概要:
この記事では、Windows 10でDocuments and Settingsフォルダーがアクセス不可になっている場合の対処法を書いていきます。Documents and Settingsフォルダーにアクセスできない場合は、是非この記事を参照してこの問題を解決してみましょう。
Documents and Settingsフォルダとは、名前の通りドキュメント(テキスト、エクセルなどの書類やデジカメ画像などのデータ)と、パソコンを使用する上でのセッティング(各種設定)が収められています。
Windows 10でDocuments and Settingsフォルダーにアクセスしようとすると、下記のエラーが発生する可能性があります。
問題 1:「アクセスが拒否されました」エラー メッセージまたは同様のメッセージが表示される
問題 2: アクセス、変更、保存、またはファイルとフォルダーを削除することはできない
問題 3: 新しいバージョンの Windows をインストールした後に、ファイルまたはフォルダーを開くことができない
"アクセスが拒否されました"というエラーが発生した理由は、以下の通りです。
上記の問題解決に移る前に、アクセス不可能なDocuments and Settingsフォルダーから大事なデータを復元するのは何よりです。
では、高機能なデータ復旧ソフト―EaseUS Data Recovery Wizardがこんな時に役に立ちます。このソフトは、3つのステップだけでDocuments and Settingsフォルダー中のファイルを復旧することは可能です。
ステップ1.場所の選択
ソフトを実行してください。最初画面で復元したいファイルの元フォルダーを選択して「紛失データの検索」をクリックしてください。そうすると選んだディスクのスキャンを始めます。
ステップ2.スキャンとファイルの選択
スキャンが終わったら、メニューで「フォルダ」あるいは「種類」をクリックしてください。そして、展開されたリストでファイルのフォルダまたは種類を選択してください。ファイル名が知っている場合は、直接に検索することもできます。フィルターを利用し、もっと便利に目標のファイルを探せます。
(復元したいファイルを素早く指定し、プレビューすることができます。)
ステップ3.復旧場所を選んでリカバリー
復元したいファイルを選択してから「復元」をクリックしてください。選択されたファイルの保存場所を指定して復元を終えます。(ファイルの上書きを避けるため、復元されたファイルを元場所と異なるディスクで保存しなければなりませんので注意してください。)
ここで、下記の対処法に従って問題解決に移ることができます。
1.フォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択してください。
2.セキュリティタブをクリックしてください。
3.「グループまたはユーザー名」であなたのネームを選択してください。
4.編集をクリックして許可欄でチェックを入れてください。
1.フォルダーを右クリックして「プロパティ」を選択して下さい。
2.全般タブ出「詳細設定」をクリックしてください。
3.新しいウィンドウで「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックを入れている場合は、そのチェックを外して下さい。
フォルダのプロパティ画面で、「セキュリティタブ」をクリックします。
左下の「追加」をクリックします
次に、「プリンシパルの設定」をクリックします。
画像に記載のように、上部の「プリンシパルの設定をクリックすると、下部のグレーアウトしている部分が選択出来るようになります。
その状態で、フルコントロールにチェックします。
最後に右下の「OK」をクリックして元のプロパティ画面でも、「OK」をクリックします。
たまに、ウイルス対策が強過ぎると、ファイルにアクセスできなくなる場合もあります。なので、ウイルス対策の設定を確認することも不可欠です。ウイルス対策プログラムの設定を調べて、ファイルシールドや似たような設定があるかどうかを確認してください。もしそういう設定があれば、それをオフにして、もう一度ファイルにアクセスしてみてください。効果がない場合は、ウイルス対策を一時的に完全にオフにして、再度確認してみてください。
Windowsでフォルダーやファイルの「アクセスが拒否されました」というエラーメッセージが表示された際の解決案は上記でまとめています。「アクセスが拒否されました」という問題を解決する前に、念のためにアクセス不可能のファイルからデータを抽出するのはすごく大切です。なので、データ復旧ソフトを用意しておくのは必要となります。ご興味があるかた、ぜひお試してください。