[方法] Zoom会議の様子をホストの許可あり・なしで録画する

2020年上半期から、コロナウイルス感染拡大に伴って、テレワーク、在宅勤務をするようになった方や、オンライン授業に参加する学生の方がかなり増えてきているようです。通勤、通学が制限されても、ビジネスや教育の場では、双方のコミュニケーションが不可欠ですよね。そんな状況の中、需要がさらに急増しているのが「Zoom」です。Zoomを使って、ミーティングやオンライン授業を行う機会がかなり多くなっています。

Zoom会議や授業をする中で、「会議の様子を録画して、記録として残しておきたい」、「授業を録画して、復習に使いたい」、「会議・授業の様子を録画して、参加できなかった人と共有したい」、そんな状況にある方に、今日の記事は必見です。

Zoom会議を録画できる？（主催者の許可あり・なしで）

主催者の許可あり

Zoomミーティング主催者の許可が得られた場合、Zoomアプリ内蔵の録画機能をつかって、会議・授業の様子を録画し、残すことが可能です。

主催者の許可なし

もしも、Zoomミーティング主催者の許可が得られなかった場合、その他のソフトを使用して、会議・授業の様子を録画することも可能です。

今日は、上記のZoom会議で録画する方法を皆さんに解説します。具体的には、下記の2点：

• 1. 内蔵機能を使って録画する方法
• 2. Zoom以外のソフトウェアを使用してZoom会議をホストの許可なしでも録画できる方法を紹介します。

お見逃しなく！

EaseUSの無料スクリーン録画・編集ソフト「EaseUS RecExperts」で、PC上で録画した動画をクロップしたり、テキスト・オーバーレイ・画面切り替え効果・テキスト・タイトルを追加したりして、より上級な動画づくりを。

ホストの許可あり：Zoom内蔵機能で録画

Zoomは、オンライン会議ツールとして、社内での会議、顧客との会議などに使用され、コンピューターのデスクトップ上はもちろん、モバイルアプリとしても普及しています。Zoomミーティングを行う際、会議の主催者が許可をすれば、Zoom上でその様子を簡単に録画することが可能です。

ミーティングやセミナーを録画する方法には、2種類あります。

• ①クラウドレコーディング
• ②ローカルレコーディング

①のクラウドレコーディングは、その名の通り、クラウド上に録画を保存する方法なのですが、このレコーディングには、有料会員になる必要があります。録画したミーティングの様子をオンライン上で共有する必要があれば、こちらの方法が便利かもしれません。

一方で、②のローカルレコーディングは、PCのローカルディスクに保存されることになります。この方法であれば、無料会員のままでも使用できます。

また、Zoomアプリをスマートフォンで利用されている場合、①のクラウドレコーディングのみが適応されるため、注意が必要です。

では、録画の手順を紹介します。

ステップ1：ミーティングに参加し、通話中の画面で、「レコーディング」ボタンをクリックします。

ステップ2：（ここで、有料会員の場合いずれかのレコーディング方法を選択する必要があります。）すると、録画が開始されます。

ステップ3： 会議の途中で、録画を一時停止したい場合は、「一時停止」ボタンをクリックし、自由に操作可能です。

会議を録画し終えたら、「停止 」をクリックして、録画を終了します。

ステップ4：録画動画のファイルはmp4に変換され、自動でZoomフォルダーに保存されます。

• PC: C:\Users\User Name\Documents\Zoom
• Mac: /Users/User Name/Documents/Zoom

録画ファイルの保存場所を変更したい場合は、設定で変更も可能です。 

ステップ5：録画したミーティングは、Google Drive等のクラウドサービスや、動画ストリーミングプラットフォームで共有可能です。

ホストの許可なし：Zoom以外のソフトウェアを使って録画

• 自分がZoom会議の主催者ではない？
• Zoom会議の参加者として録画したい？
• Zoom会議の出席者として録画したい？
• どうやってZoom会議の録画動画を共有したらいい？

場合によっては、「会議のホストがレコーディングの許可をしてくれない、でも自分用に保存したい」、なんてこともあると思います。この時は、Zoom上の機能は利用できないのですが、そのほかのスクリーンレコーダーを使って、録画をすることができます。

代わりの方法として紹介したいソフトが、「ApowersoftのフリーオンラインPC画面録画ソフト」です。

1.Apowersoft Online Screen Recorder

様々な条件によって、Zoom上のレコーディング機能が使用できない場合、「Apowersoft Online Screen Recorder」は、無料で、ミーティングの様子を録画するのにもってこいのオンラインソフトです。このソフトは、ランチャーをダウンロードする必要なあるものの、Javaアプレットは要りませんし、Windows、Mac、アンドロイド、iOSに対応しており、非常に便利です。

以下のURLから製品サイトにアクセスできます。

https://www.apowersoft.jp/free-online-screen-recorder

使い方を紹介する動画

ステップ1：Zoomミーティングの行われる端末で、Apowersoft Online Screen Recorderのウェブサイトを開きます。

ステップ2：ミーティングが始まったら、「録画開始」をクリックし、レコーディングを開始します。

ステップ3：画面の録画範囲や録音音声の設定を行います。一時停止や録画停止をしたい場合も自由に操作できます。

ステップ4：録画後の動画は、PCのローカルディスクに保存することも、直接クラウドストレージやSNSにアップロードすることも可能です。

さらに、このソフトには、映像編集機能もついているので、録画したミーティング動画を編集したい場合にも便利です。

2.EaseUS RecExperts

上記のオンラインソフトウェアではなく、ダウンロード版のスクリーンレコーダー＋編集ソフトウェアが必要な場合におすすめなのが「EaseUS RecExperts」です。

ダウンロード版PC画面録画ソフト「EaseUS RecExperts」の使い方

上記のオンライン版は、無料で使用が可能で、ソフト自体のダウンロードは不要ですが、起動ソフトのダウンロードが必要なのと、起動時の安定性を懸念される場合、PC画面録画ソフトのダウンロードをおすすめします。

ステップ1.EaseUS RecExpertsを開き、4つの機能が見られます。全画面を録画するには【フルスクリーン】を選択して、「REC」ボタンをクリックします。

ステップ2.5秒後、画面録画が自動的に開始されます。録画中にツールバーが表示されるので、ここでスクリーンショットを撮ったり、ツールバーを画したりすることができます。

ステップ3.録画が終わると、録画リストで録画のファイルを確認することができます。録画ファイルを右クリックすると、録画ファイルを「編集」したり、「圧縮」したりすることができます。

このPC画面録画ソフトには、多くの機能が備わっており、MP4ファイル形式から、その他AVI、WMV、FLV、SWFへの変換も可能です。さらに録画モードも、選択可能であるため、パソコン上の選択した範囲のみを録画することもできます。このソフト上で、録画した動画を編集する機能もあるので、一度無料バージョンを試してみてください。

まとめ

この記事では、Zoomミーティングを録画する方法を大きく2つに分けて紹介しました。

• 会議のホストや、ホストに許可された参加者は、Zoom内蔵のレコーディング機能を使って録画する。
• ホストに許可されていない場合は、そのほかのスクリーンレコーダーを使用して、録画する。

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