。
Cドライブに未割り当て領域がある場合、EaseUS Partition MasterでCドライブの領域を簡単に拡張することができます。そうでない場合は、Cドライブにスペースを追加することもできます。
Cドライブが一杯で他のドライブが空の場合、ディスクの管理と呼ばれるWindowsツールを使ってメモリを再分配することができます。ディスクの管理にアクセスするには、Windowsキー+Rキーを押し、diskgmt.mscと入力してEnterキーを押します。ディスクの管理ウィンドウでCドライブを右クリックし、「ボリュームの縮小」を選択します。新しいウィンドウが開くので、空き容量を入力します。次に、他のドライブを右クリックし、"ボリュームの拡張 "を選択する。これで解放された領域が他のドライブに追加されます。最後に、コンピュータを再起動して変更を有効にします。