東芝Satellite SSDアップグレード|全シリーズ対応

さわこ |カテゴリ:ディスクコピー| 2025年09月02日に更新

概要:

お使いのToshiba SatelliteをHDDからSSDにアップグレードしたいとお考えですか?それなら、この究極のガイドがお役に立ちます。OSを再インストールすることなく、古いディスクから新しいSSDへすべてのデータを移行し、手間なくディスクを切り替える方法をご紹介します。

東芝Satelliteシリーズは、かつて学生やビジネスユーザー、日常使いのユーザーに人気のあったノートパソコンで、手頃な価格と安定した性能が魅力でした。モデルの種類も豊富で、ウェブ閲覧、文書作成、動画再生など、基本的な作業には十分対応できる仕様となっていました。

しかし、発売から時間が経つにつれて、多くのSatelliteモデルは動作が遅く感じられるようになり、とくに従来のHDDを搭載している機種ではそれが顕著です。そんなときにおすすめなのが、SSDへのアップグレードです。SSDに換装することで、パソコンの起動や操作が格段にスピードアップし、快適な動作が得られます。

本ガイドでは、SSDアップグレードの手順をわかりやすく解説します。互換性の確認から、現在のシステムのクローン作成、取り付け後の設定まで、必要な情報を網羅。Satellite C55、L755などの人気機種にも対応済みで、対応表やおすすめツール、プロのコツも紹介しているので、安心してアップグレードに挑戦できます。

東芝SatelliteをSSDにアップグレードする前の準備

SSDのアップグレードを始める前に、必要な道具をそろえたり、システムの確認を行うことで、スムーズに作業を進めることができます。以下に準備すべき項目をご紹介します。

対応するSSDを用意する

まず最初に、ノートパソコンが対応しているSSDの接続方式(インターフェース)、形状(フォームファクター)、および容量制限を確認しましょう。購入前には、東芝Satellite向けのSSD互換性チャートをご覧ください。そこに記載された情報を参考に適切なSSDを選ぶことで、トラブルを避けることができます。

モデル インターフェイス ドライブの高さ 確認済み最大容量
SatelliteC55 SATA III 7mm 1TB
SatelliteL755 SATA II 9.5mm 500GB
SatelliteL845 SATA III 7mm 1TB
SatelliteS55 SATA III 7mm 2TB
SatelliteA665 SATA II 9.5mm 1TB
SatelliteP755 SATA III 9.5mm 1TB

🔍 ヒント

  • 古いモデル(SATA II)の場合でも、SSDに換装することでパフォーマンスは向上します。ただし、接続インターフェースの制限により、SSDの速度が最大限に発揮されないことがあります。
  • SSDを購入する前には、必ず自分の東芝Satelliteのモデル番号やBIOSバージョンを確認してください。

信頼できるディスククローンツールをダウンロード

東芝SatelliteのHDDをSSDにアップグレードする際には、OSやデータの安全性を保つことが大切です。EaseUS Disk Copyは、Windowsの再インストールやデータの消失を防ぎながら、東芝SatelliteのユーザーがSSDへスムーズに移行できるよう設計された、信頼性が高く使いやすいツールです。

このツールを使えば、OS、アプリ、個人データを含むハードディスク全体を新しいSSDに直接クローンできます。ステップバイステップで操作を案内してくれるため、初心者でも簡単にアップグレードが可能です。

東芝SatelliteのSSD換装をストレスなく行いたい方に最適なパートナーです。今すぐダウンロードして、アップグレード作業の準備を始めましょう。

USB-SATAアダプターまたはSSDケース

多くの東芝SatelliteノートパソコンにはSSDスロットが1つしか搭載されていないため、クローン作業を行うには、新しいSSDをノートパソコンに接続するためのアダプターや外付けSSDケースが必要になります。

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東芝SatelliteのHDDをSSDにアップグレードする方法

必要な準備が整ったら、以下の手順に従って、東芝 SatelliteのHDDからSSDへのクローン・アップグレードを進めましょう。データを正確に移行するために、各ステップを慎重に実行してください。

パート1.新しいSSDを接続する

USB-SATAアダプターやSSD用外付けケースを使って、SSDをノートパソコンに接続します。クローン作業中のデータ転送を高速に行うため、USB 3.0以上に対応したアダプターまたはケースを使用するのがおすすめです。

パート2.古いハードディスクを新しいSSDにクローンする

ステップ1.EaseUS Disk CopyをPCにダウンロードし、実行します。「ディスクモード」をクリックし、ソースディスクを選択します。「次へ」をクリックして続行します。

注:ソースディスクをセクタ単位でクローンする場合、ターゲットディスクは少なくともソースディスクと同じサイズかそれ以上のサイズである必要があります。

ステップ2. ターゲットディスクを選択します。ターゲットディスクがSSDの場合、チェックを入れます。さらに、ディスクの自動調整なども選択できます。

ステップ3. クローンすると、ターゲットディスクのデータが消去されますので、ご注意ください。そして「続ける」をクリックして、クローン作業を開始します。

パート3.実際にHDDをSSDに交換する

  • ノートパソコンの電源を切り、バッテリーが取り外し可能な場合は取り外します。
  • 小型のプラスドライバーを使って、背面パネルまたはドライブベイのカバーを開けます。
  • 古いHDDをやさしく取り外し、SATAケーブルを抜きます。
  • 同じ位置にSSDを接続し、ネジでしっかり固定します。

アップグレード後の設定:SSD用の構成確認

東芝 SatelliteにSSDを物理的に取り付けた後は、システムが新しいドライブを正しく認識し、SSDのパフォーマンスを最大限に引き出すための基本的な設定がいくつか必要です。これらのステップは安定性とスピードに直結するため、忘れずに実行しましょう。

BIOS設定と起動順の確認

  • BIOSに入る:東芝 Satelliteの電源を入れたらすぐに、F2、F12、またはDeleteキー(機種により異なります)を押してBIOS/UEFI設定メニューに入ります。
  • AHCIモードを有効にする:SATA設定項目に移動し、「IDE」ではなく「AHCI」モードが選択されていることを確認します。AHCIはSSDの性能と互換性を最大化します。
  • SSDを起動ディスクに設定:[Boot(起動)]タブに移動し、新しくクローンしたSSDを起動順位の一番上に設定します。これにより、PCは正しいディスクから起動されます。

SSD向けのシステム最適化設定

新しいSSDからWindowsを正常に起動した後は、SSDの速度と寿命を最大限に引き出すために、以下の設定を行いましょう:

  • TRIMの有効化:TRIM機能は、OSがSSDに対して「不要になったデータブロック」を通知する機能で、長期的な性能維持に役立ちます。通常はWindows 7以降で自動的に有効になっていますが、念のため確認しましょう。
  • ディスクのデフラグ(最適化)を無効化:SSDにはデフラグは不要で、むしろ劣化を早める可能性があります。
  •  コントロールパネル → 管理ツール →「ドライブの最適化とデフラグ」を開いて、SSDを選択し、「自動的に最適化しない」設定にしておきましょう。
  • 4Kアライメントの確認と修正:4Kアライメントが適切でないと、SSDの読み書き性能が低下します。EaseUS Partition Masterなどのツールを使って確認し、必要なら位置を調整します。
  • 電源プランの最適化:コントロールパネル → 電源オプションから「高パフォーマンス」モードを選択し、アイドル時のSSDの速度低下を避けるようにします。

これらの小さな調整を行うだけで、東芝 SatelliteはSSD換装後により速く・静かに・安定して動作するようになります。

 

まとめ

東芝 SatelliteノートパソコンのSSDへのアップグレードは、コストを抑えながら体感できるほどのパフォーマンス向上を得られる賢い選択です。必要なツールと少しの準備があれば、古いノートパソコンでもまるで新品のような快適な操作感を取り戻すことができます。

EaseUS Disk Copyは、ディスクのクローン作成やOS移行をスムーズに行うための信頼性の高いソリューションを提供しており、初めての方でも安心して作業が行えます。

よくある質問

1.東芝SatelliteにSSDを取り付けることはできますか?

はい、多くの東芝 SatelliteノートパソコンはSSDへのアップグレードに対応しています。これらのモデルは一般的に2.5インチのSATAハードディスクを使用しており、同じインターフェースのSATA SSDに簡単に交換できます。このアップグレードにより、パフォーマンスの大幅な向上、起動時間の短縮、システムの応答性改善が期待できます。交換する際は、元のドライブと同じ物理サイズ・インターフェースのSSDを選んでください。ほとんどのモデルでは、7mmまたは9.5mm厚のSSDに対応しています。

2.東芝Satelliteはいつ生産終了になりましたか?

東芝は2016年にコンシューマー向けPC市場から撤退し、それに伴いSatelliteシリーズのノートパソコンも正式に生産終了となりました。ただし、現在でも多くのSatelliteラップトップが現役で使用されています。標準的なハードウェア構成と交換可能な部品を持っているため、SSD換装やメモリの増設がしやすく、使用可能な期間を大幅に延ばすことができます。

3.古いノートパソコンをSSDにアップグレードすることはできますか?

はい、古いノートパソコンをSSDにアップグレードすることは、スピードや全体的なパフォーマンスを向上させる最も効果的な方法のひとつです。一般的に、既存のハードディスクをクローンし、物理的に交換し、BIOSで簡単な設定変更を行うだけで完了します。使用年数が8〜10年以上の古いノートパソコンでも、SSDへの換装により大きな効果が得られることがあります。

4.東芝Satelliteはアップグレード可能ですか?

もちろん可能です。東芝 Satelliteは多くのモデルがアップグレードに適した設計になっています。HDDをSSDに交換したり、メモリ(RAM)の増設をしたり、一部のモデルではWi-Fiカードやバッテリーの交換も可能です。これらのアップグレードによって、パソコンの動作速度や使い勝手が大きく向上します。アップグレードを行う前に、必ずお使いのモデルの仕様を確認し、互換性のあるパーツを選びましょう。