Macで「保存しない」とクリックしてしまえばワードファイルを取り戻せる?

chalk |カテゴリ:Macファイル復元| 2024年03月27日に更新

概要:

何時間もかけて作成したワードファイルをやっと書き終わったところ、「保存しない」をクリックしてしまえばどうしたらいいですか。この記事では、Macで「保存しない」とクリックしてしまい保存されていないワードファイルを復元する方法を皆さんに紹介します。

「今日、何時間もかけて、ようやく今年の年間計画を書き終わったところ、保存しないままでMS Wordを閉じてしまいました。どこでも見つけられなくて絶望!一からやり直すしかないのか、どうにか取り戻せる方法がありませんか。あったら、教えてください、お願いします!」

上記の問題のように、Macで編集するワードファイルを保存しない場合、そのワードファイルを復元することができますか?本文では、その復元方法をご紹介します。

1.Macで保存されていないワードファイルを復元させる方法

MS Office自体の回復機能で復元

ワードファイルを作成している時に、Officeは自動的にバックアップを取ります。ですので、保存されていないワードファイルはMS Office自体の回復機能で復元できるかもしれません。
具体的な操作手順は以下のようになります。

手順:ファイル ⇒ 情報 ⇒ バージョンの管理保存されていないブックの回復

Office for Macの自動保存機能で復元

電源障害、または他の予期しないシャットダウンによるデータの紛失を避けるために、Office for Macは、自動保存機能を導入しました。自動保存ファイルは、次回ファイルを開く時に、自動的にロードされますが、もしロードされていない場合は、自動保存フォルダーに移動して、自動保存ファイルを確認する必要があります。Excel、Word、またはPowerPointの自動保存ファイルのフォルダーは下記:

Excel

/Library/Containers/com.microsoft.Excel/Data/Library/Application のユーザー名> Support/Microsoft <

PowerPoint

/ユーザー/ ユーザー名>/ユーザー名/MicrosoftPowerpoint/Data/Library/設定/自動回復

Word

/ユーザー/ ユーザー名>/ユーザー名/Microsoft/Data/Library/設定/自動回復

上記のフォルダーから、ワードファイルの自動保存ファイルを確認&取り戻すことができます。

参照元:Microsoft公式|Office for Macでファイルを回復する

2.復元された未保存のファイルの復元(保存したことがあるファイル)

もし、この前に保存したことがあるファイルを修正した、または内容を上書きをした後、新しい変更の保存を忘れてしまった場合は、復元方法はずいぶん違います。以下の方法でファイルを復元可能です。

  1. 1.保存された文書を開き、「情報」「ドキュメントの管理」「保存しないで終了」をクリック
  2. 2.「復元された未保存のファイル」が表示されるので「復元」をクリックして復元
  3. 3.上書き保存の画面が出たら、「OK」で文章の回復の完了

すべての手順を終えたら、内容を確認してください。

3.非常に専門のワードファイル復旧ソフトで復元

データ復元ソフトは、失われたワードファイルの復元は言うまでもなく、ほぼ全ての紛失ファイルを復元できます。ここで高機能のMac向けのデータ復旧フリーソフト―EaseUS Data Recovery Wizard for Mac Freeを皆さんにお薦めします。MS Office自体の回復機能で復元が失敗した場合、このソフトは役に立つかもしれません。

まず、EaseUS Data Recovery Wizard for Mac Freeをダウンロードし、パソコンにインストールしてください。

ステップ1.削除されたファイル/フォルダが保存されていた場所を選んで、「失われたファイルを検索」をクリックします。

ステップ2.「失われたファイルを検索」をクリックしてから、クイックスキャンとディープスキャンが開始します。

ステップ3.検索後、左側で「種類」や「パス」を選択することができます。そして、 復元したいファイル(ファイル形式によっては目のアイコンをクリックするとプレビューできます)を選択し、下の「復元」ボタンをクリックします。保存すると、復元の作業が完了です。

ヒント:このデータ復旧フリーソフトは2GBまでリカバリできます。それ以上の復元容量が必要となる方は、是非このソフトの製品版を検討してください。